最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
単体で大気圏突入出来るローズスリーはマジロマン、第17話。流石エースの機体は違うでぇ。しかも他二人のシールドまでこなせるという、他のロボアニメだったら垂涎のスペックである。まぁ、チェインバーなら多分何の問題も無く出来るんだろうけどさ。 前回多少なりともインターバルの趣で動きが少なかった分、今回はがっつりとマジェプリらしい楽しさ、激しさがてんこ盛りである。戦闘シーンについては毎回引き倒すくらいに褒めてたりするが、今回も自由闊達なクレイン君の機体を中心に様々なシチュエーションでがっつり燃えられるシーンが目白押し。久しぶりに残念ファイブの面々が機体の個性を明確にして役割分担出来ていたのも、この作品ならではの楽しさがある。まぁ、ブラックシックスは早速単独行動になってましたけど……仕方ないよね、追加戦士って合体技に加われないから何かと理由を付けて単騎で戦わされるはめになるんだ。そのへん、スルガの中の人はよくご存じかと思います。まぁ、アンジュも残念ファイブとの距離感を計りかねていたみたいなとこあるし、ある程度好き勝手出来るドーベルマンとの共同作業で伸び伸び戦えた方が幸せそうでいいじゃない。絶対防衛線超えてきた戦力の割に、アンジュ1人でボコボコに出来てるあたりがどうかと思うけども。ルメスさんがいったん待機状態に入ったからあっちの戦力は抑えられてるのかね。 ウルガル側についてはジアート様が「なんかよく分からんけど凄い人っぽい」アピールをした程度で、後は着実にクレイン君が死亡フラグを重ねるだけなので、今回はじっくりと仲間側の動向を見られる。前回中心となっていたアサギであるが、当人が申告した「いちアッシュ乗りでありたい」という希望は今のところ問題無い。しかし、チーム内での立ち位置については上層部からの扱いもあって考える部分であり、今回は「イズルに敵大将の討伐を任せる」という形で自分なりの意志を示す形になった。活躍もしたいし、誰よりも上手くアッシュを使いたいという願いはあるものの、あくまでもそれは自分の勝手な願いであって、今回の目的はあくまで戦線の防衛。自分の持つ情報を鑑みて最適な判断を下すことが、アサギに出来る最大の攻撃なのである。一歩引いた場所で見ているのは事実だろうが、環境が変わって多少まごついていたイズルの制御に成功したのは、間違いなくアサギのおかげであろう。 アサギがイズルにエースの座を譲ったことでとばっちりを食った(?)のがタマキ。こんなことでエースの座を奪われるなんて計算外だったな……完全防備のローズスリーは大気圏も余裕でぶち抜くスピードスター兼重戦車。今回はそのハイスペックを利用してアサギとスルガを無事地球に送り届けると同時に、最大戦力となって学園の防衛に当たる。どこまで行ってもテンションが変わらずへちょ顔を見せてくれるのもタマキの大事な役目だが、加えて、何故かタマキのコクピットが描写される時だけアングルが変なのも大事なお仕事の1つといえるだろうか。個人的に奇乳はちょっと引くので、最初に出てきた尻からあおるアングルが好きです。「変態的なコンテ割りやな」と思ってたら、今回は監督コンテでした。変態です。 もう1人のサービス要員(?)ケイは、残念ながら今回お休み。何しろあの繊細そうなローズスリーじゃ大気圏突入はちょっと無理ですから。まぁ、ケイは直接戦闘になると具体的にドンパチやるわけじゃないからなかなか活躍してるように見えないのは可哀想だけどね。今回は、4機の出撃シーンがたっぷりとした尺で描かれたおかげで、ドックからラウンチしてがこんがこんと変形、出撃する一連のシーケンスが楽しめたのは良かった。ローズスリーのフォルムはやっぱりイカスよね。基本的にあんまりメカ燃え属性は無いのだけど、今回はこの出撃シーンの描き込みと、珍しい地球の明るい環境下での戦闘のおかげで、各機体とも格好良さ3割増しで見えました。ブルーワンはソードまで含めてなかなか完成度が高いと思うんだ。「マジェプリ無双」とかでたら使ってみたい機体(まぁ、最初はローズスリーで出るけどね……)。 主人公機であるレッドファイブはいかにもメイン然としたフォルムとバトルスタイルで、地上でのドンパチも相手に引けを取らない。クレイン君の機体の守備力はあり得ないレベルのようでなかなか致命傷にはならないのだが、コロニーレーザーばりの光学兵器を喰らって立ち上がった奴に一度でも土を付けたと考えれば大したもんである。