最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
やっぱアタイ、バンドアニメは好きだわ、第3話。「音」ってのはアニメの最大の武器の1つだからねぇ。 「画」については新番チェック時点でそれなりに触れたと思うので今更になるが、やっぱり今作のCGデザインは特殊で考えさせられる部分が多い。例えば今期は「ハイスピードエトワール」が同様にいかにもな「フルCG」なのだが、質感は全然違うし、個人的には好感度も全然違う。あちらにまったく躍動感を感じないのに、こっちのCGは(全てとは言わないまでも)きっちり血が通った人間の挙動に見える。もちろんアニメ的に思い切り戯画化した演出も多いのだが、やはりそこまでやってこそのアニメ演出であり、つまらねーだけのリアルなんて、それこそ小指でも立てて黙ってもらいたい。動いているのを見ていて楽しい、それが今作の良い点の1つ。 そして「音」が良いのも音楽をテーマにしたアニメなのだから当たり前なのだが……そうなるとやはり勿体無いのは素人キャストの重責。まー、2Dと3Dを行き来する前提の「バンドありきアニメ」でキャスト部分が足を引っ張るというのは我らがバンドリプロジェクトでもお馴染みの現象であり、アニメファン、声優ファンとしては痛し痒し、いや、痛し痛しで、最初から突き抜ける方法があればいいのに、とは思ってしまう。 ぶっちゃけ、最初の2話では素人キャストに対する不平不満はほとんどなかった。そりゃま、主人公・仁菜役の子なんかは慣れてないのが丸出しではあるのだが、いうほど下手ではなく、むしろちょっとした辿々しさが田舎娘の仁菜の不自由さみたいなものを伝えてくれて面白いと思える要素にすらなっていた。桃香役の子は多分メンバーの中ではトップクラスにこなれており、新人声優と言われても文句のない仕事ぶりだった。しかし、やはりそんなうまい話が続くはずもなく、3人目となったすばる役の子は今のところ一番ダメ。ダメレベルがアニメの視聴を阻害してしまうレベルなのでちょっと惜しい。「アクターズスクールに通ってる役者の卵」役の子が一番の棒ってのも皮肉な話である。でもまぁ、これも今後このプロジェクトが成長するための必要経費だから今は我慢だね。ほら、どこぞのバンドだってドラムが一番棒だったし……(なんなら今も別に上手くなってないし)。いつしかこれも味わいになると思いましょう。 棒キャストで惜しいと思ってしまうのは、キャラ立ちが充分であることの裏返しとも言える。クソ陰キャ面倒女の仁菜、強かな飲んだくれ桃香に続いて、ええとこのお嬢ドラマー・すばるも分かりやすいキャラ造形ながらもしっかりと面倒さを抱えており、一癖も二癖もあるこのバンドのドラムとしてふさわしいと感じられるキャラ。黒髪ロングで一見すると一番お淑やかな子がドラムで荒ぶるというギャップもなかなか良い。そう、私は基本的にバンドものではドラム贔屓になりやすいのでどうしても注目してしまうのである。文句を言うのも愛情と期待の表れだと思ってくれ、頑張れすばる。 そうして愉快なドラムがギター・ボーカルと出会ってついに動き出した新川崎(仮)。今回のエピソードでは仁菜の奏でた最初の一声のシーンはめちゃめちゃ好きですよ。バンドの楽しさなんて、そりゃ楽器と声のアンサンブルなわけで。そして歌うことの楽しさはまさに今回すばるが言ってくれた通り。音楽があり、それに自分の声が「合った」という感覚、これがとても気持ちがいい。その殻をぶち壊した大きな一歩を、実に印象的に見せてくれていた。もう抜けられぬ「ロック」の世界。仁菜の物語が、ようやく始まったのである。 その後のステージングもナイスだったし、バンドアニメとしての楽しさが前面に押し出されているのは嬉しいところ。それこそどこぞのドラムでお馴染みになったフットペダルを抜くアングルのカメラとか、躍動感あふれるパフォーマンスをもっといろんな技巧で見せてほしいもんである。カラオケで歌ってみたい気持ちもあるが、難しそうだし、これ以上カバーするバンド増やすのはきついんだよな……。バンドリじゃなかなか出てこない鬱屈したテーマ性はすごく好きなんだけど(結束バンドもいますけどね)。 PR |
カレンダー
ブログ内検索
リンク
最新記事
(12/04)
(12/03)
(12/02)
(12/01)
(12/01)
(11/30)
(11/29)
(11/28)
(11/28)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |