最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
Garruk, Apex Predator 頂点捕食者、ガラク (5)(B)(G) M プレインズウォーカー・ガラク <+1>:対象の、他のプレインズウォーカーを破壊する。 <+1>:3/3で接死を持つ、黒のビースト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。 <-3>:対象のクリーチャーを破壊する。あなたはそのクリーチャーのタフネスに等しい値のライフを得る。 <-8>:対象の対戦相手は、「クリーチャーがあなたを攻撃するたび、それはターン終了時まで+5/+5の修正を受けるとともにトランプルを得る」という紋章を得る。 【5】 悪堕ちとは良いものだ。これまでMagicに登場したレジェンドの中で、改心して正義に目覚めたカードなんてものはほとんどいない。大体の連中は悪に転げ、黒マナが混じったどんよりした顔で登場したものである。ミリーさんが汚れちゃったときなんてドキドキしましたよ。望まざる黒マナに支配されたガラクさんもそれは一緒。以前の「ヴェールの呪いのガラク」は辛うじてキャストに黒マナがいらないところにプライドが残されていたが、もう駄目だ。黒い。どう見ても黒い。ヴラスカさんと同じ世界の住人……というか、彼女よりも積極的に他の連中に襲い掛かってる分だけ質が悪い。これに襲われたら新規緑プレインズウォーカー枠に選出されたニッサさんはショックだろうなぁ……英雄的行動を終えて長い眠りについたエルズペスも、義憤に燃えながら正義の御旗を掲げ続けるアジャニも、こんな姿にした元凶であるリリアナさんも、ガラクにとっては等しく獲物。さぁ、狩りの時間の始まりだ。 ただまぁ、「悪に染まるな!」とか言う以前に、「まずダイエットをしろ」とは言いたい。4マナからスタートしたガラクの遍歴は、順調に5マナ→(間に4マナ挟んで)6マナ、そして7マナ。うーん、重い。そりゃ確かに相手プレインズウォーカーが出きってから満を持して登場した方が獲物が狩れて楽しかろうが、流石に腰が重すぎやしないか。獲物がいない場合は、忠誠度を2まで削って目の前の脅威を排除するか、いつも通りのビースト(やや黒い)を出して忠誠度6にあげておくか。素直なディフェンス性能ではデブガラクとどっこいどっこいといったところなので、1マナの差はやはり気になるか。 とはいえ、これまでにない直接的な除去性能はかなり魅力。7マナの「砂漠の竜巻(MMQ)」感覚で使える上に、対象がプレインズウォーカーならボーナスタイムが発生して何故か忠誠度は6。相手の要を屠っておいてそれはかなりエグい。なるほど、確かに7マナだ。あとはこのコストをどう許容するデッキを作っていくか。現時点で6マナペスたんがあれだけ活躍してるのだから平気なようにも思えるが、彼女の場合、類い希なる防御力のおかげで何とかなっている部分もある。ガラクを活かすには、やはり緑の特性であるマナ加速が必須になるのではなかろうか。うまく1ターン加速して相手のペスの返しに出せれば、相手陣営にはトークン3体、こちらはペスを殺して忠誠度6。なんとか凌ぎきれる。最終奥義まで繋げる必要はないだろう。適宜ビーストと屠殺モードを繰り返せばそれだけで勝てるだろうし。さぁ、レッツハンティン。
Sliver Hivelord 巣主スリヴァー (W)(U)(B)(R)(G) M 伝説のクリーチャー・スリヴァー 5/5 あなたのコントロールするスリヴァー・クリーチャーは破壊不能を持つ。 これ、アカン奴や。「捕食スリヴァー」×4、「マナ編みスリヴァー」×4、「スリヴァーの巣」×4まで考えたので、あとは誰かデッキつくってください。「スリヴァーの女王(STH)」が開いたスリヴァーレジェンドの系譜だが、実は一瞬の全盛期を終えた後には、「スリヴァーの首領(SCG)」も「スリヴァー軍団(FUT)」も、特にフィーバーすることなくこの世を去った。周りにいる仲間が頼りなかったってのもあるかもしれないが、やっぱり時代の趨勢を無視したスリヴァーというオリジナルコンセプトは、顧みられないと脆いものである。さぁ、今回はわずかな期間のスリヴァー天下をもたらすに足るだろうか。かつてのスリヴァーデッキと比べた時に不足していた「水晶スリヴァー(STH)」の枠がようやく埋まったのだし、「スリヴァーの巣」のおかげでマナの問題も大きく低減。ここでやりすぎちゃう可能性は十分にあるように思えるが。さて……。
