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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ふーん、エッジじゃん……第7話。なんかもう、なんかもう……。

 とりあえず、1話目あたりで「余計なエロとかいらねんだよなぁ」みたいなスカしたことを言ってたことについては正式に謝罪します。いや、その信念は変わってないんですが、安易なダラダラ見せるだけのエロはいらないけど、それが精神的凌辱となるなら話は別です。そう、僕は「凌辱もの」ではなく「堕ちモノ」が大好きだったんでした。自分で忘れてました。油断してました。いや、今作を見る場合はもう油断してないんですが……。ほんとのほんとに正直なことを言うと前回の時点で記事立てしようとは思ってたんですが、今までノータッチだった作品に、あの話から急に触れ始めたら色々とバレるな、と思って自重しました。今週ここで書いたことによって色々バレました。前回もマゼンダの精神をぶっ壊す「堕とし」のお話だったと考えれば充分に評価対象だったんですが、ちょっとテーマ設定がピンポイントすぎたもんで、いっぺん見て見ぬふりをしていました。ネロアリスの能力、強いですね……。

 そして今回はもっとストレートに「堕ちる」というテーマが描かれたお話。対するは我らがマジアベーゼ、そしてトレスマジア側からは満を辞してアズールが出陣。正直、ここまでの展開で魔法少女3人組はみんなして「出てきたら触手でヌチョられる」っていう立ち位置が同じようなもんだったのでそこまで対応に差は感じていなかったのだが、言われてみれば端々に「アズールはなんかもう……」みたいなニュアンスは漂っていたか。あまりにも的を射たベーゼの攻めの手管に何度も何度も凌辱されてしまったがために、アズールの精神はすでに崩壊。魔法少女のなんたるかが分からなくなっており、いわゆる「闇堕ち」のルートを直行した。

 単に闇堕ちするだけなら、まぁ、普通(?)の魔法少女アニメにもある展開なのだが……そんな「闇堕ち」に対して最も強烈な拒否反応を示すのが、手を下した当の本人であるベーゼさんだというのが面倒なところで……魔法少女3人が各々「魔法少女ってなんなんだろう」と思い悩んでいるというのに、一番明確な「魔法少女像」を打ち立てて信念を持っているのが「憧れ」側のベーゼさん。彼女の前で生半可な魔法少女活動など許されない。話数にしてまだ7話目。こんな容易く堕ちるようなヤツが魔法少女を名乗るなんて言語道断である。もっとも忌むべき「らしからぬ」魔法少女を前に、ベーゼの、いや、柊うてなの目は冷徹を極める。普段のうてなでは絶対あり得ないような強い行動、ぶれない信念。こんな歪んだ形でも、間違いなく今作で描かれているのは「主人公の成長」だ。間違いなく、うてなは自分の理想を明確な形にしている。これを尊い行動と言っていいのかどうかは分からないが……どこか眩しく映るのも事実である。

 そして、闇堕ちすることすら認められずに彷徨うアズールさん。彼女の行く果ては、再び極める魔法少女の道か、それとも悪にすらなりきれない地獄の「堕落」か。なんか、闇落ちを超える更なる「堕ち」の概念を見せてほしい。それにしても、ベーゼさんは強くなればなるほどにいいデザインだな……。

 なんか、最後にとってつけたような変な連中が出てきたが……多分、これで悪役サイドは目的が濁るんだろうなぁ……ベーゼをトップに据えた組織だったら、これほど強力な組織もなかっただろうに……。

 
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