最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
<青> Blue Sun’s Zenith 青の太陽の頂点 (X)(U)(U)(U) R インスタント 対象のプレイヤー1人は、カードをX枚引く。〜をオーナーのライブラリに加えて切り直す。 「頂点」サイクルの青は、シンプルにXドロー。ここ最近のXドローというと「思考の泉(M10)」がベースになると思うが、余計な能力無しでもインスタントになった分1マナ重くなったと考えればつじつまは合う。「天才のひらめき(USG)」の下位互換的なコストではあるが、その分はZenith能力があるのでとんとん。これで過去の「トレイリアンブルー」みたいなデッキがあれば凄いことになるが……まぁ、無いだろう。トリプルシンボルで決して軽いとは言えないコスト設定は、過去に「火想者の発動(GPT)」なんかでもあまり好まれなかったマナ域なので、手放しに強いとは言えない。ただ、現環境においてインスタントのドロー呪文というのは選択肢が「ジェイスの創意」だけなのでそれなりに貴重で(「深淵の謎」もあるけど)、同じ5マナで比較すれば「ジェイスの創意」とこれは1枚しか差が無い。パーミッションに構えてエンドにあまったマナで適宜ドローを補充するという役割ならば、このスペルが充分替わりを担ってくれるはず。また、Zenith能力があるので何度でもその恩恵を味わえる可能性があり、後半にドローの枚数が増えれば増えるほどアドバンテージ構造が明確になってくる。あわよくば最終的には相手のライブラリを破壊することも不可能ではないわけで、何か過去の遺物のようなデッキも作れそうではないか。ただまぁ、現環境で最大のライバルドローソースと言えば「ジェイス」様なんですけどね。そりゃ分が悪い。 Consecrated Sphinx 聖別されたスフィンクス (4)(U)(U) M クリーチャー・スフィンクス 4/6 飛行 いずれかの対戦相手がカードを1枚引くたび、あなたはカードを2枚引いても良い。 神話スフィンクス。どの次元にも顔を出し始めた最近の青スフィンクスの節操の無さはちょっと気にかかるところだが、そのあまりに短絡的に表現された特大アドバンテージエンジンはさらに気にかかる。6マナ4/6は割と普通のボディではあるが、相手はターンを返してドローフェイズを迎えてしまった時点でアドバンテージを確立させてしまう。仮に6マナ4/6、187能力で2枚ドローという生物だっただけでも充分な仕事だろう。そのままちょっとでも放置しておけば、見る見るアドバンテージが広がっていき、対処手段が無くなってしまう。また、青にはご存じの通りに相性の良いカードが多く「ジェイス」を起動すればプラス能力を使いつつ相手が1ドロー、自分が3ドロー。「時の逆転」でも使おうものなら、相手7ドローで自分は21ドロー! 別な意味で死ねる。いっそこのまま「寺院の鐘」を張った上で「ジェイスの消し去り」でも置いておきたい気分である。リミテッドなら勿論鬼カード。構築の場合、「マゴーシのスフィンクス」というお馬鹿生物に声がかからなかったので過剰な期待は出来ないが、このカードの強さは放っておいても勝手にアドバンテージが広がる自動性能にある。除去耐性の無さをうまくカバーしたコントロールとかなら、ワンチャンスあるかもしれない。 Corrupted Conscience 堕落した良心 (3)(U)(U) U エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) あなたはエンチャントされたクリーチャーのコントロールを得る。 エンチャントされたクリーチャーは感染を持つ。 ついにイラストにあのカーン様が現れた。すっかりファイレクシアに陵辱されてしまったカーンは、実に禍々しい姿で鎮座ましましている。ドミナリア時代はウルザの忠実な部下として活躍し、その後もミラディン・ドミナリアの危機を救い、すっかりプレインズウォーカー総本山みたいな印象のカーンだったが、一体何がどうなってこんな姿になってしまったやら……ま、ミラディンの騒動は今も昔も全部こいつのせいなんだけどさ。さておきこのカードである。残念ながら堕落したカーンのカード化ではないが、青特権である「支配魔法」の新作なので、リミテッドレベルなら充分強力だ。そして、ファイレクシアに洗脳されたイメージは感染を付与することで表現されている。単に感染をつけるだけのオーラ「ファイレクシア化」が2マナであることを考えると、3マナの増加でコントロール奪取出来ちゃうのはかなり破格。