アーティファクト・装備品 装備したクリーチャーは+2/+0の修正を受けるとともに警戒と「あなたのアップキープの開始時に、カードを1枚引く」を持つ。 装備したクリーチャーが死亡した時、対象の対戦相手は、〜のコントロールを得る。 装備(2) はた迷惑な装備品。装備すると何となく強化される「骨断ちの矛槍」の超重い版みたいな動きだが、なんとつけてるだけで毎ターンご褒美が貰える。当然、そんなうまい話があるのは、これをつけるのは一種の罰ゲームだからだ。つけたとたんに回りの連中にめっちゃ狙われるようになってしまう、ドラクエで言ったら黄金の爪みたいなもんである。ちなみに黄金の爪が何故あんな呪いにかかっているかというと、魔族が原料となる金属を確実に回収出来るよう、魔界からゾーマの声が自動再生される装置をつけて送り出したせいらしい。つまり、爪をつけていると延々ゾーマの声で回りのモンスターに集合をかけている状態になるのである(「アイテム物語」より)。はた迷惑な話だが、大体のプレイヤーはすぐにイシスで売り払ってしまうので、その後のイシスは常にモンスターに狙われるはめに……なるのかしら。まぁ、とにかくそんな装備品。基本的にMagicってのは戦闘に繰り出さなきゃ死ぬ確率が下がるので、これをはるだけ張っておいてボーッと突っ立たせておくだけでお手軽アドバンテージ。「森の女人像」に張っておくのが一番手っ取り早いんじゃなかろうか。万一相手が出したら、文字通り「殺してでも奪い取る」ですな。
Brawler’s Plate 喧嘩屋の板金鎧 (3) U アーティファクト・装備品 装備したクリーチャーは+2/+2の修正を受けるとともにトランプルを持つ。 装備(4) 「ヴァルショクの鉄球(9ED)」にトランプルを付け合わせたらクッソ重たくなった。設置コスト3マナはまだいいが、装備に4マナはちょいとボりすぎ。まー、基本セットの装備品は強すぎるとまずいからこんなもんかねぇ。時代が移り変わってるのに毎回毎回「鉄球」を比較対象に出してくるのもそろそろ自重しなきゃいけないとは思うし。でもさぁ、はじめて装備品を見たのがミラディン世界だから、どうしてもあの時代を基準にしちゃうよね。+1なら「レオニンの円月刀(MRD)」、+2が鉄球で+3は「ヴァルショクの戦具(MRD)」だ。+4だと……えーと…えーと…………「殴打頭蓋(NPH)」?
やったぜ! これで僕らの2マナ域は安泰だ! 今回の基本セット、フレーバーテキストに「テーリアス」が2回も出てくる。
「Gargoyle Sentinel/ガーゴイルの歩哨(M11)」 U 基本セット生まれの地味な穴埋めが、今回も地味に穴を埋める。「戦いの柱」なんかと比べても充分強いんだけどね。
今回のミルミルアーティファクト枠はこちら。流石にアンコにミルとか入れてると俺が喜んじゃうので、今回はレアに戻した上で、このミラディン産の禍々しいミルに白羽の矢が立った。置いとくだけでジリジリ削れていくので、この系統では割と優秀。
「Haunted Plate Mail/憑依された板金鎧(M14)」 R 個人的に期待してた割にさっぱり話題にならなかった微妙装備品が続投。このデザイン、好きなんだけどなぁ。
Hot Soup 熱いスープ (1) U アーティファクト・装備品 装備したクリーチャーはブロックされない。 装備したクリーチャーにダメージが与えられるたび、それを破壊する。 装備(3) イラストも込みでかなり笑える装備品。どんなシチュエーションなんだよ。これを装備品って言っていいのか? いっぺん装備者が死んだ後はまた熱々のスープを注ぎ直してから運んでもらうんだろうか。まぁ、そりゃ3マナくらいはお代として必要だろうな。ちなみに、デザイナー欄に描かれている制作者は有名バカゲー「キルドクターラッキー」の作者らしい。うーん、馬鹿。そんな装備品だかなんだかよく分からないカードは、純正アンブロッカブルをつけてくれる。現在だと「こそ泥の兜」がほぼ同じ仕事をしているが、あちらは魔法によって敵から見えなくなる能力、こちらは文字通りに「近づくと火傷するぜ!」なのでみんな近づきたくないという、直接的過ぎる能力。これを装備したクリーチャーが何ターンもアタックしてる状況って、「はい! また通りますよ! スープ通りますよ!」って同じ道を行ったり来たりしてるってことなんだろうか。ドリフかよ。ちょっとでもダメージをくらっちゃうと思い切りこけて大惨事になるというデメリットはあるが、戦闘でぶつからないのだからダメージはくらいにくい。多少除去出来るカードの範囲が広くなる程度なので、リミテッドでは割と使ってみてもいいカードかもしれない。オススメは「天を支える者(JOU)」につけてひっくり返す「世界崩壊スープ」。どんだけでかいねん。
