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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんかもう、逆に普通な気もしてきた第5話。今後はしばらく静観していた方がいいかもしれないなぁ。

 すごく簡単にまとめると、今回のお話って結局「三國すげぇ」ってこと。「国を一人で支える経済力」「影響力を考えて椋鳥ギルドと金融街をマネジメントする統率力」、そして「事態を把握してすぐに経済的なサポートに周り現実の被害を押さえる判断力」など、とにかく一個人としてはあり得ないレベルの才能のかたまりが三國壮一郎という男なのだと。それに比べると、アセットの真朱との関係性も未だにちぐはぐな公麿は、本当に何故三國があそこまで肩入れするのかがさっぱり分からないレベルの主人公。特殊な能力があるわけでもなし、志に見どころがあるわけでもなし。結局のところ、公麿が何者なのかが分からないというのが、このアニメを捉えどころのないものにしている最大の要因であると思われる。

 加えて、「何故三國壮一郎は強いのか?」というファクターも分からない。単純に現実世界における資産の量が多ければ強いのだろうか? しかし、もしそうだとするならば、金融街のディールは現実のマネーゲームと同様に、持たざる者が勝ち得ない、全く面白くないギミックになってしまう。鷲頭麻雀や誠京麻雀ならば一応「富める者」を倒す理由にはなるのだが、おそらくこの作品にそうした要素を期待するのはお門違いであろう。となると、やっぱり「三國は三國だから強い」ということになるのだが……もしくはQがものすごい優秀だったとかね。それじゃぁちょっと見ている側も盛り上がれないんですよね。

 今回も多数のアセットが登場してディールの見た目だけなら色々と楽しい要素もあったのだが、そうしたアセットの「異質さ」が理屈で説明出来ず、単に見た目の迫力だけになってしまっているのは非常に勿体ない事態だと思ってます。今回も菊池を倒したアセットの鍵の能力とか、何が起こってるかよく分からんし。公麿の対決なんて、結局アセットじゃなくてアントレ本人同士の殴り合いだし。

 というわけで、今ひとつ盛り上がれないこの作品。最終的に「なんだか知らんけど真朱が可愛かったな!」なんて感想で終わってしまったら勿体無いです。ここまでのお話でようやく「下地が出来た」くらいの状態で、ここから想像もしないエキセントリックなネタがばんばん出てくることを期待したいと思います。まぁ、真朱は可愛いんですけど。

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 そっち方向に行くのか、第4話。回が進むごとに謎が解けていくっていうのが普通のお話だと思うのだが、このアニメの場合、回が進むごとによく分からん部分が増えていくのよね。

 前回の引きで登場した公麿の大学の講師、江原。知り合い同士での対決には逡巡する公麿だったが、真朱の頑張りと三國のフォローで今回もいつの間にやら勝利。その結果、現実世界において江原の「担保にした未来」であった子供が失われるという現象を目の当たりにしてしまう。自分に迷惑をかけて死んでいった父親を反面教師にし、出来る限り周りに迷惑をかけないことをモットーとしてきた公麿にとって、その事実は受け入れがたいものだった。自分が勝ってしまったがために、知り合いの家庭が全てを失ってしまったのだ。しかし、それでも仕方がないと江原は語る。自分も覚悟をして挑んだ金融街。負けてしまった者も、自己責任で生きているのだから恨む筋も無い。もしも江原が勝っていたら、公麿の方も同様に何らかの損失が発生しているはずだったのだから。

 一体何を目標にして、何を守る為に戦えばいいのか。目的を定められない公麿が金融街の三國のところにいくと、丁度彼のディールの日。巨万の富を持つ老人との派手なディールは、試合巧者の三國のマッチメークにより、なんだかよく分からないが神がかったフィニッシュを向かえ、三國が勝利したらしい。「極力現実に影響を与えないようにするために相手を破産させない」ことを厳守する三國の戦い方は、周りを取り囲む金融街の人々の目にも素晴らしいものに映るようだ。公麿は、そんな三國のスタンスから何かを感じ取り、改めて金融街で戦っていくことを決意するのである。