どのクリーチャーにプレイしても大して損しないわけで、中盤にフライヤーあたりにぺたりとやれば、そのままゲームを終わらせてくれる可能性もあるのだ。やっぱ誘拐オーラはどこをどういじっても強いな。 Cryptoplasm 謎の原形質 (1)(U)(U) R クリーチャー・多相の戦士 2/2 あなたのアップキープの開始時に、あなたは「〜は他の対象のクリーチャー1体のコピーとなる」ことを選んでも良い。そうしたなら、〜はこの能力を得る。 毎回恒例の「クローン」タイプクリーチャー。3マナ2/2はクローン業界ではそこそこのサイズに分類されるが、一応ステータスを与えられたのには訳がある。普通のクローンと違って、こいつは変身を完了させるまでに多少の時間がかかるのだ。無事に出して1ターン生き延びることが出来れば、ようやく、他の誰かの姿を借りることが出来るというわけだ。クローンの強さは常に場にある最上の選択肢を選べることで、例えば「悪残の天使」をコピーしておけば火力圏外に逃げられたし、すぐにブロックに向かうことも出来た。それが出来ず、大きな隙を作ってしまうのはクローンとしては2流である。一応コロコロ姿を変えるオプションを持っているのはメリットだが、わざわざクローンが入るデッキならそんな尻軽使い方などせず、何かもっと確固たる目的があるはずだろう。中途半端は何事にも向きませんよ、というお話。ただ、リミテッドだと安心のステータスと能力のおかげで結構強い。 Distant Memories 遥かなる記憶 (2)(U)(U) R ソーサリー あなたのライブラリからカードを1枚探し、それを追放してライブラリを切り直す。いずれの対戦相手も、あなたがそのカードを手札に加えることを選んでも良い。そうしなかった場合、あなたはカードを3枚引く。 こちらもカーン様のイラストが印象的。すっかり悪に染まってしまったカーンが「ぐぅ、なんだ! この私の心を苦しめる記憶の断片は!」と叫んで必死に改心フラグを立てようとしている様子がなかなかにドラマティック。ぼんやりと浮かんでいるのはウルザ様の顔とヴェンセールのマスクだろうか。一瞬「あれ? ガラク? お前関係無いやん」と思ったけど、マスクが違うな。あくまで思い出しかけてるのは同郷出身のプレインズウォーカーだけである。ウルザとつるんだドミナリア政変と、ヴェンセールと共闘した時のらせん事件はものすごい隔たりがあるけどな(ヴェンセールじゃなくてミシュラだっていうは話もある)。さておき、そんなドラマティックな時代背景を感じさせるカードなのだが、残念ながら能力は大したことがない。何せ、レアに分類されているのに同じマナコストの「魔性の教示者(M11)」の完全下位互換にしかならないのである。そりゃま、特定のカードをサーチする能力は黒の方が優れているということなんだろうが、別に苦手なら無理にやらんでもいいと思うのだが。一応「恐喝」システムになっているので、うまくいけば公開条件こそつくものの、一応「魔性の教示者」と同じ。失敗しても4マナ3枚ドローなら「集中(8ED)」なので悪い相談ではない。が、その場合には「引きたいなー」と思って公開したカードがリムーブされてしまい、2度と引けないという余計なハンディキャップがあるのだ。流石に構築で使えるレベルになるとは思えない。改めて、何でレアなのかと小一時間。リミテッドでも鬼ってほどのカードじゃないしなぁ。 Fuel for the Cause 目的のための燃料 (2)(U)(U) C インスタント 対象の呪文1つを打ち消す。その後、増殖を行う。 間違っちゃいないが、何かよく分からない日本語名を付けられてしまったカード。そらな、目的が無い燃料なんてあるわけないからな。さておき、このブロックの基本カウンター。4マナおまけ付きカウンターについては過去に書いた「解明(ROE)」の記事あたりを参照してもらうとして、このカードのおまけは過去の水準で見たらそこそこ魅力がある。コモンで増殖が出来るカードは「傷跡」時点では「着実な進歩」くらいだったので、どうしても増殖デッキは敷居が高いイメージがあったが、今回はこれと「病気の拡散」がコモンで手に入るようになり、カウンター・除去といったベーシックなアクションに付加効果として増殖を絡めやすくなっている。どうしても受けのデッキになるので狙ったタイミングで増殖出来ないのは難点だが、「転倒の磁石」や「堕落の三角護符」といった増殖プッシュカードと併用するならば運用はしやすそうである。現リミテッドで「冷静な反論」はそこまで重要なカードとなっていないが、今後のコントロール寄りのデッキには注目したい。いや、リミテッドの話ですけどね。 PR 「ミラディンの傷跡」以前のブロックについては、以下のリンクからお願いします。 