まぁ、ブラックシックスにはボコられてた機体ですけどね。ウルガル機って、雑魚メカですら単体で大気圏突入出来るんだから丈夫さの次元が違う。いや、単に中にパイロットがいない分、高温条件下でも気にならないだけかな。 そして、そんなコロニーレーザーを打ち抜くお仕事を担当したのが、我らがガンナー、スルガ君である。数万キロから直接照射をたたき込むなんて芸当、強化人間でもとうてい無理だとは思うのだが、まぁ、コンピュータ制御のアシストがあったから出来たってことにしておこう。「何となく作っておいた」レベルであれだけの兵器が開発出来るおやっさん達のチームって恐ろしいスペックだよな。なんであんな優秀なメカニックがいるのに、地球軍の艦隊はあんなにショボく見えるんだろう。ただ、今回すげぇと思ったのは、光学兵器でもなく、それを操ったゴールドフォーでもなく、それを操ったアサギ……でもなく、あの台詞をクリアした中の人である。「こんな事出来るの俺くらいでしょ!」とスルガが調子に乗ってみたわけだが、その台詞はそっくりそのまま中の人に言える。あれだけのハイテンション長台詞、しかもきちんとスルガの勢いを維持して完成させた池田君、やっぱりすげぇ。そりゃゆかちやぴかしゃに感心されるわけだわ。あんだけスルガが苦労したんだから、さぞかしダメージも大きかろう、と期待した結果……クレイン君起き上がったよ。そりゃま、来週が「後篇」なのは分かってたんだからまだ起き上がってくるのはいいけど、外見上はノーダメージに見えたんですが、大丈夫なんでしょうか。いや、だからブラックシックスにボコられてましたやんて。クレイン君も、今作最初の戦死者になりたくないから必死である。この作品、みんなして死亡フラグ折るのが上手いからなぁ。パトリック君とかさ。 次回予告ではラダさんが愉快な動きでぽよんぽよんしてましたけど、はたして誰が死ぬでしょうね。いや、もう18話ですからね、そろそろまとめにかからんと、どう考えても終わらないですがな。 PR 敵側の少年の衣装がジェイスにしか見えない、第4話。そりゃ精神を操る魔法が得意なはずである。触手っぽい武器を使うのもなんか納得、あいつ、ウナギっぽい魚とか使役してるからな。 ダイモニアに取り付かれた一般人が現れて、それをぶっ叩くうちに仲間内の意思疎通が行われていくというお話の構成になっている。こうしてみるとまるで仮面ライダーのお悩み解決展開のようである。ただ、違うのはキタエリによって容赦無く取り付かれた人間もろともぶっ殺されるというところ。まぁ、現時点では取り憑かれた人間についての意見が真っ二つに分かれているからそうなってるだけだけどね。今後は仲間内で過去話なども展開させながら意思疎通していく展開になるだろうから、被害者の扱いも変わっていくことだろう。でないとあかりが救われないからな。毎回毎回従姉妹の死に顔動画ばっかり再生されてたら、そらおかしくもなるわ。冬菜ちゃんは本当に「あかりの後悔の念」の象徴でしかないのだろうか。復活無いかなぁ、出来れば悪側で。 今回のお悩みは、エラいストレートな形での「世の中間違ってる」思想を持つ女子高生。CV早見沙織での悪堕ちというなかなか貴重なシチュエーションで、うなったりよがったりするはやみんの声が聞けるのは実によろしい。まぁ、キャラデザがアレなので大して萌えポイントは加算されないのが難だが、悪堕ちの展開が非常に分かりやすかったし、あの絵でも充分キチッちゃってる感じは出ているので、序盤のミッションとしてはすんなり解決出来るものである。 今回ダエモニアの誕生の秘密も解説され、それによると敵側も含めて全てがタロットモチーフでまとめられているらしい。一応、ゲストキャラにもタロットはあてがわれているようで、具現化した時にもそのモチーフが踏襲されてるのかな? いや、よくわからんかったけども。どっちかっていうと、具現化させてしまった人間の欲望がそのまま様々なガジェットとなって全体像を構成するというコンセプト自体はまどマギの魔女化と同じに見える。まぁ、イヌカレー空間よりはよっぽどシンプルで分かりやすいけども、その分面白味には欠けるだろうか。ただ、魔女と違ってダエモニアは(何故か)はっきりと会話出来るので、堕ちてしまった人間との対話というシナリオが書きやすく、よりシンプルな人情ドラマが構成しやすい。今後はその辺もダークなシナリオを交えながら書いてくことになるんでしょうかね。