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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 何なのこのエロアニメ、第6話。メインヒロインが酒場で踊り子って、薄い本前提なの? ハナハルに表の仕事は許さないってことなの? あれだけむっちりの娘が多いのにベローズさんだけ甲羅尻なの? 是非それで!

 サブタイトルは「謝肉祭」とあるが、そこまでお祭りムードは無いエピソード。おかげで「エイミーって日常的にあんな仕事場でエロダンスする仕事だったの? 幻滅しました、リジットさんのファンになります」とか言おうと思ったのだが、あれは一応イベントごとでの出し物だったのね。そしてそもそも私はリジットさん一筋で良かったのね。まぁ、今回出てこなかったけどさ……。わざわざ祭りの余興であの3人娘の踊りが求められており、実行したら大反響なわけで、あの3人は船団の中でも割とアイドル的な立ち位置なのだろう。調べてみたらエイミーって15歳かよ。女子高生や女子中学生に風俗で働かせてるようなもんやないか。盛り上がるおっさんどももどうなのだろう。そして一体誰があんなけしからんダンスの指導をしたのだろう。それともこの世界の住人ならばあのくらいは出来て当然なのか? ベローズさんもリジットさんも数年前にはあそこで踊っていたのだろうか? いいとこだなぁ、ガルガンティア船団。

 さておき、諸々のイベントを通じて、レド君が着実に地球に馴染み始めていることが分かる丁寧な脚本である。まぁ、中盤パートはエロダンスが挟まっていることばかりが気になってましたが。執拗に乳・臍・尻を抜きながらのカメラワークにより、どれだけ真面目な話をしていても、どれだけムードのある状態になっても、常にちらちらと煩悩が渦巻く状態だったため、なかなか頭に入ってこなくて大変でしたね。今回のコンテ、山内重保監督なんだよなぁ。見てる時には気付かなかったけど、このフェティシズム溢れるジメッとした感じは、言われてみれば山内テイストかもしれない。

 レドの変化と成長については、「語られることがそれしかない」作品だったので非常に明確な指針とともに描かれている。今回ようやく手にした賃金の使い方に戸惑っていたレドが、まず「美味いもの」の価値を知る。そして、労働の対価としての賃金の意味も理解する。それを手にするための労働については相変わらずなかなか手が出せない状態で、何をやっても「チェインバーに任せればいいじゃん」という文句しか出てこなかったわけだが、今回初めてチェインバーからの救援要請があり、ようやく「人の手が機械に勝てる」チャンスが訪れた。まぁ、ぶっちゃけあの魚捕りリベンジだってわざわざレドが乗り込まずともレドがチェインバーに指示を出せばそれまでだったわけで、あんまりレドの必要性は無かった気もするのだが、チェインバーに助けを求められた時のレドの嬉しそうな顔を見れば、まぁいいか、ってなもんである。これまでしつこく「お前の適正はニートだ」と言われ続けていたところに、ようやくリクルート活動が実を結んだという吉報も重なり、少しは前向きに世界を見られるようになっただろう。そういえばこの作品のオープニングのタイトルは「この世界は僕らを待っていた」なんだよね。

 レドたちの世界と地球の差異の際だたせ方も面白く、都合の良い設定だとばかり思っていたヒカリムシの発電能力についても、今回「旧文明の遺物である一種のナノマシン」であることが明かされた。確かに、舞台となっているのは単なる「水没した地球」ではなく、「かつて高度な文明が栄えていた地球」である。船団の有り様に不自然なところはあるわけだが、我々の常識だけでははかれない、あの世界だけの理屈があるってことを改めて認識させてくれた。また、レドが初めてタコと向き合って敵対意識を露わにする描写も、単なるお上りさんとしての描かれ方ではなく、「レドが戦っていたおっかないものなんて、この世界ではみんな平気で食っちまうんだぜ」という気の利いた小ネタである。あそこで「タコを食う」というイニシエーションを通過したことにより、レドはこれまでの自分の常識がいかに的外れで、自分の信念なんて大したことは無いんじゃないか、と思うきっかけを得たのである。いくつかの偶然も重なって産みだされたレドの前向きな姿勢は、6話目にしてようやくたどり着いたスタート地点だ。

