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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 蕎麦鵜丼が実在するだとゥ!? 第7話! 確認したらマジであるんやね。すげぇぜゆるキャン、しっかり地元とコラボして結果を残し、その果てに嘘郷土文化まで生み出してしまうとは……まぁ、作った当人の作品でコラボしてるマッチポンプ感はすごいが、正直ちょっと山梨探訪してみたいと思っちゃったぞ。

 ずっと漫画家のターン! ついにシネフォト部の面々が1回も登場しないという、センター・春乃な回が成立してしまった。まぁ、あたしゃ断然春乃(の中の人)派なのでこれでも構わないのだが……女子高生が見られないと寂しいと思う人もいるかもしれない。確かに敷島の変な声が聞こえないのはちょっと物足りない……と思ったら、一応3人はモブ役として登場している。まぁ、その扱いでええんかいとは思うが。

 春乃を中心に展開される「漫画家あるある」はついにアニメ化をめぐる諸々へ。それなりにヒット作を飛ばした原作者が描いてることなのだから虚実は入り混じっているだろうがそれなりに説得力のあるお話。特にアニメ化が決定した後の税金関係の云々はマジで大変なんだろうなぁ、というのはなんとなくお察し。多分アニメがヒットしようがすまいが、いろんなところで仕事のデザインが変わったり、仕事量が激変したりするわけで、人生設計の中に事前に「アニメ化」を組み込んでいない大半の人類にとって、この未知の出来事は色々と想定外だろう。さらにクロクマ先生は霊関係の諸々(普通にこえぇよ)まで降りかかり、よくもまぁ単体で乗り切ったもんである。いや、手伝ってくれる「アシスタント」はいたのか……この人の存在、あまりにも突飛すぎて「山梨を舞台にした地元PRアニメ」から軸が思い切りズレてんのがすごいよな。ちなみにキャストロールに「あんこ:寺澤百花」と表示されて「どこにいたキャラだ?」と思ったらあんこってのはクロクマ先生のとこで飼っている猫らしい。図らずも今作は八奈見と小鞠という二大マケインが顔を連ねている作品なのだな。

 そんな漫画家先生の中にさらに新登場のイスズスズ子先生を追加。なぜか春乃の周りにはホラー作家ばかり集まるな。漫画家3人のZOOMだべり、多分作業をする時に何か環境音が欲しいタイプの人らなんだろうけど、あたしゃ何か作業する時に雑音があると全く捗らないタイプなのであんまり想像できないのよね。周りにも「作業通話」みたいなことしてる人がたくさんいるのだが……俺は多分誰かと話しながらじゃ、この文章すら書けないと思うわ。マルチタスクこなせる人らはほんとすごい。いや、それをマルチタスクというかも知らんが。

 そんなだべりの中で一同が集まることが決まり、謎の大食漢・担当島田も加えての漫画業界4人旅。島田のキャラ、こっち方向に濃いやつだとは思わんかったな。これまでは電話口でしか出てこなかったし。何故かCVはぬーさん。食レポを中心とした漫画作品のことを思えば「ひたすら食い続けられるやつ」は心強い存在だが、みんなでツアーをする時には余計なもんばかり食う単なるノイズになりさがってしまう。今回もこいつのせいで時間を取られたところが大きいんじゃなかろうか。挙句ぎっくり腰で途中退場して各方面に迷惑をかけるなど、扱いとしては散々である。なんかこぅ、漫画家漫画における担当が割と迷惑なやつになりがちな現象、漫画家の怨念がこもってそうでちょっと怖い。担当編集はどんな気持ちで原稿をチェックしたものやら(そこまで深刻ではないやろ)。

 「ミニ丼」ということで今回は多数の食べ物が登場したが、もはやあんまり山梨らしさはなく、「なんか美味そうな創作料理」が集まってくるのみ。丼いうたらだいたいは「ご飯の上にタンパク質」であり、さらに山の上でのことなので魚介が介入する余地もない。必然、米&肉のカロリー爆弾7連打となり、女性だけの旅路はなかなかハードだったんじゃなかろうか。いや、でも美味そうは美味そうなんだよな。マジでやってくれてるならちょっと行ってみたい。なんならうちの近所でもこんなイベントやってくれねぇかな(たまにラーメンラリーは開催されてるけど、対象エリアが広すぎていつも断念する)。