今となっては割と陳腐な中身ではあるので、何とかこの作品オリジナルの見せ方を出してほしいところである。 もこっちのスペックが気になる今日この頃、第4話。考えてみりゃ、黒髪ロングの物静かな女子高生なんて、オタクマインドのど真ん中を射貫くキャラじゃないですか。更に「エロい」までおまけで付いてきます。残った問題はフィジカルの部分ですよ。冒頭の悪夢エピソードからすると、乳はよっぽど無い。きょぬーの人間はうつぶせで寝るのは苦しいそうですからね(ソースは大亀あすか)。しょぼんクッション突っ込んで寝られるってことはよっぽど。更に、その後の痴漢エピソードの立ち姿をみるに、身長もかなり小さい? どれくらいのスペックなんだろう。知りたいような、そうでもないような。 今回も的確に救いの無いエピソードてんこ盛りでお送りしております本作。斜め上の酷い出来事に、もこっちのSAN値は下がりっぱなしです。そして、その方向性こそが一番正しいというのが救いのない部分です。悪夢のお話は仕方ないとして、問題はその後の教室での一幕である。「眠い」+「欲求不満」=「授業中の淫夢」ってのもどうかと思うが、テスト中に寝てても先生に注意されないレベルってよっぽどである。更に普通のアニメだったら「寝不足のせいでテストの点が散々」っていうのがオチになるのが普通だが、もこっちの場合、テストの点なんてどうでもいいのである。とにかく他人にどん引きされるのがオチになることが運命だから。授業中に女子高生のアヘ顔って、なかなかのエロシチュエーションじゃございません? いや、この作品の場合、シチュエーションだけならストレートにエロいものがてんこ盛りなんですよ。「痴漢に憧れる少女」とか、「憧れの下着を買いに行くJK」とか、そのままのルートでいけばエロ漫画のシナリオが軽く2,3本は出来上がるくらいの密度でシチュエーションは揃っている。「ちゅーぶら」なんてアニメもありましたしね。しかし、ただ1点「主人公がもこっちである」というだけで全ての下準備が台無しに。おかしいなぁ。電車の中で言ってること、妄想してることなんかは全部エロいことのはずなのに……優ちゃんだったら余裕でエロいはずなのに……「優ちゃん部分だけ取り出してエロいアニメとしてみる」というのも、ある意味正しい楽しみ方なのかもしれませんよ。もしそれが出来ないのだとしたら、あとは「もこっちのエロクナイ可愛らしさ」を楽しむ以外にはない。何が流石って、1680円のパンツを失ったことを「大きな痛手」と言ってるのに、その心の傷を癒すために何倍もするBLゲームは何の迷いもなく買えてしまうところ。しかもBLはそこまで好きじゃないって言ってるのに。はたして、「そこまで興味が無い」女子はBLゲーで癒されるのだろうか。まぁ、結果的に最高に最悪なラストになってましたけどね。もこっちのお父様、一体どんな気持ちで娘を見ていたのか……成長を喜んで……はいないだろうなぁ。次の日からどんな顔して一緒にご飯食べればいいのかなぁ……その娘さん、しばらく結婚とかしないから大事に面倒見てあげて下さいね。こうしてみると、本当に黒木家はもこっち以外の要素は完璧に揃った「普通のいい家族」なんだなぁ……。「回りの人間は基本全員良い人」というこの作品のセッティングは、もこっちの残念感が際だって、よりやるせないものになってます。 今週も、圧倒的いず様のエロ台詞が堪能出来るだけで素晴らしいお話でした。いず様だったらシチュエーションさえ揃えば「勃起もんだぜ」くらいは言ってそうな気もする。「どんなパンツはいてんの」くらいは、普通に聞く。最終的な被害者は、何故かそらまる。 エンドカードの金糸雀が可愛かったのかしら、第4話。あの2人の絡みってあんまり無かったからなんか新鮮。第1ドールと第2ドールなのにね。ちなみに今回真紅が語っていた他のドールの状況のトコで金糸雀の名前だけ挙がらなかったのは何故なのかしら? 無視されてるわけじゃないよね…… 今回も非常に分かりやすい監督コンテ回。今回はやや明るめの成分が多いお話だったが、その分明るさを取りやすくなったライティングの妙が光る回である。最初にNのフィールドを脱出して、その後はいよいよ真紅復活からのバトル展開か! と思っていたら、結局まるまる1話使って「ティーポット買いに行くだけ」というのも凄まじいシナリオであるが、なんだかそれだけではなかったような緊張感があり、どっと疲れが出るのは流石の畠山節。