 しかし、ようやく吹っ切れたと思ったところにまさかの敵来襲。まぁ、そりゃすんなりとお気楽バカンスアニメにはならないだろうが、地球上にもヒディアーズが生息しているというのは結構大事なファクターである。今回登場したのはチェインバー1体で何とかなりそうな小型だったが、1体活動出来たってことは、第1話で死闘を繰り広げていたような大軍勢が押し寄せても不思議はないのだ。今後の地球がどうなっていくのか、まだまだ先は見えない。

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 なんやねんこの平和な世界、第5話。まごう事なきサービス回であるが、この世界の女の子達は普段から割とサービスに熱心なので、そこまでのスペシャル感はないんだけどね。それにしてもみんなムチムチ過ぎるな。もっとゆりえ様みたいな子がおってもええんやで。

 凪の日は、船団は船を止めてメンテナンスに当てる習わしだという。なるほど確かに生活の全てが船上で行われているこの世界、定期的に自分たちの「地面」をチェックしなければいつかは止まってしまうことになるのだろうが、そもそも、こういう生活スタイルが定着した背景ってどんなものだったのだろうか。「船」という形式が存在している以上、人類の祖には「船を造る機会」が必要だったはずだ。この世界も全ての陸地が無くなっているわけではないということなのか、それとも、旧人類の遺物としての幾ばくかの「船」から新たな歴史を刻み始めたのか。考えてみると色々と空想が捗って面白い。サルベージだけを進歩の手段として採用している人類というのは、本来ならば非常に限定的な進化の過程しか残されていないはずなのだが、不思議とガルガンティア船団の科学技術は高い。もちろん旧人類の撤退から、新たな現在の歴史までの時間が分からない(それこそ数千年規模の可能性だってある)のだから、どこまで進んでいようとおかしくはないのだが、どこか旧態然とした船団の大枠に対し、エイミーたちの駆るヨット兼飛行機械のような技術を見ると、何とも不思議な感じがするものだ。

 どうしてもレドの技術と比べてしまうので「旧人類」というイメージがつきまとうが、船団の技術は、おそらく我々人類が想定する以上のものだ。女海賊が持っていた人型潜水マシンの時点でそれは分かっていたことだが、今回、レドが就職活動のために船内を回るシーンでは、想像以上に広がった船内の「世界」が確認出来る。食肉の確保のために畜産まで行っているのだから恐ろしい。畜産のためには土地が必要であり、必要な資材を調達するためには農耕が必要。そして当然、農耕にはより広大な土地が必要である。我々人類に「今からなんでもいいから船の上だけで生活を全て成立させろ」と言われても、おそらく不可能だろう。ガルガンティア船団は、それをいともたやすくやってのけているのである。考えれば考えるほど、高次の技術レベルの存在が想像出来るのである。

 しかし、基本的に作中ではそんな厳めしい話は出てこない。何しろサービス回なのだ。夏だ水着だ焼き肉祭りである。レドがどんどん萌えキャラになり、チェインバーがどんどんネタキャラになっていく中で、女の子達も随分自由奔放に楽しんでいる。元々この世界には悪い奴はおろか暗い奴すらいない。女の子は多少なりともダイエットを気にしたりはするが、それくらいしか悩みの無い連中と思えばよっぽど幸せな話だ。そして、眼福だ。かやのんボイスのあの子、15歳だってさ……けしからんってレベルじゃねーぞ。そしてベローズ・リジットのおねーさんコンビの破壊力。あかん、基本的にわたしゃあの2人(の中の人)のコンビネーションに弱いのである。リジットさん、あんな真面目なキャラなのに水着のセンスがおかしいのはどうなのよ。もっと! もっとだ!

 そして、こんな閉鎖社会で、土地も資材も貴重な世界のはずなのに、船内には歓楽街(スラム街?)があり、しっかりとオカマがいる。CV三宅健太という完璧なオカマである。しかも仲間も多数いることを考えると、それなりの規模の水商売であるようだ。人類って、こんな状態になっても倒錯的なことをするのは変わらんのね……多分、あの手のキモケバい明るいオカマって、回りの人間からも忌避されずに暖かく受け入れられてるんだろうなぁ。こういう性の倒錯をおおっぴらにネタに出来るのって日本くらいだって話を聞いたことがあるけど、実際のところどうなんでしょうね。