PR なんやねんこの平和な世界、第5話。まごう事なきサービス回であるが、この世界の女の子達は普段から割とサービスに熱心なので、そこまでのスペシャル感はないんだけどね。それにしてもみんなムチムチ過ぎるな。もっとゆりえ様みたいな子がおってもええんやで。 凪の日は、船団は船を止めてメンテナンスに当てる習わしだという。なるほど確かに生活の全てが船上で行われているこの世界、定期的に自分たちの「地面」をチェックしなければいつかは止まってしまうことになるのだろうが、そもそも、こういう生活スタイルが定着した背景ってどんなものだったのだろうか。「船」という形式が存在している以上、人類の祖には「船を造る機会」が必要だったはずだ。この世界も全ての陸地が無くなっているわけではないということなのか、それとも、旧人類の遺物としての幾ばくかの「船」から新たな歴史を刻み始めたのか。考えてみると色々と空想が捗って面白い。サルベージだけを進歩の手段として採用している人類というのは、本来ならば非常に限定的な進化の過程しか残されていないはずなのだが、不思議とガルガンティア船団の科学技術は高い。もちろん旧人類の撤退から、新たな現在の歴史までの時間が分からない(それこそ数千年規模の可能性だってある)のだから、どこまで進んでいようとおかしくはないのだが、どこか旧態然とした船団の大枠に対し、エイミーたちの駆るヨット兼飛行機械のような技術を見ると、何とも不思議な感じがするものだ。 どうしてもレドの技術と比べてしまうので「旧人類」というイメージがつきまとうが、船団の技術は、おそらく我々人類が想定する以上のものだ。女海賊が持っていた人型潜水マシンの時点でそれは分かっていたことだが、今回、レドが就職活動のために船内を回るシーンでは、想像以上に広がった船内の「世界」が確認出来る。食肉の確保のために畜産まで行っているのだから恐ろしい。畜産のためには土地が必要であり、必要な資材を調達するためには農耕が必要。そして当然、農耕にはより広大な土地が必要である。我々人類に「今からなんでもいいから船の上だけで生活を全て成立させろ」と言われても、おそらく不可能だろう。ガルガンティア船団は、それをいともたやすくやってのけているのである。考えれば考えるほど、高次の技術レベルの存在が想像出来るのである。 しかし、基本的に作中ではそんな厳めしい話は出てこない。何しろサービス回なのだ。夏だ水着だ焼き肉祭りである。レドがどんどん萌えキャラになり、チェインバーがどんどんネタキャラになっていく中で、女の子達も随分自由奔放に楽しんでいる。元々この世界には悪い奴はおろか暗い奴すらいない。女の子は多少なりともダイエットを気にしたりはするが、それくらいしか悩みの無い連中と思えばよっぽど幸せな話だ。そして、眼福だ。かやのんボイスのあの子、15歳だってさ……けしからんってレベルじゃねーぞ。そしてベローズ・リジットのおねーさんコンビの破壊力。あかん、基本的にわたしゃあの2人(の中の人)のコンビネーションに弱いのである。リジットさん、あんな真面目なキャラなのに水着のセンスがおかしいのはどうなのよ。もっと! もっとだ! そして、こんな閉鎖社会で、土地も資材も貴重な世界のはずなのに、船内には歓楽街(スラム街?)があり、しっかりとオカマがいる。CV三宅健太という完璧なオカマである。しかも仲間も多数いることを考えると、それなりの規模の水商売であるようだ。人類って、こんな状態になっても倒錯的なことをするのは変わらんのね……多分、あの手のキモケバい明るいオカマって、回りの人間からも忌避されずに暖かく受け入れられてるんだろうなぁ。こういう性の倒錯をおおっぴらにネタに出来るのって日本くらいだって話を聞いたことがあるけど、実際のところどうなんでしょうね。 色々と気になるポイントは多いのだが、一番気になるのは、「この作品は最終的にどこへ向かうのだろう」ということだ。レドの設定がある以上、このまま「南国気分の愉快なリゾートギャグ」にはならないだろう。