1つ1つのシーンでとにかくずしりと重みが出るのは、このゆったりしたテンポも加味すると実に顕著な特徴になっているといえるだろう。個人的には、最後にジュンがお茶を入れた後の台所のカットがお気に入りで、それまで本当に薄暗くてしみったれた下宿の中で嫌々お茶を入れさせられていたのに、最後の1回は台所に眩しいライトが灯っており、ジュンがその中で少し嬉しそうな顔をしていたのが印象的だった。 その他、最初にホーリエに促されてネジを巻くまでの矯めつ眇めつ真紅をいじくり回すシーンや、バイト先のレジで嫌な店長にじっと顔を見られるシーンなど、1つ1つのカットで「今ジュンはどんな気持ちなのだろう」ということを考えるだけの余裕があり、言外に多くの情報が盛り込まれている。リュックの中の真紅が声だけでジュンの心情を感じとり、「巻いた」ジュンと同じ人間なのだ、と感じ取る描写なんかも気が利いている。そしてなんと言っても、ジュンが見ていないところで1人ちょこちょこ歩き回る真紅の可愛らしさ。元々真紅ってドールの中でもあんまり愛嬌の無い方なのだが、今作はドールのデザインが一回り小さくなっており、そんな彼女が狭い下宿を何の気なしに歩き回っているところがやたら萌える。とどめは当然ジュンの靴を履いてみるシーン。真紅ったら、意外とお茶目なところもあるのよね。ホームセンターにいって「犬の」ティーポットを所望したところで「そういやクンクンとかいたな」ということを久しぶりに思い出したのであった。雛苺が居てくれればもう少しコミカルな顔も多く見られるんだろうけどなー。まぁ、出会いのエピソードとしてはこれくらいのウェイトが良いのでしょうね。 女の子と会話も出来たし、なんだかいい感じになってジュンの気持ちも盛り上がってきた。わけだが、そんなうらやま けしからんテンションが長続きするはずもなく、最後はじわじわとにじり寄る不気味な雪華綺晶の襲来で締め。一人畳に座っている真紅を一気にズームアウトするカットも、いかにもホラーっぽい画面の揺らし方が不気味さを煽っていて楽しい。はたして、雪華綺晶ってどんだけ強いのでしょう。CV千葉千恵巳の時点で、何か恐ろしい力を持っている感はありますけども。 ファンタジッタッドー! 第4話。もう完全になめきってて視聴の順番がすげぇ後回しになってたせいで今頃観たんだけど、なんやこのアニメ。おもろいやんけ! 今までじわじわ溜まってきたアホが4話でボロボロとキャパを超えてこぼれだした感じだろうか。 「朝アニメのよう」というのがこのアニメによく見られる感想なわけだが、確かに朝アニメっぽさというのはそのままである。そして、朝アニメというのは、往々にして特大の狂気を孕んでいるものらしい。私は毎度毎度そういう番組を逃してしまう残念な人間なので具体例はなかなか出てこないのだが、「マイメロ」なんかはかなりのピーっぷりだったらしいし、「ジュエルペット」の危険さなんかも漏れ聞いている。現在放送中の「マイリトルポニー」だって、その恐ろしさは説明不要だ。そうした「隠そうとしてもにじみ出る狂気」成分を深夜アニメ枠に持ち込もうというのがこの作品の目的なのだとしたら、なるほど、これは成功といえるかもしれない。まぁ、今のところどこまでが制作者側の狙いなのかは定かでないのだけども。 狂気の片鱗はシナリオ上の様々なポイントで確認出来る。前回あれだけ思い悩んでいた「ホントはホラー苦手なのに」を秒で解決するくだりなんかは軽いジャブ。「お風呂ルーレット!」→ヨーヨーとかもひでぇインパクトがあるし、ドールどうしの戦いが緊迫したのに、生身の人間のワンパンでドールが吹っ飛ぶシーンなんかも容赦無い。「酷い事」が描かれているはずなのに何の溜めもなくごく当然のように流されるのが狂気に感じられるんだろう。今回キャラ作画はどこかおかしな部分があったのだが、その分クライマックスでアクション作画などが面白く、画面も退屈が無かった。コンテ演出に越田知明氏という名前がクレジットされている。こういうクセが出る描き方が出来る人は良いよね。 しめじの辛い過去が明かされ、旧友アロエとの関係性も分かった。その上で「泣きのエピソード」が入り、しっぽりするはずのお話なのに、窮地で突如現れる特大バッテリー(電池)とか、衝撃の「不採用通知」など、理不尽のオンパレードで泣く暇を与えない。というか、そもそも泣かせる気が無い。最後にあのにーちゃんが改心するくだりなんて、説明一切無いからな。このちぐはぐなテンション、嫌いじゃないぜ! もう、ホントにこの世界のルールはわからねぇな。