 流石に次回はシネフォト部にバトンが戻るとは思うが、まだたいしょうの魔法陣の謎が解けてない部分が回収されるかどうかだけが気になります!(絶対回収されねぇよ)

 
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 猫にきゅうりはマジで結構な負担になるらしいからやっちゃダメだぞ、第6話。あたしゃ放っておくと猫ショート動画とかを延々流しがちですが、不意のトラブルなら仕方ないが、人間が仕掛けたトラップとかに猫がかかってる動画が流れてくると一気にテンションが下がる。

 というわけで霧島にはマイナス1点だが、まぁ、たいしょうは強い子だと信じているので許してやろう。Aパートは丸石道祖神という謎のオブジェを探すお話。マジで初耳だしどんだけ説明されてもピンとこないのだが、マジで山梨周辺の土着の文化ということなのだろうか。「なんか丸い石を置いとく」なんて風習はあまり都道府県は関係なさそうだが、近隣の県にもあるんでしょうかね。まぁ、信仰の形としてはイメージしやすいものだし、巨岩信仰なんてのはそれこそ所構わず存在する形式ではあるけども。ちなみに我が県(府)において「路上に置かれた石」と言えば県民性の代表選手とも言える「いけず石」である。よくネット上などでネタになっているので古き悪き京都の文化として冗談めいて語られることがあるが、マジでふつーにその辺にあるからな。あれはあれで事情がある文化らしいので、決して京都人の性格が悪いとか思っちゃダメだぞ。いや、悪いのかもしれんけども。あたしゃ外様の身なので詳しいことは分かりません。

 石は石でも謎の球体・ブリオンばりのフォルムを誇る丸石道祖神を探すイベント、よくもまぁ、春乃はこうも怪しい情報ばかり手に入れてくるもんだ。しかも自分では動きたくないから配下(?)の高校生に任せようとするしな。今回は車を使う必要性から本人も出撃せざるを得なかったが、季節が真夏ということもあり漫画家の体力の無さを思い知らされる結果に。まぁ、普段の生活見てりゃ体力がないのは丸わかりだし、あの色素の薄さではとりわけ暑さには弱そうだし。フツーに考えたら自分の思いつきで引っ張り回しといて先に音を上げて駄々こねる大人は面倒臭すぎるだろ、とは思うのだが、春乃はCVのおかげで許されてる部分が大きいよな(個人の感想です)。今期アニメという括りだけでなく、ここまでうえしゃまの嬌声が堪能できるキャラもレアではある。おまけとしてあのクセになる敷島の変なとのぴーボイスも重なり、両サイドからのボイスエフェクトが楽しい。だから石が見つかったかどうかなんて些細な問題です。ちなみに、先週の話があったせいで春乃の仕事場の映像が映るだけでまだちょっと怖い(だから言ったじゃん)。

 Bパート、カレーを求めて三千里。引き続き春乃の暴走話となっており、もはや今作の主人公はどう考えても春乃だ。いいぞもっとやれ。しかしこれまた的確な飯テロにもなっており……「カレー食べたい」はとりわけ伝染しやすい感覚なので、こんな時間にお腹空いた。最近はさぁ、うちの米櫃がもはや空だから家でもなかなかカレー作る気にならんよねぇ。米が安くなるまで待とうと思ってたんだけど、諦めて補充しようかなぁ。

 カレーの面倒臭いところは、単一のメニューのくせして外食しようとするとそのバリエーションが多岐にわたる部分。自分の好みのカレーにチューニングした店を探すだけでも一仕事だし、詳細に検討しようとするとネットの情報だけでは足りなかったりする。そして何よりカレー店はラーメン店ばりに数が多いので吟味も大変なのである。私も去年の夏、思い立ってラーメンじゃなくてカレーの食べ歩き企画を立ててしばらく初見の店をあちこち食べて回ったが、最終的に「もう1回行きたいな」と思える店の割合は少なかった。食べたい時には無性に食べたいけど、わざわざこだわりの店まで行くのもめんどくさい、それがカレーという食べ物なのだ。

 というわけで、人の心を狂わせた結果が丸一日の死出のドライブだったのもやむなしということで。しれっと流しかけたが、春乃の他に霧山・華子ってのもなんか妙な面子だったな。なんだかんだであんな春乃のわがまま勝手に付き合ってくれるのはこの2人ってことなのかもしれない(少なくとも敷島は途中でいなくなってそう)。