しかし、ここまで弛緩しきった空気から、また宇宙大戦争まで揺り戻すのも酷な話である。地球での生活を覚えてしまったレドが再びあの管理社会に戻れるとも思えないし。しかし、死んでいった先輩のことを考えると、レド1人だけ平和な世界に住み着いちゃうのもなぁ。どうなるんでしょうね。今週はひたすらチェインバーから「お前就活向いてないわー、ゴミみたいなニートしかやることないわー」と言われてテンションが下がり続けるレドに涙を禁じ得なかった。就職する意欲があるだけでも、レド君は立派なんやなぁ…… 難しいよね、今回のドラフト……何が正解なのかがさっぱり分からないこの感じ、実に久しぶりでぞわぞわします。そこで、他のことがしたくない欲求が極まったので、誰でも考えるであろう「ドラフトの方向性」について、明文化してまとめてみることにした。別に何か新しいことを言うつもりは無いし、あくまで我々のコミュニティでの常識の上での話なので、一般性に乏しい議論になるだろうが、まぁ、あくまでも思考のとっかかりとして考えてみたいだけである。 ○よんでますよ、アザゼルさん。Z 第5話 「恵、動く」 おっそろしいキャストの使い方をするアニメである、第5話。アンダインメインの時点でそりゃぁ中の人フィーバーになるのはわかりきったことなのだが、今回はそれに輪をかけて酷い(褒め言葉)。 本当の本当に無駄遣い以外のなにものでもないのだが、まず冒頭で苦しんでいたアンダインの母親が久保田民絵さんである。いや、どうせ加工してるんだし、別に誰でもええやん。なんでわざわざ久保田さん呼んできたんや。久保田さんにしたってよくこの仕事受けたな。ちなみにお母さんの治療を受け持っていたお医者さんは桐井大介である。 そして、今回メインとなった合コン現場が恐ろしい。女性側、さくちゃんのお友達2人は、まともな外見で出来る女性っぽい方が甲斐田裕子。これがまず凄い。甲斐田さんがこんなタイプの女の子演じてるの、ひょっとしたら初めて見たかもしれん。なかなか振られない役柄なのですげぇ貴重。普通にしゃべってると本当に綺麗なのよねぇ。本人の色気までプラスされている気がしてくる。そして、対するドブスの方は、千和である。千和はたまにこういう役やるから意外性っていう意味ではまだ大人しい方だが、やっぱり飛び道具としての破壊力が尋常じゃない。本当に鬱陶しさ100%で「こういう奴いるわー」みたいな説得力が半端無い。この2人と付き合ってる時点で佐隈さんはただ者じゃない。幸い今回は突っ込み役に徹していたので今回のさくちゃんは本当に可愛かったのである。髪型いじってたし、合コンに参加する佐隈さんはマジキュートだ。私服のセンスが不可解ではあるが……案外似合ってるのが良いです。サトリナ・千和・甲斐田さんと揃えば流石に抑えられるだろ、と思っても止められない小林ゆうについては……もう、何も言うまい。恐ろしく「真面目に」演じているのがホントにな……。 ちなみに、合コンで向かいに座っている野郎どももかっちりしてる。ハメ岡君は島﨑信長、ヤリ村君は松風雅也である。天使ガギエルが逢坂君や。あふれ出る主役級オーラ。ちなみに他のキャストでも、一瞬だけ出てきた浮気相手が雨蘭咲木子だったり、「どうしてこうなった」感が満載。こんなアホでひでぇ作品によくもまぁ、ここまでのセッティングが出来るもんだ。
○波打ち際のむろみさん 第5話 「ツインマウンテンとむろみさん」 こっちもキャストが素晴らしいぞ、第5話。今回は富士さんメイン回。原田ひとみはある意味で小林ゆうにも匹敵する飛び道具である。 今回はとにかくおっぱいマウンテン富士さんの生態についてのお話。執拗に揺らして、徹底的に叩かれて。まぁ、原作通りではあるのだが、「4回パン」とかなかなか見られない演出である。実を言うとアニメが始まる前は割と心配してたのだけども、いざ始まったらこの作品、あんまり「地味だ」っていう印象は無い。割と動きがダイナミックだし、インパクトのでかさのみを優先した設定面が画面にでっかく出てくるのが良いですよ。女の子がたくさん出てくる賑々しさもアニメになっていい方向に働いてます。 そんなわけで女の子だ。むろみさんの安定感と、それをかき回すお友達軍団。富士さんはなかなか強烈なお友達であるが、そこに原田ひとみをキャスティングしてしまったことにより、何か、全ての部分で「腑に落ちる」ことに。だって、暴れマウンテンの百合キャラやで。ダチャーンをモデルにして作ったキャラだと言われても疑いようが無いレベル。