アロエに使われたカードの効果とかもさっぱりで、「ザ・ゴッドオブサンダー」かと思いきや謎のお仕置き自爆装置になったり、この世界のカードはどこまでも自由。マドレーヌさん、のんびり解説してないでさっさと助けてよ。 繰り返しになるが、不安定になるシナリオラインだけでそんなに食いつけるわけではない。覚醒したしめじによるアクションシーンのモーションが本当に見事だったために、ワンランク上の狂気が演出できたことが大きなプラス。まぁ、その割にアロエ自爆シーンがすげぇあっけなかったり、色々とバランスがおかしかったりはするのだが……このドキドキ感はお利口にまとまったアニメじゃ楽しめないものですよ。斎藤久はもっとガンガンこういうヘンテコ愉快な画面で楽しませてくれればいいと思うの。 サブタイ詐欺やんけ! 第4話。ひげはあったが、ボインが無い。ボインどこだ! あ、ひょっとして矢島ちゃん…… 最近はアニメや漫画でのコミケ登場率が異常。いや、そういうメディアばっかり見てるせいかもしれないけども、一昔前まではアングラの象徴であったはずのコミケも、今やすっかり夏の風物詩である。季語辞典見たら「夏と冬の季語」って掲載されててもおかしくないレベル。まぁ、「お祭り」には違いないので、確かに日本人の心にヒットするイベントなのかもしれないけどね。あたしゃ夏は無理だよ……冬でもきつかったのに。 とにかく、そんなコミケを題材にした、「げんしけん」では定番とも言えるお話。Aパートは相変わらずの波戸中心で、倒錯した男女関係であたふたする矢島ちゃんを眺めるのが主目的。「ひげが生えかけている」なんてことが意識出来る時点で波戸は一体どんな人間なんだと訝しんでしまうが、更に「ひげ+女装は生理的に無理」というよく分からない感性も持っており、いくら話数を重ねて理解が及んだつもりでも、やっぱり分からないコトだらけの奴には違いない。そもそも矢島ちゃんから服借りる流れになったら、彼女よりもまずお前が反応しろよ、って話である。たとえ相手が誰でも、女性から身ぐるみ剥がしてそのまま着込む(しかも徹夜明け)って、あかんやろ……女性として意識出来る対象なら当然遠慮するだろうし、女性として見ることすら出来ない対象だったらそれはそれで嫌悪感が先立つはず(汗だくの徹夜明けの衣装交換は、たとえ相手が誰だって嫌だろうよ)。何で波戸は無抵抗であの提案を受け入れたんだろう。やっぱり大事な何かが欠けている奴だ。矢島ちゃんホント不憫。現時点で一番共感出来るのって彼女だよなぁ。つまり、敵は吉武である。アイツのノリと勢いも規格外だな。場所が場所なら浮きまくって追い出されるレベル。あれで溶け込めるあたりがげんしけんの恐ろしいところ。 ちなみに勢い任せのコスプレに加えて、Bパートのコミケ会場にもたくさんのネタキャラが仕込まれていたのも今作を見る上で楽しい部分。ずらっと並べた「男の娘」制服ネタとか、ノリノリのスーの様子とか。R田中一郎は今の若い子知らんぞ。吉武のコス(?)は一瞬なんだかわからんかったがあれって海月姫か? 大野さんももう少し気ぃつかったれよ。コミケ会場には監督繋がりでアザゼル・バレンティーノという2大愛され魔獣の姿も。満仲さんはまだ今作では絡んでないけど、監督との関係性を考えれば首領の登場も納得出来るね。そういやコミケ会場にガルパンっぽいのもいたな。果たして会場での肩車はOKなのだろうか。 Bパートのメインは、実はとても良い人だった漫研の藪崎さん。中の人である米澤円が案外がっつり関西の人だったんだなー、というのがよく分かるしゃべりと、同輩がプロデビューしてもやもやした中でもちゃんと仁義を通してくれる人の良さのおかげで、非常に気持ちの良いエピソードになっていた。荻上の旧友との絡みで思い出したが、そういや入ってきた直後の荻上さんって、かなり尖ってたんだっけ。結局あれか、彼氏が出来て丸くなったって奴か。うわぁ、リア充爆発。いや、あの2人はそのままでいいけどね。最後の2人の会話とか、もうそのままで何の問題も無い空気に充ち満ちていたし。今後もこの作品はどんどんリア充がくっついていく話になるのでしょうか。矢島ちゃん、なんとか幸せになってくれ。ちなみに、今回くっちーの台詞が2つくらい。……男の肩身の狭い作品である。 千和結婚! 千和結婚! なんだろ! よく分かんないけど無闇にテンションが上がるよ! なんか従姉妹の子が結婚したみたいな雰囲気になってる! いいじゃない! めでたいことだもの! 