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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 おう、わかばウザいな、第9話。ことここに至ってサブキャラ回である。まぁ、やっぱりそこは尺を裂かないと成立しないからな。ただ、プリキュアや戦隊と違って時間的余裕が無いので、うまい具合に百合百合させて黄色と緑のお当番回をまとめて片付けることになった。前回があおいちゃん男前回だったので、2人まとめての処理は流石にサブっぽさがあるが、まぁ、これくらいが身の丈にあった割り当てというものだろう。それでも余裕有るかどうかあやしいもんだけども。

 基本的にキマシ回なので不満は無い。特にひまわりちゃんの方はこれまで割と脇に追いやられていたイメージだったので、今回は遺憾なくそのキャラクターが発揮出来ていたのは純粋に嬉しい部分。基本的にはヒキニートだが、好きなことには猪突猛進。普通の女の子が気にするようなことは一切興味が湧かない。だからこそわかばの横暴に振り回されて辟易していたはずなのだが、なんだかんだで「お友達だから」という一言だけで飲み込んでしまえる度量の大きさも良い。幼女のくせに偉ぶってちょっとサディスティックな雰囲気を醸し出すのも良いですね。こりゃぁまた薄い本が盛り上がりそうなシーンがてんこ盛りでしたよ。チームビビッドはあおいちゃんとかひまわりちゃんみたいに一歩引いたキャラの方が魅力が強いのかもしれない。

 そうなると、今回一応メインだったはずのわかばの方はどやねん、という話になってしまうわけだが、まぁ、正直パッとしない気がする。元々(中の人の責任という話もあるが)今ひとつキャラ立ちが弱かったということもあるが、今回は「案外乙女ちっく」というキャラを出してきて、「単なるミーハーやんけ!」というギャップを見せていたはずなのだが、そもそもあんまり硬派なイメージが定着してなかったおかげで「やっぱりこいつ、チームで一番軟弱なんじゃないのか?」という疑念が高まっただけで、ひまわりちゃんみたいなキャラ補強に繋がってないのが勿体ない。いっそこのままひまわりちゃんの飼い犬としてドM路線を突き進んでくれればそれはそれでおいしいのかもしれないが、そこまで情けなくなっちゃうとひまわりちゃんが友情タッグを結ぶパートナーとしてどうやねん、という話になってしまうしなぁ。バランスが難しいチームである。過去の戦隊のイエロー回とグリーン回を見て勉強するしかないな。お勧めはゴーゴーファイブの36話。ひまわりちゃんが牛乳がぶ飲みしながら猛特訓する様子が見たい。

 まぁ、何にせよ目立ちにくいキャラにスポットが当たったのは悪いことじゃないよね。今回はあかね・あおい夫婦が完全におまけだったけど、その流れでアローンさんはますます空気だったし。せっかく大気圏外から攻撃するなんて大規模なことやってくれたのに、「どうせ使徒のパクリやんけ」の一言で片付いちゃうし、そもそも弱かったし。先週のモスラがあんなに頑張ったのになぁ。そもそもじいさん達は大気圏外で突入準備をするアローンにどうやって気付いたのかわからねぇし。地球人凄いよな。そんな最先端科学技術でもって宇宙規模の索敵をしてるんだから、れいちゃんが単体で防衛軍に勝てるわけがないじゃない。カラスの人も「あなたがもたもたして遅れたから負けた」って、たとえ早く気付いたとしても、大気圏外まで矢を射るのは無理だろ。ロンギヌスもってこい。

 今日の結論・ひまわりちゃんはボトラー可愛い。

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 良い、アツい、第8話。そうそう、こういうのが見たいよね。分かりやすいシナリオ、燃え多めのアクション。そしてそれに付随する尻作画。これが揃っての初めての完成品。孤島でのなんちゃって訓練とか、いらんかったんや。

 予想以上に重体のあかねを他所に、完全にモスラリスペクトらしいアローンは「やっぱり怪獣映画は東京タワーだよねー、あれ? もっとでかいのあるの? じゃ、そっち行くわー」ということでスカイツリーを占拠。電磁パルスバリバリの敵キャラが電波塔であるはずのスカイツリーを占拠しちゃった時点で東京色々アウトじゃね? とか思ったが、調べたら電波塔としての役割は大したことなかった。まぁ、そもそもエネルギー事情が全く異なるこの世界でスカイツリーがどういう役割を担っているのかものよく分からないんだけどね。とにかく分かるのは、「都心のど真ん中にモスラ」というシンプルなセッティングのみ。