 色々と気になるポイントは多いのだが、一番気になるのは、「この作品は最終的にどこへ向かうのだろう」ということだ。レドの設定がある以上、このまま「南国気分の愉快なリゾートギャグ」にはならないだろう。しかし、ここまで弛緩しきった空気から、また宇宙大戦争まで揺り戻すのも酷な話である。地球での生活を覚えてしまったレドが再びあの管理社会に戻れるとも思えないし。しかし、死んでいった先輩のことを考えると、レド1人だけ平和な世界に住み着いちゃうのもなぁ。どうなるんでしょうね。今週はひたすらチェインバーから「お前就活向いてないわー、ゴミみたいなニートしかやることないわー」と言われてテンションが下がり続けるレドに涙を禁じ得なかった。就職する意欲があるだけでも、レド君は立派なんやなぁ……

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 やっぱ面白いなぁ、第3話。割と評判が良いみたいなのでせっかくなのでヒネて文句を付けてみようかとも思っていたのだが、素直に画面が楽しいのがこの作品。

 とにかく色味が綺麗なのよね。そしてキャラがムチムチ。この作品を見ていて損することというと、当然この時期なので各所に放送中のアニメのエロ画像とかが展開されていくわけだが、本作の場合にはどんな画像を見ても「ハナハルに描かせろよ!」と思ってしまうことである。……うん、どうでもいいんだ。この機会に「かみちゅ!」も再評価されると良いですね。DVDで全部揃えちゃったせいでBDが買えなかったあのかみちゅ。何が悔しいって、放送版も全部録画してるからわざわざDVD見る必要が無くて開封すらしてないところだな……。

 関係無い話しか出てこないのは、今作がとにかく「画がいいよなぁ」という目線でしか見てないからだろうか。止め絵が良いっていうだけでなくて、ガッと動くシーンでも充分に見栄えがする。今回は女海賊長のラケージさんが登場したわけだが、彼女が海上を小気味よく滑走して船団に取り付くアクションなんかは、本当に無茶苦茶で見ていて気持ちいい。最初に艦隊戦が始まってヤマトみたいな砲門でドンパチ始めたあたりは「やっぱりこの時代はレトロだなぁ」と思ってたのに、何故か海賊側は海中から人型兵器を大量投入したり、戦長はあり得ない機動で船の常識を覆したり、この時代のスタンダードがさっぱり分からないのである。それはそれで面白いので文句は言いませんが、心配だったのは主人公機にぶっ飛ばされたキャプテンのお付きの娘2人は無事だったのかってことだ。思い切りスウィングされて、中心にいた戦長ですらヘロヘロになっていたのに、更に周りにいた2人は、同じ回転数ではるかに高速、長距離を振り回されていた。多分、かかっているGを考えても即死レベルの衝撃だった気がするのだが、大丈夫だったのだろうか。みんなエロい恰好なので、無事であることを祈ります。

 一応文句があるとするなら、未だにガルガンティア船団の人間の思考パターンがよく分かっていないこと。異分子である主人公に抵抗を感じるのは良いし、そこから交渉を経てある程度不信感を解消し、協力体制に至るまでの流れは理解出来るのだが、その後で完全なオーバーテクノロジーをどのように利用したいのかが分からない。対海賊戦では「陽動だけでいいから手を出すな」と提案し、その結果海賊に攻め込まれて不利な局面になる。見かねた主人公が強引に救出に入り、殺さずを守りながらも圧倒的な力で敵を撤退させたら、素直に喜びの声を上げたのである。それだったら、ハナから「敵を殺さない程度にいなしてくれ」ってお願いすれば良かった気がするのだが。既に先週の時点で「人間だけ問答無用で殺す」っていうトンデモ技を披露していたのだから、相当無茶な要求でもあっさりかなえてしまうドラえもん体質であることは予測出来たはずで、もし想像出来なかったとしても、時間はあったのだから直接「何が出来るか」を聞いて協力体制を築けば良かったはず。そうすれば、船団に被害も出ずに済んだし、あわよくば海賊側だって直接的な被害を出さずに、「威嚇」効果だけで穏当にもめ事を解決出来たかもしれないのだ。海賊の面子と同族意識からとりあえず砲火を交える選択肢を選んだ気持ちは分からないではないが、その結果互いにダメージがあったのだから、あまり賢い選択だったとはいえないだろう。

 結局、現時点では完全にオーバーテクノロジーである主人公を扱いあぐねている、というのが現状であり、予想外過ぎるものに対しての挙動が今ひとつ現実感を伴っていない段階のようである。まぁ、そういうちぐはぐなところが、見ていて面白い部分ではあるのだろうが。現時点では我々視聴者は「オーバーテクノロジー側」でもなければ「船団側」でもない半端な視点で物事の推移を見守らなければいけない。早めに船団側の旗幟をはっきりさせて、もう少し見やすい状況を整えて欲しいもんである。