 追伸:インド・ネパール料理屋のチーズナン、めちゃ美味いんだけどおっちゃんは歳のせいでもう1人前を食いきれなくなりかけています。あれ、ワンセットのカロリーやばいんだって。

 

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 色んなテロをくらってしまった、第5話。Aパートが飯テロ、そしてBパートがホラーテロである。

 Aパート、なんでああいう田舎の観光地で売ってるハムとかソーセージっておいしく見えちゃうんだろうというお話。わたしゃ八ヶ岳は行ったことないんだけど、たとえば軽井沢なんかは人生で1、2回行ったことがあるのさ。あとは地元がクソ田舎なので帰省自体も似たようなニュアンスになることがあるし、そもそも住んでるのが観光県なのでいろんなところでそういう「名産品」に出会うことになる。ほんで、すごく欲しくなる。あれってさぁ、すげぇみっともないこと言うようだけどあんまりコスパ良くないんだよね。その辺のスーパーで売ってるソーセージよりは絶対に上手いんだけど、その辺のスーパーのソーセージでもそれなりに満足できちゃうからさ、4倍5倍とかの値段で買うのはどうしても、ね。でも買っちゃう。あの魔力はなんなのでせう。

 というわけで、今回は春乃改めハム乃がそんな煩悩を体現したかのように肉類を買いまくる。ついでにうまそうなカレーも食べる。時間が時間なのでダイレクト飯テロ。勘弁してください。数年前まで近所に良きシャルキュトリーがあったからどうしても欲しかったらそこに走ってたんだが、もう閉店しちゃってるから近所でこの欲求を満たすのが難しいんだよぉ。デパ地下とかいくしかないかなぁ……。お腹すいた……。

 ちなみに今回のお話で気になったのはたいしょうの存在である。どう考えても猫の行動範囲じゃねぇんだわ。一応、以前彼の行動範囲の広さは示されていたので遠く離れた地で遭遇するというギャグも成立するはするんだが、一度はそこで「飼い主として」名乗りをあげて拾ってロープウェイにまで乗っちゃった猫を、そのまま現地の放置してくるのは責任問題なんじゃなかろうか。まー、すぐ帰ってきてたからなんの問題もないんだろうけども……。みんなが住んでる甲府と清里の距離はざっくり4、50キロ程度だそうです……流石に厳しくね? 余談ですが「清里」という地名には全く縁もゆかりもありませんが、「桃鉄で手作りハムの店がある駅」という印象だけがあります。初期はかなり収益率がよかったのよね。

 Bパートはホラーテロ。「この程度の怪談話でテロも何もないやろ」と思われるかもしれませんが、以前もどっかで書いたんだけどわたしゃホラーと名のつくものが全て、超超超超超超苦手。どんな些細な怪談話でもその日の夜に寝る時に支障をきたすレベルなので、今回のお話がギャグじゃなくてしっかり怪談だったせいで充分なダメージを食らっている。怖い。山梨の観光スポットを紹介する作品のくせに、特定のスポットをがっつり怪談に絡めていいのかよこんちくしょう。またバスとトンネルとか定番中の定番だしさぁ……何ギャザリングだよ。今後山梨界隈に行く用事ができたとしても、あのトンネルはできるだけ通りたくありません。……でもなぁ、だいたいのメジャーなトンネルって怪談話はつきものなんだよなぁ……。

 怪談のついでに春乃の日常も色々と垣間見られたし、謎の人脈の広さも明かされた。今回登場したクロクマ先生、CVはまさかの羊宮妃那である。猫だったり鳥だったりクマだったり羊だったり、なんともアニマルチックな作品。

 結論:みんな猫が好き。猫みたいな上田麗奈はもっと好き。

 
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 上田麗奈にしこたまワインを飲ませてヘロヘロにし隊、第4話。まぁ、うえしゃま云々は置いといてもヘロヘロになって画風すら突き抜けた春乃はたいそう可愛い。

 というわけでAパートは山梨名物ワイナリー巡り。もう、あんまりフォトとか関係なしに山梨観光してるだけのアニメではあるが、一応「ワイナリー巡りなんて高校生でも楽しめるもんかね?」というお題を扱っていると考えればギリ意義はあるか。実際、未成年がワイナリーに行って楽しいもんなんでしょうかね。かくいう私は酒を飲まんので未成年じゃなくてもあんまり楽しくなさそうですけどね。せいぜいグラスを眺める程度になるのかなぁ。酒のつまみは好きなのでそういうの目当てで行ってみても……いや、それだとワイナリーの意味はないよな。まぁ、飲める人はどうぞ楽しんでください。