 「あかね無しではドッキングが出来ない」というちょっとガッカリな設定がじいさんの口から明かされたおかげで、これまでのアローンのなかでも一番大人しいはずのモスラを相手に万事窮する日本。元々ビビッドシステム無しではどうせ他のアローンも殲滅出来てなかったんだから当然といえば当然だが、最後に出してきた作戦が捨て鉢の特攻というのもなんだか切ない。今回登場していた爆弾のイメージは間違いなく核なんだろうが、それを全力で注ぎこんで成功確率4%未満という絶望的な状況である。そして、「それでもやらざるをえないくらいにアローンっていうのはどうしようもない存在なのだ」という設定も、色々とキツい。どう考えてもおかしいよなぁ。世界中のエネルギーを担う要所がこんな島国の一軍隊に任されていて、もし損傷したら世界規模で終わりが来る可能性があるとか。やっぱり示現エンジンは問題ありすぎだわ。原発なんか比じゃねーじゃん。爺さんが7年前に何をやらかしたのか知らんが、流石に世界中の国々はもう少しシステムの扱い方を考えた方がいいと思う。あと、爺さんは「自己満足」とやらの過去の償いに様々なパテント料をつぎ込んでいるという設定も判明した。なるほど、世界規模の発明をした博士が何で貧乏暮らしなのか、という謎は解消したわけだが、そんな「自己満足」のために義務教育課程の孫娘にバイトまでさせているのは流石にどうかと思う。ゆとりを持とうと思えばじいさんのさじ加減なんだから、最低限孫2人が普通に学校に行けるレベルの蓄えくらいキープしておけよ。大学進学とか志したらどうするんだよ。

 まぁ、そんな設定面への突っ込みは有りつつも、今回はあかねの遺志(?!)を抱いた3人娘のアツい決意と戦いが素直に盛り上がる。なかでも今回フィーチャーされたのは無二の親友であるあおいちゃんで、彼女の想いが一番前面に出て、あかねとの共闘を想起させてくれる。単身戦いに赴こうとした時の「俺たちもいるぜ!」展開は極上のお約束だし、そこから朝日を浴びての集合シーン、そして軍用機を駆りながらの胸躍る戦闘シーンは理屈抜きで盛り上がれる名場面である。あおいちゃんはここに来てグッとキャラが良くなった。彼女があそこまでの覚悟と友情を持って戦っていることを、あかね本人は自覚しているのだろうか。

 そして、そんな麗しい友情物語の裏側に位置しているのが、今回も一人泣き濡れていたれいちゃんなのである。彼女が「ビビッドの女達」の正体を知らなかったのは意外だった。あれ? でもあの島での一件は……なんだったんだろう。今更病院の前であおいちゃんとあんなやりとりをすることになるとはおもわなんだ。その辺の設定がよく分からなくなってきてるけど、今後説明はあるのかしら。れいちゃんは彼女なりの決意を持って頑張って戦っているわけだが、あおいちゃん達がアツい戦いを演じてストレートに盛り上がれば盛り上がるほど、その対比でれいちゃんの挫折も痛々しく見える。今回のモスラアローンは、彼女にとっても勝負のタイミングだったのだろう。禁断の「矢、2本目」を覚悟してまでの対戦だったが、まさかの友情パワーになすすべもなく完敗。なかなか辛いシーンであった。この調子だと、結局最終回が彼女の救われるタイミングってことになるんだろうが、果たして全てを丸く収める方法はあるのだろうか。れいちゃんの尻を見ながら、期待して待とう。

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 じじいの死体(?)は洒落や夢じゃすまない気がするぞ、第7話。うやむやになったと思ってたけど、あれってずっとイン冷蔵庫だったんか。どうすんだよ、いくら低温でも生命活動が維持されてないんだったら腐食防止にも限度があるやろ。もう、ジジイは社会的に抹殺して大人しく葬儀するべきだと思うぞ。

 さておき、前回はなんかちぐはぐな気がするギャグ回だったおかげで「ただでさえ尺に余裕がないはずなんだから、きっちりやれや」と思ったものだが、今回はきちんとシナリオも進んだし、それなりの引きもあったし、なによりバトルがちゃんと描かれていたので良いお話だった。どうせベタベタのシナリオラインに大した期待は持っていないのだから、きちんと画面で見せてくれる展開でないとね。考えてみりゃ、ひまわりちゃん加入後に、4人がきちんと平等な状態でバトルに挑むのって、これが始めてのことじゃなかろうか。しかも記念すべき2度目のドッキングを任されたのがまさかのイエローであったというのも意外。やっぱり、あの高火力のキャノン砲さえ手に入れてしまえば、その他のハンマーやらソードやらの原始武器は必要無いってことだよなぁ。