キャラを演じてるっていうか、なんか普段の原田さんを見てる気分です。中の人的にも、むろみさんの中の人に対して一定以上の憧れは抱いてるだろうしなー。そしてもう1つの対応としては、富士さん(中の人)→マウンテン。隅田さん(中の人)→胸部装甲。リヴァイアさん(中の人)→モデル業。むろみさん(中の人)→すっきり。……水の抵抗少なそうだよな! ダチャーンもアフレコ現場で色々捗りそうだぜ! 笑ってはいけない聖闘士星矢Ω! 第56話。先週の時点で予想出来ていたことだが、史上最大のネタ回。どのシーンをとっても全てギャグという、あまりにも恐ろしいエピソードとなった。新たな栄斗伝説の幕開けに相応しい堂々たるエピソードであるが、メイン7人のうち1人にここまでのネタキャラを設定してしまっては、今後の真面目なバトルに多大な影響を及ぼしてしまうのではないかと今から非常に心配である。とりあえず世界中のロックシンガー(と世界中の忍者)に謝ろう。 冒頭、巨大な聖衣ボックスを背負って東京の雑踏に現れた光牙の時点で割と面白かったわけだが、そこからの展開には何一つ意味の分かる部分が無いという奇跡的なシナリオ。どさくさに紛れて先のマルス大戦の帰り道で聖衣の修復をしていた栄斗さんが既にずるいが、わざわざ次の戦闘に備えて準備してた割には、コロッと宗旨替えしてロックンロールに目覚めてしまうあたりが忍者軽薄。流行りの言葉で書くなら「ニンジャ、ニンジャナンデ?」である。本当に今回は突っ込みどころのみで構成されているのでいちいち大変であるが、とりあえず、墓前に参りに行くのにラジオ持参で行くなよ! 兄者は多分音楽に興味なんて無いよ! そもそもラジオから流れてるその曲はアニソンであってロックンロールじゃねぇよ! 何か目覚めるなよ! 進路に悩んで迷走する中学生男子か! メジャーデビュー早いな!(まぁ、中の人は一応歌い手だから……) もう、本当に下衆野郎にしか見えない栄斗さん。ライブハウスの奥に、明らかに入り口で止められるだろう巨大な箱を背負った客を発見し、ライブ終了後に楽屋裏で落ち合う。「何となく危機が迫ってる感じはあったわー」と事の次第を素早く飲み込み、全部を理解した上で「でも俺関係無いしな」と余裕のシカト。後輩をフルボッコにして「本気じゃなかったわー、俺本気出さなくても強いわー」とドヤ顔。名言その1「今の俺が仕えているのは、アテナではない。ロックだ!」 お前、ロックとやらに出会ってから数ヶ月しか経ってないよね。あれだけ必死だった忍びの道はどうなったんだよ。兄者の遺志はもういいのかよ。名言その2「悟った、俺の生きる道はこれなのだと! ロックンロール!」なんか、小宇宙じゃなくて変なロックパワーみたいなものを燃やせるようになったみたいです。立ち去る背中を追わない光牙さんも、「あいつ、本気なんだよ……」と変な世界に入っちゃったみたいです。ただ、内心からすると栄斗側は「どうせ俺、十二宮で雑魚キャラ筆頭の時貞しか倒してないしな……」とか思ってて、光牙も光牙で「そういやあいつ、あんまり役に立って無かったからいいか……」とか思ってた気もする。実際、翌日のライブを見て「あいつもういいいや」ってあっさり諦めてたしな。ユナや龍峰のスカウトには割りかし力入れてたのになぁ……。 しかし、そんなバンド活動立志伝を朝6時半からやるわけにもいかず、最終的には栄斗も聖闘士の道に舞い戻ることになる。今回のお仕事担当はダガーの3級パラサイト。東京に出てきて仕事するくらいなので丁寧に空気を読んでくれる人で、わざわざライブ会場が開くのを待ち、そこでのイベントの一環として打倒栄斗を目論む。確かに、ライブイベント中の栄斗は動画が3枚くらいしか無かったので非常に倒しやすそうではある。マイクスタンド抱えて熱唱してる栄斗の画(止め絵、今回何回も使い回し)があまりに面白くてそのたびに吹く。ライブ会場に現れたパラサイト兵どもを見て、光牙は思わず「何故ここに?」と疑問を口にする。正確に表現するなら「こんな役に立たないロックシンガーしかいない東京に何でわざわざ敵兵が派遣されたんだ?」となる。だって、五老峰とかジャミールで出会った時にはなんの疑問も無かったですものね。 敵兵さんはダガーの特性とは特に関係無く、「めっちゃ耳が良い」という特徴を持つ。相変わらずセブンセンシズに目覚めているはずの光牙を(昴とセットで)あしらう実力を持ち、なかなかの強敵である。まぁ、なんかダガーの攻撃の演出がいちいちもっさりしてるのであんまり強敵には見えないわけだが(そして多分実際大した敵じゃないのだが)。