 一応未成年のユルい目的として温泉ってのもあったらしく、今作は今期屈指のお風呂作品にもなってることはなっている。女子高生3人の露天風呂旅とか、やりようによってはとてもとてもエロいはずなのだが……まぁ、今作にエロを求めるのはなんか違うしな。むしろエロくなくてホッとするまである。あんだけ眺めのいい露天風呂、フルオープンで大丈夫なのかっていうのがちょっと不安なくらい。

 そして前回に引き続き、酒飲み旅行ということで半ば必然でぐび姉ともエンカウント。そうか、前回出てこなかったもんな。これにて完全にこの世界は「共通の世界線」であることが確定した(前回時点で確定はしてるけど)。ということは多分前回聖地巡礼したアニメってのは「ゆるキャン」ではなくてよく似た何か他の作品なんでしょうね。

 Bパート、ほんとにあるかどうか分からないけどメガ盛りターゲットのフォトラリー。設定が鬼畜すぎるしググってもそれらしいのはヒットしなかったので流石に架空のイベントかな? 1日にメガ盛りメニューを数箇所回るっていう設定は流石にチャレンジャーすぎるもんな。それこそ配信者でもなけりゃわざわざ挑戦しないだろう(一部の非実在女子高生を除く)。しかしここに来て意外な側面が明かされたのが敷島。ちっちゃな体、無気力な態度とは裏腹に、物を食うとなると人一倍の力を発揮できるという謎のくいしんぼ設定が明かされ、「とのぴーキャラ、何故か食欲だけはやたら旺盛なやつが多いな……」というよく分からん共通項が判明したりもした。でもまぁ、流石に1人では限界があり、3人1組でギリギリ目標達成。いや、それだって大したもんだけどね。1人ほぼ役立たずみたいなやつもいたしね。霧島はさ、さつきのことが大好きで愛して欲しいと思ってる割に普段のさつきの扱いが割とぞんざいなのよね。「殴っていい?」と聞かれるくらいにはヘイト貯めてるし、これじゃぁ老後に2人で縁側計画も危ういかもしれませんね。

 そして敷島の必死の頑張りも無惨に打ち砕く各務原さんご一家。というか多分その娘さんのお一人。そっかー、強いわなー。誰だよ、あんなモンスターの参加認めたの。チャリをこぐ能力といい食欲といい、なでしこって実はこの世界のチートキャラなのかもしれない。

 
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 レコーダーに記録されてたサブタイトルだけ見て「ハァ!? この早さで万策尽きてまた声優出演の特番でお茶濁したんか!?」と思ったのは秘密、第3話。でも、ありそうだよね、こういうの。

 究極の自作自演、我々視聴者が「ゆるキャンと似たような作品だよな……」と思ってることなど百も承知。似たような世界観の似たような作品なら、もういっそ堂々と重ね合わせてしまえという開き直りはむしろ清々しい。手塚治虫の昔から漫画のクロスオーバーなんて定番中の定番なのだから、臆面もなくぬけぬけと自作を重ね合わせてしまえばいいのである。まぁ、この作品世界がゆるキャン世界線とどういう関係なのかははっきりはしていないわけだが……「ゆるキャンのコミックが存在し、そのアニメが放送される直前」という事象と「ふつーにしまリンたちが生活している山梨」というのは矛盾する事象な気がするが、まぁ、そこは単なるファンサなので素直に喜んでおこうじゃないか。ちなみに私は大垣が出てきたところで初めて「おるんかい!」ということに気がついたので、視聴後に「あれ? しまリンどこにいたんだ?」と思ってもう1回見直しました。なんでこいつら広範囲に散り散りになってんだよ。