 一応シナリオの方もチェックしておくと、学園ものではお馴染みの「テストで赤点取るとヤバい」系の導入。あのメンバーで学力にどのような差があるのかはなかなか気になるところだが、彼女らの場合は見たまんまのようである。あかねは全体的にアホキャラで、一応「バイトが忙しいから」という免罪符はあるものの、今回のシナリオではお荷物扱い。まぁ、「元気の赤」ですし。青は多分無難に全科目で良を取る感じの成績だろう。緑も最低限の文武両道をモットーとしているようだし、黄色は不登校を挟んでいる上に文型科目には興味が無いようだが、当然理系科目が強い。黒も根が真面目だし、特別目立ったことをしないように生きているだろうから、成績は並を維持しているだろう。こうしてみると、割とお利口な子たちの集まりといえる。お馬鹿キャラがいて何かしらかき回すのがセオリーとなっている萌えものの中では珍しい方かもしれない。

 しかし、今作の場合、そうした「試験勉強」はあくまで友情タッグ結成のためのフラグ。れいちゃんが再び一色家の敷居を跨ぐための条件として用意されたものであり、執拗な勧誘を断り続けたれいちゃんも、一色博士のことに気がついたことで潜入捜査をする気になったようだ。いや、今更気付いたのかよ、とは思うけども……まぁ、名字だけだと気付かない可能性もあるか。前回運び込まれた一色家は、どこをどう見ても単なる古びた日本家屋だし、まさか最先端技術の専門家が隠れ潜んでいるとは思わなかったのだろう。しかし、だったら何で今回わざわざ潜入しようとしたのかもよく分からないんだけどね。ジャンルにもよるだろうが、示現エンジンみたいな技術の開発者が、自宅に重要なデータやサンプルを置いておくわけがないと思うんだけどね。こと示現エンジンなんて世界規模の問題なんだし、流石に個人宅に潜入したからって何か情報が得られるようなもんでもなかろう。ひょっとしたらジジイを見つけて強迫してシステムから攻める算段だったのかしら。

 結局、れいちゃんが出会ったのはのほほんと試験勉強をする女子中学生の一群と、冷蔵庫の中で白目を剥いてるジジイの死体のみ。確実に刑事事件として捜査されるレベルの光景だが……つえぇな、天元理心流。剣道の流派なのになんで手刀での当て身とかマスターしてるのかは謎だけど。れいちゃんほどの手練れを一撃で仕留めるとか、あの緑、相当手慣れてるぞ。狙われてたっぽいからももちゃんは今後身辺に気をつけた方がいいかもしれない。そして何事も無かったかのように死体の隠蔽を済ませ、何故かみんなで家庭菜園で野菜を食う流れ。なかなかいい話ではあるのだが、ジジイがあの身体になった今、果たして菜園の管理は一体誰がしてるんだろう。ももちゃんは家事、あかねはバイトで忙しいと思うのだが、その上であんな大規模な菜園まで手がけてやがるのか。すげぇ家だな、一色家。

 で、結局れいちゃんのトラウマは解除しきれず、未だ対立図式の変わらない状態でのバトル突入。今回現れたアローンは割とオリジナリティの見える機体で、攻撃方式もヌルッとしていてなかなか面白い。どうも千葉県かどこかの海沿いから出現してわざわざ首都圏上空を渡って大島まで進軍していたみたいだが、アローンってどこで現れて、どのあたりで視認されてるんだろう。海から潜行して現れるなら、見つからないように海底を進めばいいのにね。もしくは別な次元から出現してるなら、もうちょっとエンジン近くに転送位置を調整出来ないもんだろうか。わざわざ攻略対象まで距離のあるところから出撃しておいて、それを守りきるミッションをれいちゃんに課すとか、あのカラスどももなかなか趣味が悪い。今回なんか結局れいちゃん間に合わなかったしなぁ。

 ただ、間に合わなかったのはあかねたちも同じ。連絡体制が整っていなかったのか、アローン出現の報からあかねたちにコールがいくまで割と時間がかかっちゃったよね。おかげで首都圏までの侵攻を許してしまったわけだし、あんな事態にもなってしまった。まぁ、彼女らの攻撃パターンが鈍くさいのもアカン理由ではあると思うけど。あかねがブーメランで切って、そのあと2人してハンマーやらソードやらで攻め立てて「効いてるみたいだけど、面倒だからビームでいいよね」って、最初からビームでええやん。まぁ、戦隊もののセオリー通りなんだけどさ。どうも、戦闘シーンで個々の機体が活躍するところまで描ききれていないのが勿体ない。やっぱり敵キャラが意志性の見えないアローンなのがなぁ。もっと白熱した試合展開にならないものかしら。幸い、今回のあかね撃墜のおかげで、次回以降はどうしたって戦略に変化が求められるようになるだろう。他のドッキングバリエーションとかにも期待したい。

