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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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  OK,皆まで言うな。みんな色々言いたいことがあるのは一緒だ。それでもいいじゃない! 最終話!!

 なにから書いたらいいのかな。一応ストーリーとしての最終話からかな。登場直後にあっさりとヘッドにのっとられるザメク。なんでヘッドがサイバディの能力をあそこまで網羅して知っていたのかは置いとくとして、流石にシンパシーがチートだろうに。どんなゲームでも王を刺せる軍人将棋のスパイみたいな駒が居た方が面白いのは分かるけど、シンパシーの能力って、対サイバディ戦のタイマンだったら無敵じゃんね。シンゴの野郎、あんな無茶なシルシを譲渡しやがって……

 そして、起動したザメクの能力によりロックマン方式のラスボス前一気戦闘開始。漆黒のサイバディ軍団にフルボッコされるタクトを見て、綺羅星の方々が緊急動議からの救援活動へ。本当にどうでもいいと思っていたフィラメントやおとな銀行の連中も一丸となり、何とか露払いに成功した。サンドバッグ先輩、記念すべき1勝目を記録。最初に「サイバディの声」に気づくという大切な役割を何故シモーヌが務めたのかは謎だが、じゃぁ他に誰が良かったかと言われるとそれも困る。切ないのは頭取が「いざとなったら島から逃げるぜ!」と前回格好良く決めていたのに、いざ封印が解かれてみると、結局地球規模の災害だから意味が無かったっていう。惜しい。

 乗り手があまりにクズ揃いだったおかげで改心イベントが起こらなかったバニシングエージ組のサイバディをぶっつぶし、あとはラスボス戦。気合いのみで勝ち抜く展開は、とにかく盛り上がるから良し。ザメクじゃなくてヘッドをブン殴って終わらせるエンディングはやや拍子抜けかと思いきや、その後にザメク戦も勢いで終わらせる駆け足展開も、もうこの作品ならなんでもいいやと思わせるだけの無茶苦茶さが逆に心地良い。マゾヒスティックなちゃぶ台返し効果は、多分一晩寝たら「なんじゃそらぁ!」と叫びたくなっていることだろう。でもいいんだ、今が楽しいから!

 というわけで、気づけば残された問題は大体片付いてました。シモーヌをして「悪いサイバディ」と言わしめたザメクは宇宙空間で完全破壊され、今後、島に残されたサイバディが第5フェーズでなにをしでかすかはさっぱり分かりません。つまり、やろうと思えば続編を作ることも可能ということ(その場合、今回全てのサイバディが全損しているので、科学ギルドの皆さんにはかなり頑張ってもらわないといけませんが)。さぁ、この流れをどう見る? 

 これまで執拗に追いかけてきた各キャラクターの心情面であるが、今回もケイトさんが頑張ってくれたおかげで、表面上は割とすっきりした形になったかもしれない。ただ、ワコが臆面もなく「二人とも同じくらい大好き」とか言いやがったせいで、「マクロスF」の地上波エンドに並ぶ俺たちの翼になってしまっているのは紛う事なき事実。ケイトも「スガタはあなたのことがずっと……」とか言っちゃってるし、下馬評のようにケイト×スガタ、ワコ×タクトという綺麗な問題解決にはならなかったようである。多分、これからも3人は微妙な空気を流しながらも島で仲良く暮らしていくのだろう。なに? 投げっぱなしじゃないかって? おいおい、この作品が今まで一度だって物事をぶん投げずに済ませたことがあったってのかい? 三角関係大いに結構。放送は終了しても、ワコ達の人生は続くんじゃい。

 あと残された不安といえば、これだけのことをやらかしたヘッドが、今後の人生をどう生きるか、っていう部分でしょうか。フツーに生存して軽口を叩いていましたが、今後は絶対に島に残れないはず。第1フェーズも使えなくなるとすると、あとは年相応のおっさんとして、島の外でひっそり暮らすことになるんでしょうか。カタシロはなんだかんだ言いながらサポートしてくれそうだけど、今回みたいな身の丈に合わない大望を抱くのはもう無理だろうなぁ。結局息子には完敗だったし、これまで謎めいていた野望も、「未来とかおっかねぇから自分が楽しかった過去をずっとリピートするんだい!」っていうニートの夢みたいな願いだったし。ほんと、人として最低の奴であった。そもそもアイツの楽しかった過去って、どこのことなんだろうな。

 とまぁ、シナリオ面は色々とありますが……とにかく最終回は楽しかった。今回の爆笑ポイントは2箇所。1つ目はヘッドの「なにが綺羅星だよ、馬鹿馬鹿しい」発言。うるせぇぇぇぇぇ! 今までお前らのせいで半年間も付き合ってきたんだろうがぁ! 知ってたわ! 馬鹿馬鹿しいことくらい半年前から知ってたわ! 馬鹿っていう奴が一番馬鹿なんだこん畜生! ほんと、この作品は笑いのツボを心得すぎだろうに。

 そして第2のポイントは、クライマックスとなったタウバーン拳骨シーン。もうね、みんな笑うしかないよね。いや、確かに2話前の記憶が蘇って面白い、ってのもあるんだけど、あのシーンで蘇るのはそんな最近の話じゃないよね。どう考えても、あのシーンでは天元突破してるよね。「今石!」って叫んでしまったら、案の定、原画スタッフには今石洋之がいるわけですよ。もう、本当に俺を誰だと思ってやがるんだか。ロージェノムやアンチスパイラルをぶっ飛ばした拳骨なら、そりゃぁヘッドなんかひとたまりもないわ。そして、前半の戦闘シーンで色濃く出てきた田中宏紀の原画パートね。もう、本当にクド過ぎてたまりませんわ。これまでの放送で「戦闘シーンなんていらんかったんや!」と言われ続けたフラストレーションが大爆発した全編てんこ盛りのバトルバトルバトル。これが見られただけでも今日を生きていた良かったわ。

 敢えて不満を上げるとするなら、最終話で期待していた巫女ソング大集合が行われなかったこと。流れたのは「モノクローム」と「木漏れ日のコンタクト」の2曲だけ。ワコソングは今回オリジナルアレンジVerで流れたし、当然流れなきゃいけなかったから分かるのだが、何故もう一曲の選曲が「モノクローム」だったんだろう。そこは流石にケイトに気を遣えよ、と思ったのだが。サカナちゃんに出番は無かったわけで、一番人気の「モノクローム」をかけるなら、もうそこから立て続けに4曲メドレーにして欲しかった。いや、残りの2曲はあんまり雰囲気に合わないのは分かるんだけどさ。

 あー……馬鹿だったねぇ。半年間休み無く馬鹿だったねぇ。日本人は本当に昔から正しいことを言うと思う。「馬鹿な子ほど可愛い」。

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