エルドラージ罠変身 2010年FNM(アラーラ・ゼンディカーブロックスタンダード) 土地(23) 森×6 島×5 ハリマーの深み(WWK)×4 カルニの庭(WWK)×4 霧深い雨林(ZEN)×4 クリーチャー(10) ムル・ダヤの巫女(ZEN)×2 ゼンディカーの報復者(WWK)×1 ペラッカのワーム(ROE)×2 鋼の風のスフィンクス(ARB)×1 テレスタドン(WWK)×1 無限に廻るもの、ウラモグ(ROE)×1 引き裂かれし永劫、エムラクール(ROE)×2 その他(25) 思案(M10)×4 先読み(ROE)×4 探検(WWK)×4 成長の発作(ROE)×3 ジェイス・ベレレン(M10)×2 野生語りのガラク(M10)×2 変身(M10)×4 召喚の罠(ZEN)×4 サイドボード(15) 瞬間凍結(M10)×4 否認(M10)×2 ジェイス・ベレレン(M10)×2 精神の制御(M10)×3 酸のスライム(M10)×2 濃霧(M10)×2
5月14日 ドラフト模様(ROE×3) ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Thraxi】→【Van】→【Serra】→ エルドラージ3発目の今回のドラフトですが、これまでの試合よりもいくらかパックは地味め。もちろんそれはだんだん慣れてきたが故の体感要素も多分に含まれてはいるのだろうけど、これまでのように劇的にコンセプトを尖らせたデッキは少なくなっている。その上で顕著だったのは、コミュニティ内における白の冷遇っぷりであろう。今回は「岸壁安息所の騎士」が登場せず、「隊商の随員」などの基本戦力もいなかったので魅力に欠けるという部分はあったが、まさか5人ドラフトで誰も使わない色が現れることになろうとは。逆に言えば、残りの4色を5人で奪いあう形になっており、ピックは血で血を洗う様相。勝負の分かれ目は、いかにカードを愛しているかである。勝てないと思ってピックしたら、やっぱり勝てないのだ。 今回のレア度数は5.2と、相変わらず好調をキープ。これで「休眠のゴーマゾア」が2体かぶりとかじゃなければもう少し記録も伸びたところだろうが。
4月30日 ドラフト模様(ROE×3) ピック順 【Sangriter】→【Thraxi】→【Serra】→【Alessi】→【Lionhall】→【Van】 私が所属している某コミュニティでたまに行われる、ブースタードラフト戦の記録記事。参加者たちは固定面子で、各々の生活もあるだろうから流石に実名は伏せてあります。 エルドラージ覚醒・俯瞰
毎回やってることなので、今回も「エルドラージ覚醒」がどんな世界になるかを予想して、その俯瞰図を書いていこう。プレリにも出ていない人間の書くことなので、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
Ancient Strrings 古きものの活性 (G) C
ソーサリー あなたのライブラリを上から5枚見る。あなたはその中の無色のカードを1枚公開し、手札に加えても良い。その後、残りをあなたのライブラリの一番下に望む順番で置く。 青がインスタントかソーサリーを探していた「深遠の覗き見(CHK)」、そして緑がクリーチャーを探した「自然との融和(10ED)」は、神河で誕生した「5枚から探せるスペル」コンビ。普通こういったライブラリ操作は青の方に与えられるべきスペルのはずだが、今回はエルドラージに与しているのが緑なので、こうして緑に続編が作られた。これまでの環境で言えば、無色のカードは土地とアーティファクトだけ。このスペルは当然その2種も手に入れることは出来る。しかし、やはり最大の見せ場はエルドラージとの組み合わせだ。どうせエルドラージはクソ重たいのでそんなに大量にデッキに入れるわけにもいかず、いざというときにこうしてサーチ出来るスペルを入れることで「水増し」出来るのは非常にありがたい。序盤に引いてもさっさと土地に変換してしまえば後腐れもないし、5枚もめくれば流石に土地は1枚くらい含まれているだろうから、決して無駄にならない点は「深遠の覗き見」などの先輩スペルよりも優れている部分だろう。リミテッドならば手軽な圧縮スペルとして重宝するだろうし、構築でもエルドラージが現実味を帯びるならば充分使われる可能性がある。 |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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