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 尻アニメってそういうことじゃないと思う第6話。そりゃまストパンの時だってものすごい露骨な形でも出てたけどさ。今回の尻は、なんかもう、な。単に水着の女子中学生にあれこれさせたかっただけじゃないか!

 シナリオの一切進まないギャグの息抜き回。ジジイが暴走し、めちゃくちゃやるだけの話なので、前回のシリアス展開なんてどこへやらってな感じだし、今作では初めて、アローンの一切登場しないエピソードでもある。まぁ、4人がチーム結成するまででシナリオは一段落したし、れいちゃんが加入するまでにはまだ相当かかるはずなので、この辺で一息入れるのは間違っちゃいないんだろうが、ただでさえ1クールは時間が無いのに、こんな「なんとでもなる」話を入れてしまって良かったものだろうか。今回って、多分次に引き継ぐような伏線とか何一つなかったよなぁ。しいてあげるならあおいちゃんが怪力なのはデフォルト状態でもそのまんま、ということが確認出来たことくらいか。これで力の青、技の緑、頭脳の黄色という分化は綺麗に示されたことになる。それじゃ赤は何か? ……元気の赤? まぁ、今回の大砲突っ込みシーンを真面目に考えれば「ディフェンスに定評のある赤」でもいいかもしれないけど。あの粒子砲みたいな大砲がどの程度の殺傷力を持っていたのかは定かじゃないが、少なくともあの謎のテント水着が内部破裂を起こした時点で装着者であるあかねには想像を絶する衝撃がかかったはず。あの程度の事態で済んだということはあかねは相当頑丈な子に違いない。

 でもまぁ、そんな諸々の能力も、「黒一人でいいんじゃないかな」と言われるとそれまでなんですけどね。前回はあんだけぶっ倒れて治療を受けっぱなしだったおかげで個体スペックが判明していなかったれいちゃんだが、変身も合体も一切無い状態で、人智を越えた運動能力を有している。これもあのカラスの刻印のおかげなのだろうか。今回がギャグ回だと割り切ったとしても、流石に看過出来ないレベルのハイパーっぷり。あれだったら、いっそのこと邪魔者であるあかねたちを変身前の状態で一人ずつ潰していったとしても全く問題なさそうだが。まぁ、一応今回も友情パワーが深まったから、ますます敵対しにくくなった、と考えることも出来るけども。そういや、あかねは最終的にあの島の上でれいちゃんがどうなったと思ってるんだろう。他の連中は「あのマフラー、どうみてもアイツだよな」と思ってるから納得ずくなんだろうが、あかねはちゃんと「れいちゃんを救出した」と思っているんだろうか。

 ギャグ回に突っ込みっちゅうのも無粋な話ではありますがね。ただ、正直言って個々のイベントが面白かったかと言われるとあんまり……トラップもベタベタだったし、あんまり個人の能力や関係性が活かされる設定でも無かったし。ホントに何がしたかったんだ、ジジイ。一応の収穫というと、わかば×ひまわりというあんまり馴染みのないコンビがちょっと繋がりを深めたくらいか。ひまわりちゃんは途中から単なる「スイッチ好き」にしか見えなかったけどな。いや、多分一番スイッチが好きなのはどう考えてもジジイだ。ポチッとしすぎだ。あいつが救った世界のエネルギー事情とか、そりゃ不安で仕方ないわ。今回の話が今後のシリアス展開に悪影響を与えないといいんだけどな……。あ、でもエンディングはようやくこれが本気なんだろ、というのが出てきてちょっとホッとした。




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 味覚障害ぎみのマヨラーにお弁当褒められてもあんまり嬉しくないよな、第5話。いっつも弁当にマヨネーズ付けてたら持ち運びに邪魔だろ、と思ってたら、となりに重箱持ってきた奴がいたからどうでもよくなりました。