 とまぁ、一応主人公が前を向くためのエピソードであったが、正直言って公麿が何をどう前向きになれたのかはさっぱり分からない。「戦わなければ滅ぶだけ」という崖っぷちにいるのは間違い無いのだろうが、それでも江原の様子を見れば、むしろ逆に「負けても命までは取られない」という解釈も出来る。金融街が疎ましいのなら、三國に相談して「致命傷にならない程度の傷で金融街を追放される方法」を聞いた方が早いような気もするのだが。それが出来ないなら、とりあえず「椋鳥ギルド」とやらにだけでも入っていくべきなんだろう。

 「未来を担保にする」という、金融街の最もほんやりしていた部分が、今回江原という具体事例が現れたことで少しだけ判明した。「未来」とは、かなり具体的な「将来的なプラス要素」であり、江原の場合、未来の象徴は3人も授かった子供達。それを一気に失ったことにより、三國の未来は確実に「失われた」ことになるわけだ。

 ただ、誰も彼もが江原のように明確な「未来の形」があるわけではなく、ディールで負けて素寒貧になったときにどうなるのかはよく分からない。公麿の父親はすぐに自ら命を絶ったようだが、彼は一体何を失ったのだろうか。

 奇妙な因果律へ影響する金融街の「取り立て」だが、なんだかイメージしていたものと違うのが気になる。あくまで「金と経済」の概念で成り立っている金融街のくせに、取り立てる未来が随分観念的で、感情的な気がするのだ。それとも、江原がこれまで子供を育てるのに費やしてきた費用が全て失われたことを意味するのだろうか? 

 しかも、過去からの記憶を含め、江原の子供についての全ての事象がごっそりと抜け落ちていたということは、金融街の負けには、世界中の全てに関わることが出来る影響力があるということだ。黒い紙幣をばらまいたり、現実世界の財政状態をいじるくらいなら関連分野だと思っていたのだが、思っていたよりももっとどでかい何かのようである。真坂木は公麿に「あなたの未来は大きく価値がある」と言っていた気がするが、もし負けたら、公麿は一体何を失うんだろう。

 で、そんなよく分からない力を持つディールであるが、今回の三國VS老人(菊池)の試合も含めて、またよく分からないルールが増えた。公麿対江原の試合では三國が「株を買う」という形でサポートしていたし、菊池翁は「株式を公開する」というアクションで地力を増強させていた(そして、それでも負けた)。ルールがあるのはいいけど、公麿が参戦する前に教えておいてくれよ。今回公麿は株の存在を一切知らなかったわけで、三國が「買い」に走ったのは完全に独断。つまり、株の発行主の了承無しで取引が成立していたということだ。それって、株をコントロールするときに大問題になりそうな気もするんだけど……大丈夫なんだろうか。

 うーむ、ますます分からない方向に突き進んでいるこの作品。一体何が最大目標で、どこに着地しようとしているのだろうか。気にはなるが、不安である。

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  ギャグとマジのあいだに、第5話。今回の引きを見る限りでは、ちゃんと試合はやるみたいですな。ずっとこのまま白玉中の面々だけでギャグってもらっても一向に構わないのだけど……まぁ、それだけだと個性が出ないかね。

 相変わらずの緩さは安心品質。特に明日菜のエロ妄想と琴音のハイテンションはいつでもどこでも健在で、この2人を見ているだけでもこの作品の目的は大体果たすことが出来る。そして、エロ妄想担当の明日菜は主人公のはずなのに基本的にヌルいギャグ担当なので、スポ根が絡んでくると元気なのは琴音の方。更にみっしーとのラブコメ要素まで一手に引き受けており、八面六臂の大活躍だ。フレームでのショットとはいえ、人間の毛髪を切断して壁にめり込ませるだけの威力を持った球が打てるのだから、武道で見せ付けた才能は恐ろしいばかり。常勝赤玉相手にも案外良い試合が出来そうな気もする。まぁ、ペアになってる明日菜の実力はさっぱり分からないままだけどさ。