昨年あたりから一気に増えた声優結婚報告。おめでたい報告をきちんとファンにも知らせてくれるようになってきたことは我々声オタにとっては実にありがたいことで、去年も何名かの結婚報告で勝手にお祝いさせて頂いた。「記事立てるか、適当につぶやくくらいにするか」っていうのは悩むところで、これまで記事を立てたのは4名である(大原さやか・坂本真綾・田中理恵・伊藤静)。まぁ、あいだ2つは声優同士の結婚で話題性も抜群だったから勢いもあったが、あとは個人的にどのくらい入れ込んでるか、っていう度合いの差である。それを考えたら「千和結婚」はそりゃもう、特上の入れ込み具合ですよ。我が心の声優十二神将(右柱部参照)もぽつぽつ既婚者が増えてきましたね。次は誰かな? 麻美子か、中原麻衣あたりだと予想(桑島法子については、実は隠れて結婚してることを願う)。 そんな12人のうち3人目が、千和である。「結婚かぁ! めでたいな! これを期に千和への想いでも綴ってみるか!」と思ったのであるが、残念ながら千和については2年前にイベントに参加したときの記事であらかた書き綴っていたので、今から書くようなこともあまり無かった。とにかく私が声優地獄にずぶずぶと沈み込んだ当時とてもとてもお世話になった人であり、何があっても魂の深淵から動くことが無いであろう名前である。声優の鑑ともいえるその仕事スタイルは、華の80年度組の中でも一際輝く「実力派」の看板を掲げている。今回の結婚報告で、おそらく業界各所多数からお祝いの報が届くことだろう。アニメ監督に限って考えてみても、新房昭之、舛成孝二、佐藤順一、水島努などなど、千和の手腕を頼みに作品を作り上げた名前は数多く存在している。声優仲間や後輩からも相当な反応があるだろう。とにかく千和が動けば業界も動く。現代アニメに欠かせない存在なのは間違いない。 千和の面白いところは、勃興期とも言える現代アニメの黎明、2000年初頭のデビューであるが、他に数多く存在する「アニメ好きなニューエイジの声優」ではなく、どこまでも役者としての側面から声優業にどっぷりとはまっているという部分であろう。基本的にオタク趣味なんかも無いし、外向的で行動派な性格は強いてあげるなら名塚佳織あたりに近いだろうか。おそらくどんな業界に行っても成功したであろうこの才媛が声優業界にうっかり入ってきたこと、我々は神に感謝せねばなるまい(そしてたかこに感謝せねばなるまい)。今回の結婚報告も実に象徴的で、ブログもツイッターもやってないもんだからしれっと事務所のインフォメーションページで報告なんかしやがっている。アイムのinfoページなんて、1つ前の更新が今年の3月(しかも早見沙織のなりすましツイッターへの注意勧告)、更に前は2年以上前という、誰がチェックしてるんだかもよく分からない場所。最初に見つけた奴はよく気付いたな、と思うが、とにかくそんなところで平気で報告しちゃうあたりが千和イズムである。一応事務所と開示するかどうかは相談したのだろうが、本人は隠すつもりは一切無かっただろう。是非とも今後のラジオとかでいじりまくってほしいものである。 また、細かいところだが、今回入籍報告がなされた日付が、今んところ特に象徴的な日付ではない、というのも「らしい」部分。これまでの例を見ると多くの場合入籍は本人の誕生日に行っており、やはりせっかく結婚する人間の心理からして、自分の記念日に合わせよう、という気持ちが出るのが当然だろう。それが何故か、千和の場合は「なんとなく平日」である。まぁ、他のメモリアルがあるのかもしれないが、ちょっとずれてるあたりがやっぱり面白い。「いつにする?」って聞かれて「好きにしたら?」って答えたんだろうなぁ。 それにしても、やっぱり自分でもよく分からないくらいテンションが上がっている。「30までに結婚しなかったら能登麻美子に一生面倒見てもらう」とか言ってた千和をみてなんだか不安になったあの日々も懐かしい。良かった、これで麻美子が世話しなきゃいけない候補がまた1人減ったよ。あとはあの人とあの人と……嗚呼……頑張れ、ナバ! そして、(いつものオチなので省略されました) 大文字の日に花火はあがらねぇなぁ、第4話。それにしても、ホントに色んな事がある町だな。 頑張って借り受けた奥座敷が空を舞う大文字当日。下鴨家の船ならぬ座敷にやってきたのは、薬師坊のじいさんだけ。矢一郎は色々頑張ってしきたり通りの船を望んでいたようだが、どうにも恰好が付かぬ。