 順当に1人ずつ新メンバーを加えてきたビビッド戦隊、今回はついに最後の1人であるブラックに手をかける。偶然海辺で出会ったれいが何となく気になったあかねが声をかけ、そのままいつも通りの天真爛漫ぶりで近づいていく。更に「弱っているところに優しくする」「こっそり抱えていた心の傷を遠慮無く抉る」というコンボをぶちかまして速攻で籠絡にかかったわけだが、幸いにも、なんとか1話で堕ちることだけは避けられた。流石にもうちょっと頑張ってもらわないと、1人悪人側に回っている意味がないからな。最初はジャメイ因子を埋め込まれたアバレキラーみたいな立ち位置かと思ったが、どっちかっていうと家庭の事情をネタに強請られて嫌々従ってる風なので、中後期の黒騎士ブルブラックに近いかもしれない。戦隊5人目のブラックっていうよりも、追加戦士のブラックだな。これでアバレキラーばりに参加するのがラスト直前とかだと流石に可哀想になるので、あと2〜3話くらいで何とか問題解決して5人戦隊になってほしいものです。

 今回はアローン戦が無かったのでバトルシーンでの見どころが無かったのは残念だが、ぶっちゃけここ2話くらいはバトルでもあんまり見るべき点は多くなかったので、このくらいの流れが普通なのかな、と思い始めている。ことブラックについてはバックグラウンドで語らなければいけないファクターも多いので、無駄に戦闘に尺を裂くくらいならドラマの方に重点を置いてアローンは無かったことにする方が正しいのかもしれない。少なくとも、何で友達になれたのか未だによく分からない若葉や、過去のトラウマを簡単に解消しすぎたひまわりに比べれば、ちゃんと自分を貫いてくれたれいちゃんの物語の方が見ていて興味は引かれるのである。彼女の場合は親の命を握られてるってことだが……一体どういう存在なのでしょうね。「彼女の世界」は既に滅んでしまっているというのは、何かのメタファーなのか、それとも事実なのか。「示現エンジンを破壊すること」を目的にしているってことは、どうもれいちゃんの「世界」ってのは示現エンジンの向こうにある存在のような気もするが……これで「示現エンジンに親が殺された」っていうのが本当ならば、ジジイの立ち位置が難しくなるよな。「科学は人を幸せにする」って孫娘は信じ切っているわけで、それを覆すような存在が現れてアローンを正当化されたら、あかねは戦うことが出来るんだろうか。

 ただまぁ、現時点での問題は「あかねがどうか」よりも「れいちゃんは今後もツンの状態を貫くことが出来るのか」っていう方なんだけども。今回は辛うじて堪えたとはいえ、あかねを前にしてかなりぐらついているのは事実。このまんまあっさりとカラスに喧嘩売るようなことになると、幸せそうに母子でじゃれていた一色家の一人勝ちってことになってしまうのでなぁ。「ストパン」は基本的に物語のゴールはハッピーエンドに決めていたので、出来ればこちらの作品でもちゃんと全員が幸せになる結末を見たいもんだよ。あのカラスをどういう風に処理するかだが……割と理知的にしゃべるもんだから、あんまり悪い存在にも見えないのがなぁ。世界滅ぼすとは言ってるけど、その理由が「自分の世界を滅ぼされたから」だったら仕方ない気もするし。

 ふむ、やっぱりこのくらいの話数になるとシナリオは多少考える部分が出てきますね。まぁ、この作品の場合、そうしたポイントは2の次で、結局「いかに尻をみせるか」っていう部分にばかり腐心してるわけだが。ケツに銃とかいつものアングルとか、あからさま過ぎるシーンももちろん笑うが、今回はメインだったれいちゃんがことごとく尻で何かを語っているのがおかしくてしょうがない。人間、困った時にそんなに尻がぷるぷる震えないと思うぞ。

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 黄色はドッキングすると縦ロールで巨乳でティロフィナる、第4話。まぁ、マミさんだったら4話の時点で既にいなかったわけで。どちらの展開が早いかと言われると難しい問題やな。

 というわけで順調にメンバー増員の黄色加入回。前回の緑の時の脚本もかなりナニだったわけだが、今回も容赦無くスピード展開なのでシナリオ上の含みとかは一切無し、ひたすらお約束を片付けるのに必死で大変である。なんだろね、なかなか落ち着かないよね。「ストパン」の時もベタベタしか無かったはずなのに、あっちは全然窮屈なイメージが無かったんだけどなぁ。今回登場したひまわりちゃんとの友情イベントも非常に安い仕上がりになっており、こんだけあっさりドッキングまで行ってしまうと、最初にドッキングを拒否られていたあおいちゃんが実は一番仲が悪いんじゃないかと勘ぐってしまうレベル。どんだけ引っかかってたんだよ、トマトの一件。