一度は光牙をたたきのめし、綺麗な栄斗復帰フラグを立てるところまでがお仕事です。アテナを裏切ってまで魂を捧げたはずのロックに対し、わずか数分であっさりと諦めの意志を示す栄斗。そりゃそうなるしかないが、残されたバンドメンバーの皆さんはいい迷惑である。それにしても、「アテナのために!」とか「家族を守る!」とか「聖闘士の未来のために!」とかいう立派な目標で戦っている他の青銅聖闘士たちの中に、栄斗が「お客様は神様です!」と叫びながら参戦する様子は本当にシュールである。名言その3「俺の新しいサンクチュアリを! 俺のファンに、俺のバンドのメンバーに手を出す奴はッ、決して許さない!!」。新しいサンクチュアリて。お前ホントにアテナとかどうでもいいやろ。「誰も俺の歌を聴いてくれないじゃないかー!!」と怒り心頭の栄斗さんは熱気バサラにも対抗しうる歌い手戦士として活躍するに違いない。数ヶ月にわたるボイストレーニングを活かすために、新技「アパッチの雄叫び」もマスターしたしな! 新技も「ローリングストーンズ」だしな! このまま「レッドホッドチリペッパーズ!」とか「AC/DC!」とかいう技もマスターすればいいと思う。でも、結局今回も直接敵にとどめを刺し(かけ)たのは光牙なんだよなぁ。 さ、来週以降の栄斗さんはどういう風に扱えばいいんだろうなぁ…………とにかく、今回は記憶に残る迷エピソードになったのは間違いないです。なんかもう、最後に出てきた2級パラサイト2人までネタキャラに見えてくるのが可哀想だぞ。レアさんはCV高城元気の時点でちょっと面白いし、CV二又一成のエウロペさんも、趣味がぬいぐるみ作りの時点でちょっと可愛いじゃないか。次に出てくるパラサイトは……エデンさんかぁ。エデンさん、つい最近まで支配者のご子息として大活躍されてたのに、気付けば3級パラサイトじゃないですか。就職難の世の中だなぁ。それでは皆さんご唱和ください。「アリアー!」 緊張感の落差がキツい、第4話。相変わらず無駄に春上さん大活躍なのがなー。完全にこの世界は原作と違って「5人でワンセット」になってるんだよなぁ。どうせだったら枝先ちゃんも入れてあげて。今回すごく似たような声の幼女だったらいたけども。 しかし、いくら仲良しグループが和気藹々と雰囲気を和ませようとも、少しずつにじり寄ってくる不穏分子を排除するには至らない。夏の日の昼下がり、まるでニートのごとく暇をもてあましていた御坂に訪れる運命の出会いまでをたっぷりとした尺で繋いで見せた。これから始まる辛いお話が……いや、まだ来週あたりは緩いんだけどさ。御坂妹のあの性格って、美琴自身をトレスしてるはずがないわけで、テスタメントによる教育からもたらされているものなのだろうか……ツリーダイアグラムがどんな計算をしたのか知らんが、性格や挙動が違う時点で「御坂美琴の一万分の一」の存在にはならんよなぁ。あれをどれだけ虐殺したところで、世界に変化があるとはとても思えないのだが。あと、今更気付いた疑問としては、「何でシスターズは声が違うんだろう」というのがある。顔かたちが似てるってことは、当然骨格が似ていて声帯が似てるんだから、声は同じになるはずでは? 親兄弟レベルの近さでも声ってすごく似たようなものになるんだから、遺伝子レベルで同じ人間があれだけ違う声になることってあるんだろうか。謎だ。比べるなら、妹達よりもその次に放送される佐隈さんの方がよっぽど似てるよね。アニメシャワーは前半が「梶枠」で後半が「サトリナ枠」。いっそ出身地的には一応合致してたんだから、「むろみさん」にも出演してれば良かったのに。 さておき、今回はそんな不穏な出会いまでの物語であり、少しずつ雲行きが怪しくなっていく学園都市の暗部がにじみ出している。普通に和やかな場面でもちょっとずつ雰囲気を変えてきていることが分かり、5人で団欒していたカフェでのトークなんかも、わざわざ日陰であることをことさら強調した独特のライティングになっている。いつも通りの風景のはずが、どこか影のある映像になっているのが印象深い。御坂本人が暑い夏の日差しの下でダラダラしているのに対し、妹の方は薄暗いラボの中で死へ向かって一直線に成長している、という構図も辛いものである。そういや、春上さんパートが入った分なのか、今回入るはずだった紅茶云々のくだり、カットだったなぁ。あの研究者のおねーさん2人はチョイ役のくせに不思議と印象に残るキャラだったから、もう少し見せてくれても良かったのに。