 実力ナンバーワンの来栖は、基本的に影が薄いし、その脇でわいわいやっているだけのエリザベスも、今のところあんまりキャラ立ちしてないのは気になる部分だろうか。5人が5人ともはっちゃけてたら収拾が付かなくなるんだろうとは思うけど、レギュラーメンバーがまだ本気を出せていないような気もしてちょっともどかしい。せっかくの可愛らしいキャラなので、この後の試合で少しでも盛り上げられればいいのだが。

 そして残った1人、千歳さんが一体どこへいきたいやら。前半パートでは一応部長らしい観察眼の鋭さを見せて面目躍如だったのに、その後のパートではエロとギャグにかまけて遠い世界へと行ってしまった。全裸で森の中を闊歩して獣と渡り合い、サンショウウオと食事をともにする部長って、意味が分かりません。あれだけのバイタリティがあるのにテニス自体は下手くそなんだよなぁ……最後は春風家の飼い牛である花子とのコラボレーションまで実現させ、とにかく一番美味しいポジションなのは間違い無い。エロいキャラなのに頑張れば頑張るほどエロくない。でも、声が御前なのでそこはかとなくエロい。難しいキャラである。

 さ、来週からはいよいよ待ちに待った「普通のテニスの試合」である。一体何が起こるのか。多分何も起こらない。今回一番面白かったカットは、明日菜がジュースを飲む口元のどアップでした。一瞬なにがどう映ったのか分からない上に、直前のカットが全裸千歳さん大暴走のシーンだったから、画面一杯に広がった肌色成分がエロい何かに見えて仕方なかった。多分、スタッフもそこまで分かってて遊んでるんだろうけどさ。省エネ作画の割に失点が少ないのはずるい作りだよなぁ。

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 結局どないやねん、第3話。うーむ、なかなか動きが見えないですなぁ。後半には一気に加速していくのかどうか……考えてみりゃ、中村健治作品ってこれまでオムニバスばっかりだったから、長編を観るのが初めてなんだな。ちゃんと流れを作れるのかどうか。

 今回の主人公は公麿でもなければ、三國壮一郎でもない。突然現れた金融街の住人、ジェニファーである。IMFに所属して金融街やそれを取り巻く人々(特に三國)の調査をしていたジェニファーは、何の因果か分からないが金融街にアントレとして参入することになっていた。そして、彼女は特にそこで稼ぎをあげるでもなく、淡々とディールだけをこなし、金融街での出来事を報告するだけの仕事をしているらしい。

 特に望んでいない状態で金融街に参加したのならばそのスタンスは分からないものではないのだが、視聴者として首をかしげざるを得ないのは、「小さく勝ったり、小さく負けたりしている」という彼女の立ち位置自体である。そもそもディールが一体どういうゲームなのかがよく分かっていないので、「小さく負ける」ってどういうことやねん、というのが分からない。見たところディール中は互いのアセットとは別にオーロラビジョンみたいな巨大な画面に数字が表示され、それを車輪のようなビジュアルのなにかが押し合いへし合いしつつ、相手の数値をゼロにするように戦っているように見えた。てっきりあれがいわゆる「ライフカウンター」だと思っていたのだが、前回の公麿のディールの時にも、実際に勝敗を分けたのはアントレ自身の直接的な身体状況であった。結局アセットが何をどうしようが、直接アントレを突き刺すことで勝負が付いたのである。それならば命を取るか取られるか(実際は「未来を担保にしている」のだから「未来を失うこと」を表しているのだろうが)が勝負を決める要因になっているはず。結局奪うか失うか、オールオアナッシングな気がするのだが。「小さく負ける」っていうのは、どの段階で勝負がついたことになるんだろうか? 何をもって「勝ち」「負け」が認められるのかが分からないため、単なる肉弾戦ではないディールというシステムの機微が、今ひとつ楽しめないのである。それにジェニファーも言ってたけど、結局「強いアセットがもらえるかどうか」って、運次第なんだよね。

