最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「Unnamed Memory」 6 (以下の文章は後半でもう何度目かも分からない手放しでの礼賛の文句が並びます) なろうのようでなろうでないと見せかけてなろうな作品。調べてみたらなんか出自が複雑で、なろうに掲載された履歴はあるのだが、作者は元々ラノベ作家だったのか、自分のサイトに掲載していたものをなろうに移し、そこからさらにラノベにまで辿り着いたという作品らしい。どちらかというと「ラノベ」寄りなんじゃないかという気はするが、「ラノベとなろうの違いってなんだよ」って聞かれたら「雰囲気」とか「好み」としか答えられないのであんまり意味はないかもしれん。 すごく端的に説明すると「イケメン自信家の王子様が超絶才能を持つ歴戦の魔女を手籠にするお話」という身も蓋も無い内容なのだが、自信満々で平然と突拍子もないことをやってのける主人公・オスカーと、ひよこババア(?)のくせに処女宣言をして事情を知ってる転校生にグイグイ来られて困っちゃう魔女・ティナーシャさんの掛け合いがなんか楽しい。ここまで堂々としていたら「主人公チートやんけ」とかいう文句も特に出てこないし、多分彼は「ずるい能力」という意味のチートの持ち主ではなく、きっと持つべくして才を得た単なる「主人公」なのだろう。そんなおもしれー男がおもしれー女を1年かけて口説き落とす(なんなら孕ませるまで)宣言してるわけで、そりゃま、先が気にならないといえば嘘になりますわ。最強主人公VS最強ヒロインの恋愛頭脳戦、多分あんま頭は使わないと思うけど楽しませてもらいたい。「オスカー様は孕ませたい」っていうタイトルだと多分BPOとかに訴えられるだろうから、このタイトルで良かったです(そりゃそうだ)。 制作はENGIで、当然のように監督が三浦和也。ENGIってぇスタジオは決して画が汚いわけではなくむしろ「たんもし」にしろ「フルダイブRPG」にしろディティールに凝った頑張った映像を作るスタジオなのだが、なんというか全体的にバタくさい線の取り方になってしまい、なかなかしっくりくる作品を作ってこられなかった印象がある。しかし、今作のイケメンファンタジー世界はようやくこの画作りがしっくりきてるような気がして、見ていて不快感がなく、特にティナーシャさんが可愛いのが高評価。どこか高坂侑さんみたいな雰囲気を匂わせた黒髪の「普通の女の子」が、常識はずれの対話でドギマギしてる様子が実に愉快。単に台詞回しの妙で加点されてる感もあるので、多分ふつーに原作の筆力なんじゃないかという気もする。余計なアクションとかで映像をブンブン振り回さず、どこかヌケてるようなほわほわした温度感の2人の様子が今後も描かれたら楽しい作品になるんじゃなかろうか。 そして、このなんともいえない味わいを醸し出している功労者が、ハイ、当然中の人ということになるわけですね。オスカー役の中島ヨシキもこんだけの態度で押し付けがましくないのがいい味わいになっているが、推定年齢ウン百歳のくせして乙女チックな可愛さも発揮するのは、また新しい一面を見せてくれるゴッドオブアクトレス・種﨑敦美。つるぺたババア(?)ってことで「フリーレンが終わったから次こっち」みたいな配役になっているのに、フリーレンとはかすりもしない全然違う役作りになっていて、第一声を聞いた時点で「あぁ、種さんやん」と気付けるのに、そこからどんどんキャラを見ていくと「ほんとに種さんか? 聞いたことない声だが?」と迷路に迷い込むような感覚がある。フリーレン、キュアフレンディ、そしてこのティナーシャ。果たしてどれだけの人が「同じ声」だと認識できるというのだろうか。いやはやお見事。種さん、これで累積キャラクター年齢がいくつくらいになったんでしょうね。この先も種さん劇場見たさに追いかけさせてもらいます。 ちなみに、そんなティナーシャさんの従者役が篠原侑なのだが、こちらはもう、聞いても誰だか分からないという相変わらずのカメレオン声優っぷりを発揮。こういうのも声優ウォッチの楽しみの1つですね。どうでもいい情報ですが、種さんの出身が大分で篠原侑が熊本です(だからなんだ)。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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