最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
永劫のクライマックス、第17話。このアニメは「決着」とか「小休止」とかいう概念を知らんのか。前回がフル回転だった分、今回は作画部分でちょっと省エネしてる感はあったが……。 タラちゃんの最期。前回の一撃で瞬殺だったかと思われたタラちゃんだったが、あの一撃はほぼ五分の撃ち合いでその後のフォロースルーからの姫様チームユニゾンアタック、そして迫るラグナがフィニッシュブロー。武に生き、武に殉じた男、その最期を看取るのはサブタイトル通りの「戦友」、ゾラさんである。このタラちゃんゾラさんの友情物語が実に切なく、毎度のことながら「どっちが主人公サイドなんだろう……」みたいな感情に襲われる。別にタラちゃんゾラさんのバックグラウンドなんてほとんど語られてもいないのだから感情移入する余地なんてないはずなんだけど、血族に入る前の2人が本当に互いをリスペクトしあういい関係だったんだろうなぁ、ってなんとなく思っちゃうのよね。ゾラさんはまだ分からんけど、タラちゃんは多分ずっといい奴だったんだろうし。それはゾラさんの反応を見ても明らかで。こんなにも「死んでほしくない!」って思われる強兵が死ぬお話、なんて残酷なんだ。 そして、そんなタラちゃんの意思を尊重すべく、一見すると無情な決断を下すゾラ。しかしそれが最もタラちゃんのためであることが分かっているという美しい友情。武人・タラテクトラは最後の力を振り絞って兵団の全てを巻き込もうと目論む。そして、今度はそれが逆サイドであるラグナ・スターリアの関係性を促進させる。ラグナの圧倒的な力をサポートしきれずに悔しがる銀器姫。しかしそんな「罵倒」を受けても挫けないのが彼女のいいところで、ラグナが掴む剣に力を与え、絶対に強者に対して遅れを取らないと気を吐く。この2人の関係性も「友情」であるとするなら、間違いなく「戦友」どうしであるのだ。まぁ、姫様の方が最終的に「友人」で終わりたいのかどうかは分からんけど、彼女の持つ「ツンデレ」を超えた「ツン姫」ムーブがとてもとても強いので……出来ればラグナもその辺はしっかり考慮して欲しい。 実際のところ、今回のラグナの心中の変化って今までになかった動きだったような気がする。これまでのラグナは人間関係というものに凄まじく疎く、クリムゾンという畜生に引きずり回された影響もあり、人を人と見ての関係構築をほとんど行わなかった。唯一無二の関係性だったレオですら「弱さ」を理由に切り捨てたし、シンとは「戦友」になろうとしてまだまだ失敗してる状態。そんな中、ついに姫からの助力については「この人は強いなぁ」と感心し、その先にある関係性までを思い描くことが出来た。さらに、姫の方もなんの因果か「未来のラグナ像」が見えてしまい、互いにもう切り捨てられない強い強い繋がりを感じている。ようやく、ほんとにようやく、この世界にもラブの要素が生まれるのか……。 と思ったらクビチョンパだもんよ。まぁ、ラストの謎の展開を見る限りでは死んでないんだろうけど……絶対に「勝利の達成感」みたいなものを味わわせてくれない作品。さぁ、ここで来てしまったぞ、最強最悪ウォルテカムイ。彼がこのタイミングで来たのって、ゾラさん目線で既に転移魔法陣が起動しているのでここからカウンターでティアのところにラグナを飛ばすっていう戦略を取られる心配が無いって判断したからなんだろうか。それとも単なるカムイの独断専行か。まぁ、なんにせよ久しぶりに愛しいアルテマティア様の勇姿が見られてよかったです。 「流石にどう足掻いても詰み盤面じゃん……」って思ったけど、まだまだトリッキーな展開は終わらない。俺ら(とスライム先輩)は指をくわえて見ているしかないのだ…… PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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