 さておき、不登校児であるひまわりちゃんは一見するとささみさんに似ており、更に室内でゴロゴロしている様子はフラウ坊にも似ている。最近引きこもり系ヒロインがやたら多いな。当然この手のキャラにはお約束でスペックは異常に高く、世界中のエネルギーを一手に担っている示現エンジンのセキュリティ内にも遠慮無くハッキングを仕掛けられるという。流石に一介の中学生が世界レベルのフィールドに突っ込めるのはどうかと思う。この世界、やっぱり一番最初に不安視したみたいに絶対に平和になれないと思った。更にエネルギー供給用のコンビナートは全て無人でオートメーション化されているらしく、旧時代エネルギーから考えると恐ろしい規模での雇用喪失を招いている。下手したら暴動が起きるレベル。アローンの目的は示現エンジン破壊による世界の還元で、そっちの方が正義なんじゃないかと思えてくるくらいである。

 しかしまぁ、そんな恐ろしいシステムなので、それに憧れる女の子もなかなかマニアック。カメラでの授業視聴を許される特権階級のひまわりちゃんは、じいさんの素晴らしいコネによってあかねとの友情タッグを形成。今後はチームのメカニック担当として活躍する模様。黄色がメカ担当って珍しい配置かな、とは思ったが、「アバレンジャー」とか「カーレンジャー」とか、実はイエローって知性派が多かったりもするらしい。なかなか気の利いた戦隊リスペクトである(勝手に断定)。固有武器は、冒頭にわかばが伏線を張っていたことからも分かる通りにシールド。ただ、防壁として機能することに加え、個々のビット自体にも砲撃力、反射力があり、更にドッキング後にはシールド中央部から派手に展開し、カノン砲になるという必殺技も搭載されている。ちょっと待て、防御力も最大でそこまで火力があったら、他のハンマーやソードはいらないんじゃいないですかね。今作の場合は結局ドッキングメインのおかげで関係無い連中は空気になっちゃうのがなぁ。ドッキングがあかねメイン以外でも可能な設定だとすれば、赤+黄の脇で青+緑とかいうダブルドッキングも狙えるのだけれども。

 まぁ、シナリオ展開は釈然としない部分が多いものの、順調に4人目が加入しました。引きこもった原因が「匿名掲示板でIP表示を義務づけたら友情にひびが入った」という、ウェルカムアンダーグラウンドな事件だったのはもう気にしないことにしましょう。最近の女子小学生は2chにでも入り浸ってるんでしょうかね。さておき、残るは黒だけ、ということになるのだが、敵方に回っている彼女が仲間入りするのはどのタイミングになるんだろうか。次回が黒メイン回みたいなのだが、5話で加入は流石にないだろうしな。しかし、政府機関は常にあかねたちの戦いをモニタしてるはずなのだが、遠くからアローンに加勢している黒い子の存在には気付かないものなんだろうか。それなりに遠距離から射撃はしているんだろうが、割とエフェクト目立つぞ。そして、今回登場したアローンは「一度やられて復活する」という(現時点では全く意味が無かった)ギミックを見せたわけだが、アバンでの戦いじゃ黒い子アローはまだ使ってなかったんだよね。パワーアップ前のくせに青いドッキングが苦戦して、アロー使ってパワーアップした後を黄色ドッキングで一蹴してたわけだ。……やっぱり全部マミさんに任せればいいんじゃないかな。

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 予定通りのグリーン加入、第3話。しかしあれだな、こうやって改めて聞くと……バウムはまだ実力不足の感が否めないな。こういうお堅い系のキャラは初めてだけど、台詞の端々が色々舌っ足らずで残念。似たような駄目さがあったあやねるが着実に経験値を積んでいるので、ちょっと出遅れた感。バウム自身のキャラは好きなので、頑張って欲しいとは思っているのだが。

 さておき、とにかく新キャラが加入。3話目で3人戦隊になったのだから順調なペースではあるのだが……やっぱり戦隊ものと訳が違うというべきか、今回のエピソードは本当に色々と駆け足過ぎて大変な部分が多い。まぁ、尺の詰まったお話になることは分かっているから、こういう部分で無理が出るのは仕方ないとは思うのだが……その辺、スマプリの加入エピソードは色々と上手かったなぁ。