それでも世話になった先生を呼び込めただけでも、ひとまず満足といったところだろうか。ワインを燃料に空を飛ぶシュールな座敷で団欒しながら、遥か下界に灯る送り火を見る。なるほど、確かに五山全てが見渡せるビューイングというのはなかなかに贅沢である。しかしまぁ、よくもあれだけの船が空を飛んでいるものだ。しかも、最初の座敷の離陸シーンを見る限り、割と物理的な力で強引に飛んでるようにも見えたし、当日は至るところで青い炎を吹き上げて離陸する船が見られるに違いない。今年も京都の空は狸の船で埋まることになるのかなぁ。下鴨と夷川以外の一族って、一体どんなのがいるんでしょうね。 座敷で語られる昔話は、主に偉大なる父、総一郎についてのものだ。くだんの「偽如意ヶ嶽事件」での活躍を中心に、四兄弟の父親がいかなる人物だったのかが英雄譚として語られる。誇らしい父を覚えている兄弟もあり、物心つかぬたんぽぽの綿毛のような毛玉だったものもあり。誰の口からも悪い話の聞こえてこない総一郎の偉業は、狸や天狗の垣根を越えた実に見事な阿呆であったようだ。実際、すっぽりと山を覆い、木を走らせてだるまを転がす様子は実に痛快である。果たしてどれだけの力があればあのような特大イベントを仕込むことが出来るのかは想像も出来ないが、少なくとも、狸を下に見る傾向の強い天狗の鼻をあかすには充分だったようである。 しかし、そんな父の存在も今は昔。守る盾の無くなった下鴨家はいささか頼りなく、2年連続で夷川の攻撃に晒されてしまう。あげく赤玉先生は弁天の不在に駄々をこね、祝いの席であるはずの座敷はてんやわんやである。夷川の好きにさせていていいものか、ともやもやしながら観ていると、やはり狸も堪忍袋はあるようで、真っ先に矢三郎が、そして同時に母狸もキレる。どこから引っ張り出したかよく分からない「乾坤一擲」の大筒で見事な返礼。まさかのアンカーでピンチに陥るも、相変わらずの毒婦ぶりを見せつける弁天からのサジェスチョンで見事な扇舞。「錨打ち込まれてる状態で相手の船扇いだら自分もヤバいやろ」という当然の帰結も気にせずに、結局2つの家族が地上へ一直線である。京都の山中にボロボロの船と座敷が転がっているのかと思うと、これも胸アツである。赤玉先生、「茶釜ごときに酒は飲ません!」と叫んでいたが、元々アンタの持ち物なんだから、そのくらいはなんとか我慢しておくれよ。 わざわざ1週かけて準備した大文字のイベントは、矢三郎の阿呆ランクが1つ上がったところでお開きでございます。次のイベントは何になるんでしょうね。今回、コンテに岡村天斎という謎のセッティングでちょっと笑ってしまった。意外に思ってたら、案外P.A.での仕事も少なくないのね。なんとかDARKERの新作早う。 捨て回かと思ったら意外に良い話になっていたよ、第66話。いや、理不尽なのも無茶苦茶なのも相変わらずだけど、このくらいの適当さはいつも通りですし。ケリー先輩がなんだかいいキャラだったのと、エマちゃんが可愛かったので許せそうな気がする。 Aパートはもう、理不尽の嵐。というかある意味正論と正論のぶつかりあいでもある。圧倒的戦力差を持つ青銅と鋼鉄の関係性が赤裸々に描かれており、この世界では貴重な「聖闘士じゃない一般人の心情」もなんとなくくみ取ることが出来る。ただ、終盤の恰好いい展開に比べると、戦場であたふたする鋼鉄コンビの情けなさはどうにもフォローしがたい。昴が頼もしく見えるという希有な状況である。基本的にスチールボルトアローくらいしか武器がない鋼鉄に頑張れってのも酷な話なのかもしれないが、わざわざパラスベルダまでついてきて戦う意志を表明したんだから、もう少し頑張れる連中じゃねぇのかよ、と。「逃げるしかない!」と慌てふためき、「自分たちは4級(この呼び方初めてじゃないか?)よりも弱いんだ」と落ち込む。そんなことなら本当に足手まといだと自ら証明しているようなもんである。さっさと帰れ、である。 そして、「わざわざ戻ってきてやったぜ!」と大義名分を忘れてる感がある蒼摩との出会い。まぁ、蒼摩の場合は本当に「弱きを助ける」キャラなので、味方の劣勢を放っておけなかったのは仕方ないのだろうけども。自分たちが苦労していた4級パラサイトを一網打尽にする蒼摩との出会いは色々と刺激的だったみたいで、そこからの一同の会話は本当に「そらそうよ」のオンパレード。全編見た後だと、蒼摩&昴側の言い分も、鋼鉄コンビの言い分もそれなりに思うところがあるのは分かるが、リアルタイムで見てると「それ言ったらおしまいじゃ……」という台詞もちらほら。 【エマ】「何をへらへら笑っているんですか」(正論) 【昴】「そりゃ八つ当たりってもんだぜ。パラサイトの下っ端相手にピンチになるお前らが悪いんじゃねぇか」(正論) 【エマ】「私たちが足手まといって事?」(事実) 【エマ】「私たちって必要なんでしょうか? 敵も倒せず、ただやられていくばかりで……」(事実) 【エマ】「気合い馬鹿は黙ってなさいよ!」(正論) 結局、エマさんは何しに戦場まで来たんでしょうね。そのまま不毛な愚痴の言い合いになるかと思ったが、空気を読んで登場してくれたのは、スチールをいびることには定評のある3級パラサイトいちの雰囲気イケメン、ロゲさん。相変わらず「蜂ロボが強いだけに見えるけど、どこからがお前の実力なんだ」というファイティングスタイルは安定している。隠し球の爆発蜂で新生聖衣をまとった蒼摩を吹き飛ばし、特大のダメージを与えることに成功。その後のケリー先輩の煙幕弾でどうやって逃げたのかはまったく分からなかったのだが、とにかく4人が本音で語り合う時間をくれた。そして避難した民家でも相変わらず正論バトル。聖衣を脱いだエマちゃん可愛い。 【エマ】「私たちはいない方がいいんですか? 分かってるんです、どうせ私たちは弱いし、足手まといなんです」(事実) 【昴】「蒼摩はそんなこという奴じゃない」(適当なフォロー) 【エマ】「昴は馬鹿だから分からないのよ!」(正論) 【エマ】「鋼鉄って何のためにいるの? 本当に必要? ただの青銅の引き立て役なの?!」(事実) うむ、大体視聴者が持ってた感想と一緒だ。エマさんがすっかり腐っちゃったもんだから、気付けば割と年長者だったケリー先輩が適切なフォロー。このあたりからケリー先輩が急にナイスガイになる。序盤に「うひょー! 蒼摩さんカッコイイー!」とか言ってた人と同じとは思えないシリアスぶり。でも、彼のいう「一般人から見たら神なんて全部同じ、単に巻き込まれたとしか思えない」というのは実に貴重な一般人の意見である。言われてみれば確かにそうで、聖闘士と関係無い人間からしたら、先のマルス大戦も今回のパラス石化騒動も、「突如降って湧いた天災」でしかない。ブロンズが頑張ってるだとか、アテナのための戦いだとか、そんなこたぁどうでもいいのである。それでも、家族を失った悔しさから何とかパライストラを見つけ出して鋼鉄に志願したケリー先輩の根性は大したものである。 そして、「仲間たち」の意味を蒼摩やエマが理解したところで、ロゲさんとの再戦。エマさんちゃんと戦えるんじゃん、とか、地面潜って移動出来る鋼鉄聖闘士って実は凄いじゃん、とか、ハリケーンってなんやねん、とか、最後のライオネットボンバーはケリー先輩も確実に吹っ飛ばすだろ、とかいう突っ込みはさておいて、良いお話である。最後に一番大事な蜂を見逃してケリー先輩を見殺しにするあたり、蒼摩はどこまで行っても成長しきらない感が残念ではあるが、これでまた蒼摩と鋼鉄の因縁が1つ増えたので、今後蒼摩がケリー先輩の魂を背負って戦ってくれることに期待しよう。「名も無き戦士達」というタイトルの割に、はっきりとケリー先輩の名前は歴史に刻まれたのである。そして、2人目の3級脱落者として、ロゲさんの墓碑銘も刻まれたのである。先週のタルヴォスさんの侠気溢れる死に様とはエラい違いだ。しかし、来週以降、エマさんは蒼摩と行動を共にするのか、それとも足手まとい感を無くすためにいなくなるのか…… 次週、ついにあの「肝心なときは大体いない」で有名なエデンさんがようやく体育座りから立ち上がって久しぶりの登場。星矢・エデン・昴という、どう考えても接点が無い連中の絡みがどうなるのかは全く予想が付かない。「神か人間かの選択を迫られるエデン」っていうコピーもよく分からない。エデンに別に神の要素は無いよなぁ。ルードヴィグさんもメディアさんも普通の人間だったわけでなぁ。更に、昴に与えられた「破格の小宇宙」という安売りのセールストークみたいなフレーズも謎。確かにこれまで片鱗は見せていた昴だが、エデンやエウロパさんとの絡みで一体何が起こるというのか。ケリー先輩のことなどすっかり忘れて、待て次回。 |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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