 次回のディールは、父親の呪縛から少し抜け出せた公麿が、知り合い(大学の先生か)と戦うことになるのだが、今のところあんまり興味が湧かない。負けてもそのまま即破産というわけでもないらしいし、現時点で公麿は戦うことの意味を定められていない。三國によって父親との関係を清算し、これまで考えもしなかった「金の使い方」に衝撃を受けたようだったが、正直言って、三國の言っていることだって単なる詭弁であり、年若い健全な青少年をディールに向かわせるための大義名分としては働いていない。「親の会社を乗っ取った後は日本のために金を使っている」というのが三國の言であるが、それを確認する術もないし、そもそも「国のために金を使う」とはどういうことなのか。ミダスマネーの現世流出って、通貨の流通量が変わったら何らかの経済的な失調を起こしそうなもんだけどなぁ。

 とにかく、せっかく「お金」というテーマが絡んでいるのに、その部分での見せ方がどこか的を外している気がする、というのが現時点での感想。画面自体もそこまで目を引く要素が無く、このままでは「なんか盛り上がりにくいバトルもの」としてフェードアウトしてしまうかもしれない。ここらで一つ、次回当たりに目を見張る展開が欲しいところである。

 一応画面の特徴で1つだけ言及しておくと、中村監督が過去の作品でも使っていた、「画面の時間経過が切断され、飛んでいるのに、音声がそのまま繋がっている」という奇妙な画面効果が今回多用された。具体的には公麿が倉庫から荷物を出してきたカットなんかで確認出来るが、この「時間の切り落とし」は、普通のオブジェクトを並べながら、どこか歪んだ異物感を出す役割があり、そこだけは「あぁ、やっぱり中村監督の画作りだ」ということが確認出来る。過去の作品のエキセントリックな画面だと時間を切り飛ばされても演出の1つのズレとしてあまり気にならないレベルで受け入れられたが、この「C」は画面の構成要素が割と普通のものばかりなので、時間を切り落とされると違和感が大きく感じられる。その辺まで狙ってやってるんだろうけどねぇ。

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  バカ・ミーツ・バカ、第4話。新キャラ登場でようやく世界に広がりが見えたわけですが、ノリは変わらずで、むしろ芯が通った感すらある。ブレない作品ですな。

 部内でのスタンスも確立しつつある面々だが、5人の限られた絡みの中では流石にパターンも固定しがちだし、すぐに陳腐化してしまうのは仕方ないところ。例えばみっしーを巡っての恋模様では琴音とエリザベスの関係性が何となくぎくしゃくしているようで見ていて不安になるし、大自然に囲まれたコートにいないと、千歳さんの食欲キャラもイマイチ発揮しづらくなっている(寒天の妄想とか、正直意味が分からん)。繰り返しで見せているからこその不安定さ、というのは、この手のキャラものギャグでは避けて通れない道である。そこで一発、活を入れるために導入されるのが、新キャラってわけだ。そもそも、それなりの重要度でスポ根もやっている作品なのだから、ライバル校が登場しないことには話も進まないのだし。

 今回も中心となって話を引っ張ってくれたのは、なんと言っても琴音である。普段はちょっとやんちゃな恋する乙女程度の扱いだった彼女だが、いざ学校の外に出てみると、やりたい放題の腕白小僧に。見ず知らずの買い物客と喧嘩になり、いつもと変わらぬテンションで相手を丸め込もうとわめき散らすバイタリティは尋常じゃない。そして、そんな琴音に対抗するのが、赤玉中代表、澄乃である。キャラ被りしているのは勿論狙い通りだが、何が恐ろしいって、中の人が井上麻里奈であるという部分。麻里奈とキタエリ、2大飛ばし系ヒロイン声優が真っ向からぶつかったのである。そして脇には、男性マネージャーとして沢城大先生までが顔を連ねる。こんなしょうもない作品(失礼)に、現代声優の粋とも言える3人が集まってしまったのだ。こんなグランドクロスみたいなシチューエーションはなかなか無いで! と思ったら、つい半年ほど前に「学園黙示録」で集まった3人だったりする。