 まぁ、ゆるキャンファンには嬉しいサービスではあるが、単に「キャラが出てきたよ」だけじゃなくて「ゆるキャンの聖地巡礼を作者本人がもっかいやるよ」というのがとんでもない発想。これ、1回の取材でまとめた素材で2本分の漫画が作れてるんだからめっちゃコスパいいよな。しかも「実際のしまリンハウスや各務原家は存在しません、地元の住民に迷惑がかからないようにマナーを守って巡礼しましょう」というワーニングの役割も果たしているので一石二鳥。そんできっちり「あぁ、ゆるキャンのあのシーンの」ということを想起させる映像になってるのが偉いんだよな。ぶっちゃけ、ゆるキャンなんてキャンプして回ってるだけだから毎回似たような景色、似たような展開になってるはずなのに、今回のツアーを見てるとちゃんと「あぁ、あの時のやつか」って思い出せるんだよ。まー、風景が完全にトレスされてるおかげで分かりやすいってのもあるだろうけど。

 そう、背景素材なんですよ。今作はエイトビットから分かれた新興の分社だってのは新番チェックでも触れたことなんだけど、新興スタジオとは思えないくらい画作りがちゃんとしてる。「ゆるキャン」にしろ「ヤマノススメ」にしろ、風景描写が見せ場の作品って実写取り込みからの処理が甘いとどうしてもアニメキャラとのギャップが出て「浮いてる」感じになってしまうじゃないですか。本作の場合はそうした「浮き」加減すらもネタというか、味わいとして取り込んでいるかのような綺麗なまとまりになっていて、一番見せたい「風景」がちゃんと切り取れてるんですよ。最後に行った展望台のシーンとか、劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデンかよ、って思いましたもんね。

 画面が綺麗でなんとなく見てるだけでも満たされるアニメ、これって、もしかして久しぶりに我々が待ち望んでいた「きららアニメ」のイデアが表れているのでは?

 
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 やっぱバイカーは出てくるんやな、第2話。漫画家センセの車だけでも足には困らないと思うのだが、やっぱツーリングは作者の趣味として外せないんだろうな。

 今期は微妙に似通ったコンセプトの作品が並んでいてややこしくなるが、今作は1本で旅(?)と飯が両方こなせるお得なパッケージ。「ざつ旅」の方は2話目がタイトル通りにふつーに雑になってしまっていたので、今作に集約してしまっても構わない気もしてきた。食い物もちゃんと美味しそうだしね。まぁ、視聴時にはダイレクト飯テロになるのだけども。今作はタイトルロゴのところに「Weekend Animation」と書かれているので、週末の心穏やかなタイミングで視聴するのが正しい摂取法なのかもしれない。申し訳ないが我が家は週末のアニメが大渋滞を起こしているので、どうしても視聴は週明けくらいまで後回しになってしまい、その結果飯テロがやなとこで入るんだよな。今回はなんか知らんけどバーガーがやたら美味そうだった。

 さて、お話の方も一応進めるべき部分は進めており、Aパートは写真部の今後について。人数不足による廃部というこの手の作品にはお約束の試練が降ってわいたところだが、教師側も先輩が引退することはもっと前に分かってたんだから、廃部勧告はもうちょい前にしてやればよかったのにな。いや、単にさつきが認識してなかっただけなのかもしれないけども。多分、現実世界でも少子化の煽りを受けて色んな中学高校で色んな部活が廃部になったりしてるんでしょうね。指導する先生からしたら余計な手間が減っていいのかもしれんけど、拠り所として在籍していた現役部員には寝耳に水。まぁ、さつきも霧山も部室を都合のいいダベり場所くらいにしか思ってなかっただろうし、当然の措置ではあるのだけど。

 というわけで、同病相憐む形で連携を組むことになったのは映画研究部。こちらは栄枯盛衰が写真部以上で、事実上先輩との2人部活だった写真部とは異なり、少なくとも1年前までは多数の部員が在籍して映画の撮影までやってたわけで、一気に人数が減って廃部という事態にまで陥ったのだから部長の敷島さんもさぞかしショックが大きかった……かどうかはよく分からない。なんかのれんに腕押しで良くも悪くも存在感の無い子である。いや、存在感はちゃんとあるんだけど……何考えてるんだか分からない子。描写からすると当然映研部には思い入れもあったとは思うのだが、過度に周りに流されやすいタイプなのかもしれんね。ちなみにCVはとのぴー。古賀ちゃんの金切りボイスに加えてとのぴーボイスまで加わり、メインで回す面子がかなり強固な体制となっている。

 そしてBパートは大人側のお話。オープニングやエンディングを見る限りではバイカーのカコを含めた5名がレギュラーメンバーっぽいので、これでキャラ紹介は一通り終わったってことかな。今後は高校生とバイクの絡みもあったりするんだろうか。