 ちなみに今回出てきた海賊の親分の中の人はあみょーんこと恒松あゆみ嬢である。アイリと舞弥の共演を聞いてるだけで、なんだか幸せになる脳の持ち主です。

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何コレすごい、第19話。今まで一度も感想書いたりしてなかった作品だったが、毎週なんだかんだで楽しく見させてもらっています。ただ、今週分はちょっと斜め上だったので、思わず記事立て。

 今作の売り、というかコンセプトは、古今東西の様々な映画のパロディになっているという部分であることはご承知の通り。元々、原作(?)となるのがソーシャルゲームだからキャラなんてろくにないし、それだったらどこかからシナリオは適当に借りて来て、それをブラッシュアップしてしまえば面白かろう、という、なかなか思いつきでもできないようなことをやっているのである。その試みが成功しているのかどうかはよく分からないが、映画のいろはも知らない人間にとってみると、毎回目先が変わって全然違うものが飛んでくるのは他ではできない経験なので、悪くないものだとは思っている。その分、どういうものが出てくるのか全く分からないので肩透かしを喰らったり、ぽかんとして終わったりすることも多いのだけど。

 そして、映画は知らんが今回は流石に元ネタが分かる。「vengeful fang」なんて勇ましい名前で登場した明智光秀が主人公のはずなのに、何故か犬神家なわけですよ。そして、いざミステリがメインモチーフということで、とにかくこれでもかと詰め込まれた「ミステリパロディ」は、パロディ界の先輩である「ミルキィホームズ」をも凌ぐ密度(決して「ミステリ界の先輩」ではないよ)。細かいミステリネタを挟み、更にシリアスを装いながらもガンガンギャグを突っ込む。クライマックスの森蘭ティ教授の正体あたりでは完全について行けない状態で爆笑しながらみていたのだが、そこからまさかの3段落ちが用意されており、終わってみれば「これ、実はサプライズとしてもかなり上手いのでは」と感心してしまった。これを機に、私は「今期やってるミステリもののアニメが面白いよね」と言われたら「あぁ、戦国コレクションのことね」と即答出来るようになりました。ありがとう。

 これ、脚本が雑破業なんだよなぁ。こんなものが書けるとは全く予想もしてなかった。コテコテの本格を臭わせたパロディから解決編では映像叙述を織り交ぜた今風の謎解きを用意し、それで満足したと思ったら更に叙述要素を被せて話の腰をぶち折り、「やられた!」と思ったら、更にアニメ的な演出を絡めて衝撃的なラストシーンに持っていく。この勢いはミルキィはもちろん、他のどのサスペンスアニメでも見たことがない。「横溝作品だったら明智君じゃないやん!」と思っていたのに、いつの間にかそこに「明智光秀」の存在感があるという、「いつからミステリだと勘違いしていた?」みたいな改題の仕方が見事。毎週このレベルの作劇だったら神作品になっていたかもしれないなぁ。……いや、そうならなくて良かった気もするけども。

 なにげに中の人も無駄に豪華だったのが癪に障る。「シリアスギャグ」が映えたのは光秀の中の人がぴかしゃだったこともあるだろうし、容疑者連中に名塚・花澤・清水愛と取りそろえたよく分からない布陣も嬉しい。この作品、力を入れるポイントを確実に間違ってるけど、それがだんだん癖になってきているのが嫌だ。

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やっぱすげぇぞこの番組、第6話。グリズリーさんが初登場ですが、はっちゃけすぎです。中の人も込みで。

 流石に6話も見てりゃこの作品の空気にも慣れてきて、ちょっとやそっとじゃ動じないようになってきた。前半のダイエットエピソードだって、福山潤を利用したミラクルなパンダ君変身妄想なんかは軽く笑って済ませるレベル。そして、ある程度軽く流せるようになれば、そんなに大した作品じゃない。

 が、やはり容赦なし。グリズリーが初登場し、画面には灰色熊・白熊・白黒熊と、やたら熊類ばかりが並ぶという謎の作品に。そして、中村悠一が我が意を得たりとばかりに聞いたことのないところから声を出し、ただでさえとんでもないキャスト陣に花を添える(火に油を注ぐ、ともいう)。挙げ句の果てに、なんと番組初のオリジナルエンディングだ。シロクマさんだってエンディングで歌われたことなど無いというのに、初登場の新キャラがエンディングを喰ってしまうとは……これ、他にもペンギンさんやラマさんバージョンは用意されてないもんだろうか。歌詞が秀逸すぎるのだが。「冬は寝てるからお歳暮なんて関係ねぇぜ」って、そういう問題じゃない。あんた、北米をハーレーで爆走とかしてたら、確実に射殺されるだろ。