 麻里奈VSキタエリ。この競演が、内容がどうこう以前にとにかく声のボルテージを上げまくってくれる。ギャグメインのおかげで掛け合いのテンポも絶妙だし、アホな絵柄、適当なデザインが、好き放題な演技プランに縛りを設けないので、2人とも本当に楽しそうだ。作品の中身をそっちのけで、「これはずっと聞いていたい」とよく分からない陶酔感に支配される。周りで見ているのが菊池こころっていうのも絶妙に渋くてよいチョイスだなぁ。もう、このアニメは中の人フェスタという立ち位置で確定させても良い気がする。

 フェスティバル風味は、沢城みゆきの孤軍奮闘にも現れる。作中数少ない男性キャラで、真面目なのに自覚無しの天然っぷりという、なかなか美味しい役どころながら、明日菜に一目惚れという、突拍子も無い展開を任される玲緒。これまた本当に面倒な役どころである。エロ妄想が標準装備のヒロインに対抗し、そこに投げ込まれた男性キャラが自覚無しのエロ発生マシンというセッティングも酷すぎて笑える。今後もあんなヒロインやあんなヒロインの嬌声が聴けるかと思うと楽しみで仕方がない。

 中の人の話題しか出てこない作品はほにゃららとは常々言っているのだが、この作品の場合、中身にもそこまで大きな不満は無いことに加えて、とにかく面子が俺得パラダイスになっているので、どうしてもそこにばかり耳が行ってしまう。来週以降は、少し反省して画面の方のチェックもしたいと思います。

 俺得キャスト話ついでに触れておくと、オープニングテーマ「るーるぶっくを忘れちゃえ」が発売された。ULTRA-PRISM3枚目のシングルであるが、今回はいつも通りの曲のノリに加えて、メインキャスト陣が歌唱参加するという豪華仕様。アニメバージョンでも賑やかさは充分伝わってくるが、フルで聞いた時のかしましさは、やはり萌えソングの王道展開かくありき、という風情がある。かな恵ちゃんのキャピキャピした声やキタエリの堂々としたメロディラインに混じり、歌の終わり(「やろやろっ!」のところ)では意外にも御前の声の色っぽさが一番印象に残るという。ファンにとっては、隠れた名盤的な立ち位置になっている気がします。是非お布施を。

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 進むかと思ったら意外に進まなかった、第2話。ふむ、ここで引っ張られるとちょいとキツイか。

 金融街に強引に巻き込まれた公麿による、初のディール。相手はいかにもかませっぽいでっかい奴だ。「アセット」と呼ばれるパートナーのごときメインウェポンは、巨大な球状の武器を扱う牛をモチーフとしたもので、ただひたすらビリヤードのように球による物理攻撃だけを行う。まぁ、それだけなら分かるのだが、実際はそのコントローラー(アントレと呼称される)もライトセーバーみたいな武器を出して斬りかかってくるのよね。てっきりアセットの強さを競い合うスタンドバトルみたいなフィールドだと思っていたのだけれど、仮想空間であるためか、そのマスターたるアントレも何らかの属性を付与されるのかもしれない。

 で、そんなこんなで目覚めた公麿のアセット、マシュ(真朱)。単なるツンケンした女の子だが、それなりにフィジカルが強くて、ついでにやる気を出すとよく分からないけどものすごい衝撃波もぶちかませる。結局、それまで蓄えてきた相手方のダメージなどぶっ飛ばして、一瞬の気合い勝ちだ。正直、何が何だかさっぱりである。もう少し理知的な何かが行われる空間なのかと思っていたんだけど、真坂木も全然その内情を説明してくれないし、公麿がどのように力を発現させたのかもはっきりしない。中村監督の作る画面が「訳の分からないもの」になるのは一向に構わないと思うのだが、今回の『分からない』はそういうことではない。単に説明が不足しており、バトルとしての爽快感に欠けるのだ。次回以降、少しずつ公麿が金融街に絡んでいけば追々明らかになることなのかもしれないが、2話目の繋ぎとしては、ちょっと物足りなかったか。

