マッスルスパーク、天翔龍閃、4回転サルコウ←New! 第21話。やっぱり修行パートから血の滲むような努力を経て手にいれる必殺技ってアツいですよね。ラインナップにジェネレーションとか諸々が浮き彫りになりますけど。ちなみにほんとはここに「バズーカチャンネル」も入れたかったんですが、流石にマイナーすぎるので自粛しました(自粛とは)。
たどり着いたのは新潟の地。その過程でのコミュニケーションだけでもいのりちゃんにとっては万能薬みたいな効能もあった気がするが、そんなメンタルケアだけで済む問題ではない。……それはそうなんだけど、最終的に司も後部座席倒して寝てるってことで、事実上の同衾が早くも達成されてしまったという……既成事実ができたいのりさん、あとは先生にモーションかけるだけですよ!(なんて不純な見方しかできない大人なんだ)
待ち構えていた魚淵は花江夏樹ボイスからも分かるように(?)なかなかにピーキーな人物で、ハーネスを使ったトレーニングのテクニックはもちろん一級品だが、その裏には彼独自の「スケート上達メソッド」もある。そりゃそうだよな。ハーネス扱うのが上手いっていうだけで一流トレーナーにはなれないわけで、それを裏付ける理論と実績があってこその名トレーナー。様々な問題を一瞬で看破し、今後のいのり(と司)の成長に必要な要素であれば、多少ハードルが高くてもガンガン要求してくる。骨折して間もない司に再びハーネスを握らせるのは鬼の所業だが、今後の練習を考えれば、やはり司自身がハーネスをマスターしないことには進めないのだ。ここで遠慮せずに要求する魚淵、それを受ける司。トレーナー勢の覚悟も決まる。
魚淵のサポートのおかげでどうにか3回転ルッツまでは戻せそうないのりだったが、そこで魚淵から更なる劇的ドーピングな提案。何と「3回転技の難度あげるくらいなら4回転の方が早くね?」。
司曰く「4回転なんて最初から想定に入れてなかった」とのことで、ジュニアでの4回転はそれくらいに無謀な話らしい。多分狼嵜光も4回転はやってないってことなのよね。気になって確認したら、ジュニアでの4回転は日本人選手だと5年前に当時12歳だった島田麻央選手が史上初めて成功させたとのことで、そんなとんでもねぇことをフィギュア歴がまだ浅いいのりさんに要求しているという話。だいぶ無茶苦茶っぽいが、スポ根漫画だったらそれくらいの無茶は通ってしまう。しかし、高校球児に150キロ投げさせるのだってちょっと前までは夢物語だったのに最近はホイホイ実現もしてるし……人類の進化は止まらないもので。いのりさんも今回見事に1回目の着氷に成功。これはVS光戦にも勝機が見えてきたってことなんでしょうね。
今作らしさが出ていたのは、追い詰められて気のはやったいのりを諭す司の言葉だろう。「飛ばなくちゃ」ではダメだったという司の過去の経験から、何をモチベーションにするのが一番効果的かを考える。そして、いのりの天性の才を信じればこそ、「集中して、周りの世界を見て」というアドバイスを提出する。「周りの世界を見る」ことで一旦自身の身体にばかり集中していた意識を解放する意味もあるだろうし、何より「その景色を俺に教えて」がいのりに対しては最大の激励。「司先生と話すのが楽しい」「先生のために自分ができることをやりたい」が最大のモチベであるいのりにとって、これ以上の的確なアドバイスはなかっただろう。
さぁまずは偉大な一歩目が踏み締められた。まだまだ、修行パートは終わらんぞ。
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