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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「魔法少女にあこがれて」 5→6

 1話視聴時は地上波版で見て、そこからはAT-Xに切り替えて視聴していますが、別にそれが点数に影響を与えたわけではありません。ほんとだよ。言えば言うほど嘘くさくなるよ。

 開始直後の感想は「設定はとても好みで美味しそうだが、作画がしょぼそうだし、無理やり安っぽいエロを挟み込まなきゃいけない作劇だとダラダラとしょーもない画になっちゃいそう」というもの。結果的に、まぁ作画については実際そこまで力が入ってたわけでもなく、トータルで見れば「しょぼい」寄りだったと思うのだが、「安っぽいエロ」ではなく「価値あるエロ」を爆誕させたおかげで無事に歴史にヤな爪痕を残すことに成功した。ちょっと前の「不徳のギルド」に続き、「放送規制版があるくらいのエロメイン作品のくせして観る価値がある」というなんとも人様にお勧めしづらいカテゴリが増えてきた。面白いアニメが増えるのは良いことだが、「今期どんなアニメが面白かった?」と聞かれて答えづらいのは困りものである。まぁ、そんなこと聞くやつには堂々と答えてやればいいんですけどね。

 今作はとにかくもう、主人公・マジアベーゼ/うてなちゃんが作り出した世界。彼女のねじくれた愛情表現が実に素晴らしいフェティシズムとエロに繋がり、それをサポートする素敵なお友達であるキウィちゃんとこりすちゃんが、阿吽の呼吸で彼女のエロを強力サポート。なんなら敵対勢力であるトレスマジアも、なんならロード団もみんな手に手を取って極力エロくなるよう、闇が深くなるようにサポート。エロがしっかりとテーマとして一本立ちし、ギャグアニメの魅力に直結した。「不徳のギルド」は純粋にギャグの面白さを評価した作品で「エロはなくてもギリ成立する」デザインだったが、こちらの作品はフェティシズムそのものが最大の魅力となっているため、もはやエロそのものが魅力の核であり、エロ無しで語ることができない圧倒的な年齢制限作品。「エロくて格好いい」「エロくて可愛い」「エロくて面白い」「エロくてヒドい」「エロくてエロい」。これらの同時性を満たす実に挑戦的な作品であった。

 いや、多分こういう狙いの作品って過去にも例はあったと思うんだけどね。真正面から恥ずかしがらずにアニメ化してくれたおかげで総体としての完成度が高くなったのは逆にさまざまな規制を乗り越えた上で達成された時代ゆえのことなのかも。どれだけ社会が変わろうと、人がエロを求め続ける限り、姿形が変わったとしてもどこかでその噴出は起こるのである。

 まー、殊更にエロのことばかり祭り上げてみたけど、普通にヒロインが可愛いアニメだよね。やっぱうてなちゃんとキウィちゃんのメインカップル(??)の友情・愛情描写が最高なんスよ。うてなちゃんの病的な可愛さをまっすぐ馬鹿なキウィちゃんが支えてくれる構図がとても良い。ほんでこいつらはバトルもの展開でもしっかり盛り上げてくれえるのが嬉しいよね。その場合にはアズールなんかもその一助になってるけど。こんだけわちゃわちゃ女の子が出てきてるのに捨てキャラなしで全員どっかおかしくてエロいというのは実によくできた設定です。

 唯一の問題は、これの原作を買ったものかどうかと言う部分なんですよね……アニメを超えるものが出てくるかどうか……(ちなみに「不徳のギルド」は買った)。有識者の皆さんのご意見をお待ちしております。

 
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