キャストが沼倉愛美に金元寿子と無駄に贅沢だったのも謎だな。ひょっとしたら兼ね役で今後他のメインで絡んだりするのかしら。普通にフレンダとかはありそうではあるが。 ちなみに、漫画版だと印象的だった「片付けておいてね」のあとのどす黒い表情もアニメだとあんまり表に出さずに終わってしまった。「それまで和やかにお茶の話とかをしていた普通っぽい研究所のおねーさんが、シスターズの死体を前にして突然薄気味悪い存在になる」っていうギャップが面白いところだったんだけど、あんまりやり過ぎると一気に暗くなるからアニメではその辺のテイストは省略されてしまったんだろうね。どっちにしろ、エンディングの映像が「妹とお茶の席を設けた御坂」っていう図なので、どこかしら寂しさがあるんだけどねぇ。 5月3日 ドラフト模様(DGM,GTC,RTR) ピック順 【Thraxi】→【Alessi】→【Mei】→【Sangriter】→【Serra】→
シンカンキョウ! でも今回も5人戦なんだよなぁ。新しいパックが剥けるのに、今回はそれがわずか5パックだけだからなぁ。もう少し剥くパックを増やして環境のカードをたくさん見たかったものだよ。まぁ、5人でこれだけ混乱したんだから、更に余計な思惑が絡んだらエラい事になる気もするけども……各人次回までにピック表とにらめっこをして傾向と対策を考えればいいじゃない。しかし、噂には聞いていたが、本当にコモン枠の「導き石」が多いな。多色カードが多いのにこの地味さは一体なんなのだ。未だかつて無いドラフト環境だけに、攻略は困難を極めそうである。ここ1年はず〜っと「同じパック×3」でやってたのに、2年ぶりの「3つ全部違うパック」環境がいきなりやってきたんだから、そりゃ混乱もするわな。 どんどん当初の目的がどうでも良くなってる第5話。このままだと一大アルバイト奮闘アニメとして収束していくことになるわけだが……なんの問題も無いのか。それでいいや。 1話の異世界を除けば、ようやく本気でのバトルモードである。とは言っても、主人公の魔王はめっちゃ重い高架を延々支えていただけで、本人曰く「恰好もやってることも超地味」。まぁ、確かに。あれがなければものすごい数の死人が出てたわけだから功績としては大きいのだろうが、あまり魔王っぽくは無いし、魔力も使った甲斐が無いな。いや、ちゃんと良い仕事してるんですよ。わざわざ「ゆっくり降ろす」時に下敷きにならないようにいちいち車の位置をずらしてから着地させたりしてるしな。流石にマクドで働いてるバイトクルーは気配りが細かいのう。どこまでマニュアルに書いてあるんでしょう。 一応バトル展開ってことで我らが勇者ちゃんも正式参戦。髪の毛の色が変わってもスーツ姿はそのままっていうのはなかなかフェティシズム溢れる良いビジュアル。顔だけ見るとどこぞのガレット王国の閣下に見えなくもないけども。しかし、勇者ちゃんはあれだけの力を残しておきながら、ギリギリまでそれを解放しなかったのはあかんよな。一応魔王に突っ込まれて答えてはいたが、周りで大量の人間が犠牲になろうとしてるときに出し惜しみしてる場合じゃなかろう。結果的に魔王の方が先に人命救助してしまったわけで、あらゆる点において勇者の面目丸つぶれだ。ツンデレにばかり力を入れてないでもう少し冷静になりましょうよ。ま、今回の魔王の発憤のおかげで多少なりとも吹っ切れた部分はあるみたいだけども。今週も相変わらず嫌そうに口元をねじ曲げている表情が可愛かったので良しとする。そういやどさくさに紛れて芦屋さんも参戦してたけども……主従揃って緊張感無いな。ボチボチ彼も諦めがついて、魔王の不可解な行動についても気にしなくなってきたしな。もう、すっかり人間界に染まってしまったのだろうなぁ。 今回暴れた敵側は、エンテ・イスラでのもめ事の中核でもある、人間と魔族のタッグチームだ。ルシフェルの方は大体あのくらいの存在だろうと分かっていたからいいのだが、連れ立っていたハゲのおっさんの方は勇者ちゃんもショックを受けていたみたいで結構残念なことになっていたようだ。ここで「結局向こうでの戦争も魔王じゃなくて人間が悪かったんだなぁ」みたいな結論になってしまうと、現在の魔王のスタンスにも説明がつくので話が早いな。一応それなりに策謀を巡らすタイプの黒幕だったはずなのに、魔王を前にするとみんな揃ってギャグキャラになるのは有難いことですな。映画は毎月1日に見ると効率が良いぞ! 