 そして、今回のエピソードにおいて、ほわほわしたこの世界の動物群の中にも、どうやら捕食関係は残っていそうなことが臭わされた。ワニに迫られるパンダという、一体どこの地方なら実現するのか分からないような生存競争が繰り広げられたわけだが、冷静に考えるとパンダって食物連鎖のヒエラルキーで本気出せば相当上の方なのでは……ワニだったら割といい勝負な気がするぞ。

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想像を絶する第3話。

 いや、この作品、絶対に毎週感想を書くことは無いと思うんだけど、無視してるのもアレなので、一回だけ確認しておきたい。今期、一番頭がおかしいのが、これな気がするんですよ。いや、細かいネタはすっごいベタなんです。たとえば今回の動物たちが自分の生態について文句言うシーンなんかは、まぁ、その辺のギャグマンガならあるでしょう。ラッコが「おなか痛いからあのパフォーマンスはもうやりたくない」っていうとか、別に面白い要素じゃないです。もちろん、パンダ君がずっと寝てたせいでシロクマさんたちが来てくれたことに気づかないところだって大して面白くないし、ペンギンさんが必死にごまかした「じゅうたんですよ」のくだりなんかはお寒いレベル。

 でもさ、やっぱり「シロクマ館にはシロクマ立ち入り禁止」はおかしいと思うんだ。普通の人間なら、「シロクマたちがカフェをやってるような世界に、動物園は無いな」って思うじゃない。意味が無いって、思うじゃない。ましてシロクマさんがすぐに行ける距離にある動物園に、シロクマ館は作らないじゃない。そこんところを、一切の迷いもなくネタにするあたりが、どこか飛んでる部分だと思うのですよ。これはまぁ、夕方放送でぴったりのアニメ……なのかなぁ……

 今週はラマさんが素敵。いいじゃないねぇ、草食べてるだけでも。あと笹子さんは安定して可愛い。

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わざわざ記事上げたる第6話。なんか、居ても立ってもいられなくなった。

 実は毎週楽しく見させてもらっているこの作品、わざわざ感想を書けるような中身など皆無であり、毎回毎回よくもまぁ飽きずに同じことを繰り返すもんだ、と思いながら、なおかつにやにやしながら見ているわけだが、同じことを繰り返すことが悪いわけじゃない。サザエさんだって毎週やってることは一緒だけどみんな見ているんだ。別に深夜の萌えアニメでサザエさん的な展開があってもいいじゃない。

 この作品を見ていると常々思うのは、やはり私は藤井昌宏絵が好きなのだということだ。あの絵で、JCで、かっちりと画面作りをしてもらえるだけでなんか安心してしまう。これに岩崎監督の安っぽい(ほめ言葉)演出が加わることで何ともいえない懐かしさを醸し出しており、だらだら見るのにこれほどふさわしい作品もなかろう。

 加えて今回はお手本のごとき温泉回である。サブタイトルがド直球、「突如敷地内に温泉が湧き出して」という何の脈略も無い設定もすばらしい。昨今のアニメでは本当に義務感に駆られているかのように、下手したら原作無視のオリジナルにまでして「温泉回・水着回」が挿入されるわけだが、ニーズがあるからってやればいいってもんでもない。どの作品でもやっているということは、視聴者は基本的に飽きているのだから。しかし、この作品はそんな義務感の中にも、「中身はそれしかないんだから」という矜恃がある。単なる入浴話だけならばほんとうの意味でのお為ごかしでしかないが、本作では裸のつきあいを介したルイズと姫様のキャットファイトというすばらしい「中身」があった。湯気大活躍、木の枝木の葉も大活躍。それが嫌みにならず、全身全霊を持ったサービスにつながっているという、まさに紳士のための健全アニメ。本当に、ご苦労様でした。

 ちなみに、中の人的なフィーバーもこの作品の見どころの1つ。すっかり伝統芸能となった釘日野であるが、数ある釘宮病の病原体の中でも、ルイズは一番ストレートで伝わりやすい。エンディングの破壊力もシリーズ随一だ。これを1つの基準点と見て全体像を整えることが、今後の釘宮学の基盤研究になるのではなかろうか。そして、釘日野にばかり目がいくと忘れがちだが、実は「日野川澄」というのも、押さえておかなければならない基本体系の1つである。今作はもちろん、「シャナ」もそうだし、実は「バクマン」もそう。なぜか全作で川澄キャラが日野キャラの2号さんというのは何の因果なんだかね。