 写真ネタだけで新連載を立ち上げた春乃はだいぶ苦労してそうだが、漫画家の連載立ち上げってその程度の見通しで大丈夫なもんだろうか。動画配信者という側面もあるカコのおかげでもう少しだけネタは稼げそうだが……やっぱどう考えても長続きする題材では無いよなぁ……と思ったが、それってこの作品自体の存在否定になっちゃうのか。どれくらい連載が続くでしょうかね。

 「ざつ旅」にしろ今作にしろ、漫画家はやっぱり漫画家漫画を描きたがる。それが一番手っ取り早いんだろうけど……こうして同時期に並ぶとやっぱり「ネタ被り」感が否めないのがもったいないなぁ。比較するもんでもなさそうだが、個人的には全体的なユルさをしっかりネタとして消化しているこちらの作風の方が好みである。

 
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 ハッピーなエンディング、最終話! いい話でしたよ。どうなるか全部知ってたけど、しんみりと泣いちゃいそうだったわ。まぁ、涙なんて全く似合わない作品なんですけどね。

 2期の決着はウガルルの顕現まで。つまり原作コミックで言えばぴったり4巻のラストまで! これが何を意味しているか分かりますかね? そう、アニメ1期は2巻の終わりまで、2期が4巻の終わりまで。現在既刊コミックは6巻……つまり、このペースでやればアニメ3期は問題なく実現できるってことなんですよね。まぁ、コミック2冊に1クール分の内容が押し込まれてるってことがまずすごいんですけどね。

 前回時点で「ウガルルのキャスティングに注目が集まる」って(勝手に)書いたんですけど、がっつり本腰を入れたキャスティングで一安心ですね。私がアニメを見てる時に何故か意識する要素に「プリキュア指数」ってのがあるんですが(ほんとに何故だ)、これにてさくら町のプリキュア指数が上昇しました。現在所属のプリキュアは、シャミ子(ミルキー)・桜さん(ピース)・そしてウガルル(サマー)の3名となります。ごせんぞ(コメコメ)もいるといえばいる。ともかくウガルルはアホの子ですので是非とも今後の勢いのある活躍が期待したいですね。いや、この界隈のキャラはみんなアホといえばアホなんだけどさ。

 ウガルル救出作戦の「全ての要素がガチガチに伏線として拾われていく」要素は本当に爽快で、小倉しおんが謎テンションになっちゃうのも致し方ない。厳密には伏線っていうか「ありものが伏線になるようなタスク」が強引に生成されているだけなのだが、それでもここまで歩んできたまぞく的要素が全部活用できるとなれば、「シャミ子が様々な経験を通じて成長してるんだよなぁ」という満足感につながるので文句はない。ずるい武器のおかげで神話級の活躍もちょいちょいできるようになっているシャミ子が、チート級の実力を持つ魔法少女をサポートに加えて、その魔力でもってご町内の大問題を解決していく様子は真っ当な成長譚である。まさかこの流れでじわじわミストレスの二つ名にふさわしい姿になっているなんて、なかなか気づけませんて。何十年後になるか分からんけど、今作が完結する時にシャミ子軍団が麦わらの一味みたいな大勢力になってることを期待したいですね。危機管理ギアサードとかになってたらどうしよう。

 来週からシャミ子の声が聞けなくなるというのがとてもとても残念。3期、早く来るといいですね。3期はあれがああなるから、リコくんがさらに……。今週ちらっと見せたマスターへの偏愛、何年越しの伏線になるんでしょうね。

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 ツノなしシャミ子って新鮮、第11話。まぁ、正直いうと主人公にあるまじき地味なデザインな気もするが……それだけツノが果たす役割が大きいということなのだろう。やっぱりまぞくはツノがあってナンボですよ。

 この流れだと、ウガルル戦が第2クールのクライマックスということになる様子。シャミ子がその名に恥じぬミストレス(女帝)となったことを示すには、なるほど配下たちを救うエピソードが締めくくりにはふさわしい(?)。これまでいろんな意味で桃のことを救ってきたが、広がるシャミ子の世界を象徴するかのように、新たな眷属(??)、みかんのエピソードへと食い込んでいくわけだ。