混むけどな! そういや、結局今回わざわざゲートを通って出てきた2人って、何しにきたんだろう。教会の不義を暴いて勇者を迎えにきたのかな。だとしたら勇者はもう連れて帰られちゃうよなぁ。「お前も早く戻ってこいよ」みたいなこと言ってたけど、そんな里帰り感覚で行き来出来るようになってしまっていいものなんだろうか。芦屋さんが涙ながらに復権を切望してるのがアホみたいである。 先輩達良い人過ぎてホント良かった、第5話。この手のお話だと大体偉そうな先輩が出てきて残念ファイブがますます残念になったり、人間関係がギスギスして嫌な雰囲気になったりするもんだけど、まさか先輩達までガッカリスリーだったなんて。「ガッカリスリー!」「ザンネンファイブ!」。あと3人集まればなんか戦隊が作れるな。「ボッチワン!」はいそうな気がする。 今回はこれまで溜めたフラストレーションを少し発散出来る気持ちの良いお話。チームラビットに対して登場したチームドーベルマンなんて厳めしい名前の先輩を相手にどうしたらいいものかと悩みかけたが、何と先輩方は漫才トリオだった。そして、その中でもリーダーの四角い顔の人(ランディさんというらしい)はどこをとってもとても良い人だった。仕事が出来る、話が分かる、後輩思い、ちょっと抜けてる、そして色々とそっち方面の心配までしてくれる。うわぁ、完璧だぁ。これはもてますわぁ……あれ? そうでもないの? いや、教官に袖にされるのは仕方ないとしても、あんだけリア充オーラを出してるんだから、女性関係で不自由はしないように見えるけど……デリカシーの無さがあかんのかな。それとも年上好みで同世代にあまり興味が無いとか……いや、でもケイとタマキには粉かけようとしてたしな。まぁ、多分前線の任務で忙しいから青春の情動をもてあましているのだろう。まぁ、そういうデータだって常日頃持ち歩いてて当然だよな。それを後輩に貸してあげるなんて。やっさしー。 それに比べて残念ファイブのなんとザンネンなことか。イズルが朴念仁なのは仕方ない。憧れが二次元の人なわけだから、とんちんかんな反応で状況が分かってないのも宜なるかな。これまでの様子からしてケイはいくらかイズルのことを気にしてるとは思うんだけど、コイツは一切そういうところに頓着しないからな。でも16歳であのウブさはどうなんだろうねぇ。強化人間軍団は普通の青年と成長過程が違うのかな。タマキも似たような反応してたからなー……あんだけ年中発情期みたいな状態なのになー。まともな反応が出来るのはケイとアサギくらいなもんだ。アタルの反応が一番よく分からんかったわ。何故逃げる。答え1・先輩が貸してくれたデータが割とレベルの高いマニア向けだった。答え2・普通の映像だったけど既にグロいと思ってしまった。答え3・女優が教官に似すぎていて怖かった。さぁ、どれ? とりあえず教官似の人が「あっは〜ん♥」な映像なら、ちょっと興味がありますので、是非映像特典とかでお願いします。 あかん、今回はそっち方向にばかり目が行ってしまうが……ちゃんとランディ先輩は良いことも言ってるんですよ。本人からしたら世間話のついでに適当なことを言っただけなのかもしれないけど、憧れの先輩にもらった「ヒーロー三箇条」はきちんとイズルの中に刻まれており、土壇場でそれを活かすことが出来たのだ。相変わらずミッションの中身についてはよく分からないものだったが、とにかく成功したみたいだし、失敗続きだったメンバーのモチベーションが多少なりとも上がればラッキー。先輩との交流も深められたし、次の戦いではもう少し恰好いいところが見られるかもしれない。そして、今回のミッションでは「どうでもいい辺境拠点かと思ったら、なんか敵が多かった」という謎も残されている。この伏線がいつ回収されるか分からないが、一応は「宇宙戦争もの」でもあるので、シリアスな戦いについてもそれなりに期待して見たい気持ちもあるのだ。果たしてどんな意味があったんでしょうね。あれかな、単なる補給拠点だったけど、そこを潰されると張遼が2度と復活してこなくなるとか、そういうギミックかな。 それにしても、なんでリンリンはミーティング中に鞭を持ってペチペチやってたんだろう。その方が雰囲気が出るからかな…… |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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