 画面のエキセントリックさも、1話目に比べると随分大人しい。金融街の画面にあまり説得力が無かったので、どちらかというと現実世界に戻ってきてからの異物感の方が強烈だ。狭い公麿の部屋で現れたり消えたりする真坂木の動きは奇天烈で面白いし、画面にスッと混じってくる「ミダス紙幣」の違和感もなかなか目を引く。こうして、丁寧に構築された「リアルな現世」に、少しずつ金融街の異物感が混ざっていく描写の方が、この作品の真骨頂なのかもしれない。

 あとはまぁ、新たな戸松キャラである真朱の表情を見て楽しむだけですかね。やっぱり戸松キャラの発揮するエネルギー量は半端じゃないよな。

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  諸事情が長すぎる第3話。うん、まぁ、前後のつながりからどんな事情なのかは容易に想像が付くし、局の意向なら仕方ない部分はあるんだけど……なーんか違う気がするんだよね。そこだけカットする意味がないというか……視聴者に配慮して規制するんだったら、「あのはな」の引きこもりをいじるシーンとかもカットしろよな。

 というわけで、一部不完全な形での放送となったわけですが、今回はいつもに増して不条理ギャグの度合いが高く、ブツ切りになろうが空気を読まなかろうが、特に問題ないレベル。だって、延々エスカレーターで降り続けるシーンだって画だけで見たら放送事故と大して変わらないしな。もちろんエヴァパロであることは分かるんだけど、そこに入れる意味が分からないからねぇ。いや、嫌いじゃないですけど。

 今回は外のシーンが普段は見せない曇天模様で、後半はずっと屋内という珍しい画面なのだが、相変わらずのふざけた背景はそのままなので、特にイメージは変わらない。巨大エスカレーターのシーンなんかではシャフトっぽい無機質な幾何学模様が印象的で、上坪監督が遊んでるなぁ、というのがよく分かる演出になっている。ここまで細切れでカットの繋ぎを無視した演出っていうのもなかなか出来ないと思うのだが、「カットはとにかく切りまくればいいと思う」が信条のシャフト演出が流用されているおかげで、この不条理さがなんだか妙なおかしさに繋がっているのが何とも。大量のメバルシーンとかは「お前等やる気ないんちゃうか」とすら思えるのに、その直後の鮫のシーンでは、鮫のアタックがやたらと気合いの入った演出になっているのが笑える。多分空中から襲い来る鮫にテニスを挑んだ漫画は、これが世界で初めてだろう。

 後半の入浴シーンは、エロいようなそうでもないような絶妙なバランス。全裸で一切羞恥心無しに騒ぎまくる面々を見ていたらエロなんて欠片も感じないし、当然のように付随してくるアニマルマークの規制は一周回って違和感が無いレベル。別にこの絵でこの作品ならエロ要素なんざ期待しねぇよ、とも思うのだが、油断すると千歳さんの乳の描写がやたら質感たっぷりでエロかったりもする。今回は前半のスコートを直すシーンもやたら扇情的だったしなぁ。どういう目で見ていいのか分からない作品です。

 まぁいいや、馬鹿で楽しいから。

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  やっぱりソフトテニスを「そふてに」とは略さない気がする第2話。作中でもそんな言い方絶対しないだろうしな。まぁ「なんしきっ」だとわけ分からないからな。

 2話目になっても、相変わらず妙な背景や気の抜けたような建物の構造なんかが目に着きやすいのはどないやねん、と思う反面、これが特にマイナス印象にならないのはすげぇな、とも思う。スタッフロールで初めて気づいたのだが、なんと上坪さんに加えて、今回は演出で飯村正之氏が参加している。なるほど、シャフト組から実績のある人間が参加して画面を構築しているわけで、シンプルな線の中から見せるべきところをきっちりピックアップする技法が確立しているのは当然のことである。なんだか初期の「ひだまり」を見ているかのような、不思議な懐かしさがあります。その上でシャフト演出ほどどぎつい画面になっているわけでもないので、解題の仕方としては非常に興味深いです。誰かいっぺん新房昭之から連なるシャフトファミリーの家系図とか描いてくれないもんかな。