 みかんのお話ってのはこれまでそこまでディープに語られてこなかったが、それもひとえにみかんが抱え込むタイプの性格だから。他人に迷惑をかけることを嫌うために、ある程度呪いと付き合えてる状況では、その悩みが表面化することもなかった(いや、表面に出てるんだけど、だいたいは桃が腕力で抑え込んでいた)。しかし、夏休み明けで久しぶりに学校のシーンが増えるようになり、新たな環境での生活は必然的にみかんと他人の関わりが増えることになる。そこで浮き彫りになるみかんの悩みを、かつてない積極性でもってシャミ子が解決しようと立ち上がるのだ。このお節介な献身的なところがシャミ子の良さである。ちなみに、そうしてみかんにばかりかまっていると桃との関係性が薄まってしまうことにも配慮されており、きちんとシャミ子の口から「推し」への言及もあるので安心だ(推しだとは言ってません)。加えて今回はなんと1話の中でノーマル・ダークネスと桃の変身バンクだけで2パターンを一気に披露。あくまでも今作メインヒロインの座は渡しませんからね。

 まぁ、サブイベントの中では割と大きな転換点となるウガルル戦。既に私の興味は「ウガルルのCVは誰になるかなー」である。ここまで見事にハマるキャストだらけだった今作だけに、この重要な配役に注目が集まります。え? 集まってない? いやぁ。

 

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 変身バンク祭りじゃい、第9話。ダークネスピーチはまさかのガッツリ変身、そして危機管理は露骨にエロい変身。ミカンは……今期もう3回目くらいのバンク? やたら多いな(それがバンクだ)。

 というわけでシャミ子も大好き、ダークネスピーチが再び登場するお話。「桃はスタイルがいいからピンクの衣装よりもシュッとした黒の方が決まる」というシャミ子の見立て通り、多分デザイン性だけで言えばダークネスの方が格好いい。まぁ、元々桃の魔法少女衣装はちっちゃい頃に生み出されて本人もちょっと恥ずかしいと思ってるやつだからね……でも、ミカンにしろ桜さんにしろ、一度魔法少女になってしまった人類はあんまりその辺の羞恥心はなさそうなんだけどね。これって魔法少女になってしまったが故のメンタリティなのか、そもそもそういう連中だからこそ魔法少女になれるのか。シャミ子が危機管理モードになり始めた時にあんだけ恥ずかしそうにしてたのに今はそうでもないことを考えると、結局はただの「慣れ」なのかもしれない。

 そんなダークネスが登場した理由は、闇に傾いた桃のメンタルがちょっとの邪念により後押しされたこと。その後押しってのが動物園の時のいざこざなわけだが、当人曰く「お弁当食べたかった」である。まぁ、もっと突き詰めれば「シャミ子とデートできると思ってたのに外野が邪魔した」が一番の理由だと思うのだが、いくらなんでもそれは恥ずかしすぎて言えなかったのかしら。白状と黙秘の折衷案がお弁当の一件で、一応食べたら治ったんだから多少の効果はあったってことだろう。一晩置いた枯れ葉色のお弁当にも立派に存在意義はあるんだね。あとで食べようと思って作ったわけでもないのに、やたら日保ちしそうな中身なのはさすがシャミ子である。いや、お弁当ってそもそもそういうもんか。

 桃の治療に尽力してくれたのは、いよいよフル回転し始めた小倉しおん。彼女には未だ原作でも明かされていない秘密があるようなのでこの段階では全くもって謎オンリーなのだが、こんだけカオスな界隈だと露骨に怪しいはずのこの女がそこまで浮いてないってのもとんでもねぇ状況である。屋根裏の住人もやばいけど、それを言い出したら思いつきで友達3人並ぶ形で引っ越しした桃も既に割とやばいやつだしな。そして実際魔法少女活動にもまぞく活動にも、すぐに連絡できるこの距離感は有効なわけだし。この町には他にも魔族関連の施設は多く隠れていそうなのだが、こんだけ大挙して共同生活してるのはぱんだ荘くらいなんじゃなかろうか。そして、このアパートの人口が今後もさらに増えることになるという……ひだまり荘もびっくりだよ。まぁ、面子が増えるのは多分3期以降になるとは思うけども。

 桜さんの泉でさらにいろんな伏線をてんこ盛りに用意しつつ、実は1巻で既に登場していたおくおくたまの名称は回収する。これを伏線と言っていいのかどうかは微妙だが、本当にどこまでも抜け目のない漫画である。

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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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