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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「声優ラジオのウラオモテ」 4

 なんともセンシティブな作品ですな……。なんかねぇ、最近界隈が変な話題でざわついてるから、妙に因縁めいたタイミングだなぁとは思いつつ……わたしゃ触れませんよ。1つ言えることがあるとするなら、「自分の好きなものを卑下するな」ってことくらいですかね。

 閑話休題、久しぶりに「声優」をダイレクトに取り扱ったアニメ。このジャンル、どうしてもメタ思考が発生してしまうというか、「声優を演じる声優」をどーしても意識してしまうせいでなかなか楽しめないという残念なハードルが存在しており、穏当な作品であれば「それが声優!」はあるあるネタ程度にとどめる浅野真澄大先生の采配のおかげで無難な仕上がり、攻めの姿勢で声優アニメという枠をぶち抜いた「ガーリッシュナンバー」あたりは一応記憶には残るだろうか。個人的には原体験は「ラブゲッCHU」なんですが、残念ながら記憶にも記録にもあんまり残らない作品でした。

 こちらの作品はリアルな声優を描くと言う目的はハナから放棄したデザインになっており、メイン2人も現実感を全力で取っ払い「そんなわけあるかい」という設定にしてある。これは流石に狙ってこの設定にしていると思われ、「ウラオモテ」というタイトルでギスギスした関係性を描くにあたり、下手にリアルに寄せてしまったらどんな二次災害が起こるかわかったもんじゃないのである。できる限り「フィクションでオタクの妄想の中の声優さんですからね〜」と前置きしとけば、「声優」に肉薄せずに物語を進めることができる。そういう意味では変な拗らせにつながらないのでちょっと安心。まぁ、どうしてもメインを張ってるみっくともえしには変なイメージも湧いてしまいそうだが、ここまで色んな荒波を超えてきたこの2人のタフネスだったらこれくらいの汚れ(?)仕事はさほどの問題でもないだろう。俺、いまだにスタイルキューブを巡る諸々の動きっていまだに理解できてないんだよな。

 で、そんな風にして「どこをどう観たもんかな〜」と声優オタクは1人で懊悩してしまう部分があるわけだが、幸か不幸かこちらのアニメのクオリティはなかなかにヘボい。そもそものキャラデザにクセもあるのだろうが、2000年代のラノベみたいなバリッとしたデザインに作画が追いついておらず、1話目時点で色々とダメそう。制作のCONNECTはちょっと前に「あやトラ」でやらかしたスタジオで、前クールの「望まぬ不死の冒険者」は成立してたはずだが……ここから1クールをどう維持していくだろうか。

 一応、ここから百合っぽいシナリオに入っていくだろうことは容易に想像できるが、導入のでこぼこ具合がかなりあからさまなので、こっからのドラマ作りは結構神経使いそう。おためごかしの脚本じゃ満足しねぇからな。それにしてもみっくは百合仕事がほんとに多いな……。

 
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