 で、そんな「あんまり作画に手間がかからなくて良さそうだね」という画面で繰り広げられるドタバタ学園スポコンライトエロコメディ(長いな)は、全ての要素のバランスが非常に好みである。今回は琴音メインということでスポコン部分とそれに付随したラブコメ要素が多めだったわけだが、ゆる〜いテイストの割に真面目にテニスに取り組んでいるのでキャラクターたちの練習風景にも好感が持てるし、表情豊かな部員達のおかげでギャグパートも面白い。真面目とギャグのバランスが上手く取れていたのは、ひとえに琴音のキャラが自然に出ていたおかげだろう。顔見せエピソードとしては、文句のない出来である。

 ただ、そのおかげで新キャラのエリザベスが目立たなかったのは勿体なかったところ。食パン一斤抱えての登校という非常にインパクトのある登場シーンは美味しかったのだが、その後の明日菜との絡みも唐突だし、他の部員4人と比べると、ちょっと存在感が薄い。今後の展開次第だが、基本的にはギャグ要素多めで見ていきたい気もするので、出来ればミッシーとの恋愛要素以外のパートでももう一押し欲しいところである。

 それにしても、母親役に大谷育江、先生が氷上恭子と、なんだかおとなの女性の声にやたら特徴がある世界である。そして、キタエリは本当に頑張るなぁ。

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  引っ張るなぁ、第2話。まだまだ謎がてんこ盛りの状態で、どこをどう基準として見ていいのか分からない状態。ただ、幸いサブタイトルにもあるように「時間跳躍」がテーマになっているのは間違い無いようなので、そこだけを見ていけば何とかなるんだろうか。

 細かいお話については、まだまだ何も語れない状態でしかない。とはいえ、かなり情報量が多い作りになっている現状でそこまで詰め込み過ぎの印象を与えず、分かりやすいキャラクターの特徴付けだけで押しているのは助かる部分。2話見ただけでオカリンのアホな設定は嫌と言うほど伝わってきたし、まゆしぃやダルといったラボメンも、度が過ぎたキャラクターのおかげで既に違和感が無い。最初にメインキャラクターを固めてもらった上で、更に濃いぃキャラが増えていくので、そういう部分での期待感は高い。画伯が珍しく可愛らしい女の子の姿で登場し、「あぁよかった、あの小林ゆうだって、まだまだ女の子らしい役が出来るのだ」と思った直後に「だが、男だ」と言われた時の絶望感ったらね。

 敢えて難点をあげるとしたら、この手の作品ではどうしてもディスプレイを覗く画面が多くなるという点。まったく味も素っ気もない2ch的な画面をどのようにアニメに落とし込むかというのは案外難しい問題で、この作品の場合、チャットルームのようにリアルタイムで流れる吹き出し形式として動きを出すようにしている。「カオス・ヘッド」や「デュラララ!」など、どうしても静止画面を拒否したい場合、こうした演出が取られることが多いようだ。ただ、それが単なる文字の流れになってしまい、何が描いてあるのかを読み取る時間が無い。もちろん、製作側としては「読まなくていい文章」だからこそ垂れ流しているのだろうが、視聴者側としては、どの文字を読む必要があり、どれは捨象していいのかの選択が出来ないのである。ある部分ではディスプレイの文字を読まないといけないのだが(萌郁の携帯メールの画面など)、そこに有意差が発生していないので、瞬間的に取捨選択が出来ないというのはちょっと問題。何か上手いアイディアがあればよいのだが、なかなかそうもいかないようだ。

 まぁ、現時点では揚げ足取りのレベルなので、視聴のモチベーションは問題ありません。中の人的にもどんどん元気になっていって、特に久しぶりにアニメ出演を果たしたアキバの象徴、モモーイが元気そうでなによりだった。そうそう、1話の時点では触れてなかったのだけど、オカリンを演じる宮野が、実はかなり面白い役作りになっている。宮野のキャラクターで「いいな」と思ったのはひょっとしたら初めてかもしれない。流石に、これだけ主演を取りまくっていると色々面白い面が出てくるもんだ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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