 今回「足りないな」と思った要素を抜き書きしていくと、まずわかばのキャラクターの掘りさげ。特に「最近剣道で辛かった」描写や「昔のように楽しい剣道が出来ればいいな」描写、そして「本当の強さが知りたい」描写などなど。彼女が剣道をやってるっていう情報くらいしか出てこない状態で、いきなりあかねと友情タッグを組むに至るのは無理がアリアリ。また、考えてみりゃ何であかねがあんだけ強いのかっていうのも説明されてない部分だな。ビビッドシステムを肉体に許容した時点で既に超人的な能力を得ている設定なんだろうか。なんちゃら流のために必死に稽古を積んできたわかばが初見で負ける素人ってのは、相当なもんなんじゃなかろうか。しかも白刃取りってな。そんな無茶苦茶な奴にわかばが正面から勝負挑む意味も分からん。「勝たなければ」って言ってたけど、あれは剣道のルールで一本取れれば良かったんだろうか。途中からそうは見えなくなってたけど。

 まぁ、そうした駆け足の「設定消化」部分はある程度仕方ないとしても、更に盛り上がるべきバトルシーンもお約束を踏襲するだけで手一杯で、なかなか見たい要素が全て出ているとは言いがたい。特に、いきなりわかばとあかねの合体に突入したので、わかばの単体スペックが一切描写されていないのは勿体ない。たとえばスマプリを例にとれば、「今まで戦ってきた人間では敵わない! こいつはピンチだ!」というシチュエーションになったところに新メンバーが加入し、数が増えたこと、もしくは新必殺技でもって難敵を打開する、というのがメンバー加入エピソードのセオリーである。そうじゃないと「助けに来たぜ!」の意味がないからだ。しかし、残念ながら今回のわかばの参戦にはその要素が一切ない。ひょっとしたらあかねとあおいの2人でも前回同様に容易く撃破出来てたかもしれない。それにも関わらず、前回あれだけいちゃいちゃしていたあおいちゃんとの合体をすっ飛ばして、いきなり初対面のわかばと合体、大技炸裂からの勝利。別に、そこはあおいとの合体でもいいじゃん、と思ってしまえるので、今ひとつ新規加入のインパクトが弱い。一応、ちょっとだけ「あおいのハンマーがかわされる」っていう描写はあったけど、あれが「鈍重なあおいじゃ駄目で、より戦闘経験の高いわかばを使え」っていうことだったんだろうか。ちょっと説明不足やなぁ。あと、多分わかばの固有武器が剣ってことなんだろうが、合体前のバージョンでのソードも見てみたかった。その辺の要素がすっ飛ばされると、ワクワクしていた変身、合体ギミックも消化不良でちょっとガッカリ。

 まぁ、ダラダラ文句を言いながらも見てしまってますけども。だって、映像見てるだけで面白いもの。今回もしゃきしゃきしてたなぁ。あかねわかばのバトルシーンもなかなか見応えがあったが、個人的にお気に入りなのは初対面の時に白刃取りでわかばが吹っ飛ばされるカット。「バトルで動かすぜ! あ、あと尻も」みたいな絶対に忘れないこだわりは大事にしたいね。この世界もストパン同様、何の理屈も無しに恥辱プレイな制服がまかり通る世界のようで、実にけしから素晴らしい。欲を言うなら、個人個人の変身バンクにもう少しオリジナル要素を強く出して欲しかったかな。一応変身に入るモーションだけ違うけど、腕甲のギミックとかは全員一緒なんだよな。そりゃ同じシステムで変身してるんだから間違っちゃいないんだろうけど、どうせだったらセーラームーンとかなのはみたいに、1人1人違ったイメージモチーフの変身要素があっても良かったんじゃないかと。そういう意味では、合体シーンと合体後のデザインの方が見ていて楽しいかもしれない。今回は「盾!」「剣だ」のおねーさんによく似ていましたけど。月まで壊せ、カ・ディンギル!

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 説明不要の第2話。システムがどうこうとか、変身、武器の強さ、身体強化の度合い、そして合体。色々あるけど、説明不要。もう、どうでもいいから幼女で全裸で尻だよ。

 思いの外展開がゆっくりしてる。1体目のアローン相手にここまで引っ張るとは思ってなかったのだが、考えてみりゃ敵キャラ巨大化(?)と合体ロボまで展開しないと戦隊ものにはならないからな。見れば見るほど本当に戦隊フォーマットが綺麗に出ている。現時点ではブルーとの2体合体なわけだが、これって話数が進めばグリーンもイエローも合体出来るようになるのかな。最終的に敵側のブラックも合体して5体合体だよ。一体どんなカラーリングになるんでしょうか。もう、そういう諸々を想像するだけでも馬鹿馬鹿しくて楽しい。