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この作品を観てると「アフレコ現場のあけのんは収録時間中ずっと暇なんじゃなかろうか……」と不安になる第4話。だって、ティアマトー台詞少なすぎるやん。毎回マイク前にたって「焼肉定食……」みたいな台詞言って戻るだけでしょ。変な仕事。

 巷で話題の「余」こと悠二がついにやってきた。アラストールと祭礼の蛇による、分かるような分からないような対話を経て、ついに今作では初となるガチンコバトルの幕開け。黒い炎をまとった悠二と赤い炎を燃やすシャナのぶつかり合いは、画面演出としても映えるなかなか良いマッチメイクだ。この作品が3シリーズ通じて使用している、封絶の紫がかった薄暗い風景の中で、2人がびゅんびゅん飛び回りながらの交わりは、それだけで過去の長きに渡る因縁を感じさせるものになっているだろう。

 そして、今回なんといっても一番の見どころは、悠二の手による「マージョリー破壊」のくだり。これまで謎に包まれてきたマージョリーの仇敵の正体。そして、それを知らされたことによるマージョリーの自我崩壊の様子。久し振りに、声優・生天目仁美の本気を見せられて鳥肌ものであった。そうだ、久しく聞いてなかったから忘れてたけど、ナバは「格好良い声の人」であり、1人で世界を作れるだけの技量を持った声優だったんだ。回りから盛り上げるシャナやヴィルヘルミナ、マルコシアスのサポートもあって、マージョリー一世一代の名シーンは、どうにも救いようのない、圧倒的な仕上がりになりましたよ。もう、今回はそこだけでも満足でした。

 そして、吉田さん……噛ませ犬感がここまで徹底されてしまうと……救いようが無いよ……

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  そこには何も無いが有るんだよ、最終話。いやー、想像以上にな〜んにもないエンディング。それなのに一番真剣にテニスしてたのは今回でしたね。ホント、よく分からない作品でした。

 前回からの引きでの過去話は、結局全編を覆うまでの長さになった。どうやって明日葉は琴音とペアを組むことになったのか。その「第0話」とでもいうべきエピソードは、この作品の全てである白玉中ソフトテニス部の現在の姿を形成するのに欠かせないエピソードだったわけだ。青春あり、友情あり、バトルありで、ある意味王道的最終回展開と言えなくもないな。でもまぁ、そこまで盛り上がるわけでもないな。この作品に求めているものは盛り上がりでも感動の涙でもないが、さらりと終わられると「うむ、これはこれでいいけど、2期はないのかね」と聞きたくなってしまう。いや、知ってるよ、無いのは。

 意外だったのは、明日葉が途中からものすごく積極的に琴音を勧誘し始めたこと。元々テニス部に入った理由もどこか消極的だったはずの明日葉が、琴音との交流を通じてあそこまで強く自分の我を押し通すようになったのは、やはり琴音との間に運命的な何かを感じたということなのだろうか。練習や試合を通じて少しずつ刻まれていく二人の関係は、まさに「友情タッグ成立イベント」と呼べるだけものであった。

 それにしても、紫希先輩の憎まれ役っぷりはなかなか堂に入ったものだった。あの様子だとかなりの強豪プレイヤーのようだが、中学時代の成績はいかほどのものだったのだろうか。まぁ、ダブルスパートナーが千歳では、どれだけの実力者でも限界はあると思うけどさ。

 結局、この作品は色々と回り道をしながらも、明日葉と琴音が主人公の、爽やか青春スポ根作品だったと言うことだ。最終回で他の部員にほとんど出番がなかったことや、これまでのエピソードでの重要性を考えれば、他の部員はあくまで添え物。明日葉と琴音が自らの担当箇所で的確にボケ、お互いに突っ込みあうのを見ていれば良かったのだ。最終話にして到達した真実であるが、ここまでなかなかその境地に到達出来なかったのは、やっぱり千歳さんがおかしすぎるせいな気がする。最終話でもCパートで訳の分からんオチ担当だしな……千歳さんが繰り出すトリックなんて、絶対にオオサンショウウオが絡んでくるに決まってるじゃないですかー。

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