 一応今回の新要素をチェックしておくと、まずはブルーの変身。バイオマンと違ってブルーが2番目なのでブルースリーじゃなくてブルーツーであるが、こちらは乳がやや大きく、そのサイズに象徴されるかのようにパワーファイター型になっている模様。ディフェンスに優れてパワー型のブルーっていうのは割と珍しく、昭英の扮したギンガブルーや、現在放送中のブルーバスター当たりが思い浮かぶくらいか。元々病気療養してた子にパワーファイター型のスーツを任せ、専用武器がハンマーってのはどうかと思いますけどね。あれってひょっとしたら「元気に動きたい」っていうあおいの願望が反映してるのかなぁ。ちなみにあかねの専用武器がブーメランってのもどうかと思う。レッドとブルーでブーメランとハンマーって……どんだけマイナー武器狙いだよ。レッドは剣だろぉ。あと、ブーメランだといまいちどういう特性を象徴したいのか分かりにくいよ。スピード型かと思ったけど、どうも次に出てくるグリーンが技巧派タイプっぽいしなぁ。レッドはやっぱり総合力なのかな。「底抜けの明るさ」とか。

 あかねが「総合力」だとするなら、合体後に主人格があかねだったことも一応納得出来るだろうか。合体後の外見だけ見ると青要素の方が圧倒的に強かったのに(もしくはすごく絶唱しそうだったのに)、実際に動かすのはあかねの方で、あおいは主にハンマー担当だったんだよな。あれって、合体のバリエーションも豊富にあったりするんだろうか。ガオキングばりに合体のモードが多くて「黄色メインの3体合体」とか「緑メインだけど武器は赤」とか、そういうのがあると楽しそう。ただ、4体合体とかする場合には全員が「無二の親友」レベルまで友情タッグを構築しなきゃいけないのが大変だけども。トマトごときにブロックされる友情パワーだからなぁ。あ、でもトマトってやたらと戦隊の敵になるイメージはある。イエローオウルもギンガグリーンもトマトに苦戦してたもんな。そんなとこまで戦隊リスペクトなのか!(こじつけ)

 まぁ、とにかく訳の分からない部分が突き抜けており、更に作画は今回も全力全開と、テンションが落ちる気配はない。多少シナリオは間延びした感があるが、それでも退屈な時間はほとんど無かったし。敵の巨大化役が最後に残されたブラックっていうのも新しいなー。あれってブラックが仲間になったら巨大化シークエンスは誰が担当するんでしょうね。いや、多分ブラックが寝返るのはアバレキラーばりに本当にクライマックスを迎えた時だと思うから、ラスボスが出てくるんだろうけど。いやぁ、謎も多いしアホ要素も多いし、楽しいのは間違いない。

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 Aパートが全て、第11話。久し振りに神がかってましたなぁ。主に麻奈実的な面で。

 Bパート以降とか、正直どうでもいいんですよ。人格破綻者気味の妹の暴挙を涙流してまで許してあげる京介の聖人のごとき家族愛には感服するが、いくら何でも甘やかしすぎだろう、という義憤が先立ってしまうし、作品タイトルと裏腹に、どんどん桐乃に対する好感度が下がるんですよ。黒猫は……面白いけど、何にせよ人格破綻者には違いないよね。あ、桐乃のものまねがやたら上手いところに妙な友情が感じられるのは面白いですけど。

 で、Bパートで桐乃が少し京介に歩み寄り、謝罪の言葉を述べたということは、つまりAパートでの自らの行為を悔いて謝ったっていうことだよね。それってつまり、「もう邪魔はしないので麻奈実と暖かい家庭を築いて下さい」っていうメッセージだよね。そう考えないとつじつまが合わないよね。合わないに違いない。

 掃除に料理、家事が完璧な上に、並んで座ってお茶を飲んだ時の絶大な安定感。そして部屋を訪れた際に、幼馴染みがちょっと片寄った性癖を持っていると判明したときの、何とも度量の広い寛容な受け答えと、ちょいと気の利いた切り返し。一言でこれらの要素をまとめる単語は、日本語でいうと「天使」です。もしくは「田舎のおばあちゃん」。もう、どう考えても結婚する以外にないじゃない。「お兄ちゃんはねー、妹にしか欲情しない変態さんナンダヨー」。読むな読むな、その声で読むな。他にも「喧嘩……しないで?」とか「眼鏡の子ばっかりだった……」とか、一言一言の台詞の破壊力が半端じゃない。こんな状態で平穏を保てる京介の精神構造が分からない。

 今期最大級にして最強のしゅが美キャラである田村麻奈実。彼女の牙城は崩れることがない。アニメ本筋の流れとか、そんなん知らん。

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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
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