最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
運命って便利な言葉、第5話。「んなわけあるかいッ」って展開も、それは運命のいたずらで説明できてしまうのです。でもやっぱり、んなわけあるかいッ。 クルクルと運命は回っていくよ。3ピースバンドとして着実に流れができつつある新川崎(仮)。「厄介」なボーカルの仁菜が歌うことに積極的になったことが最大要因で、客前で歌うことに快楽を覚えてしまっては、そりゃぁライブ欲求も止まらない。元々生活のためにも演奏したかった桃香、とにかく青春を謳歌すべく好きに邁進するすばるの2名も当然その流れに乗るので、このままバンドは安定期に入るかと思われた。 しかしそこにダイナミック運命のいたずら。かつて桃香が喧嘩別れ(?)したバンド・ダイヤモンドダスト、通称ダイダスのボーカルがなんとかつての仁菜の知り合いだったという。しかも詳細はまだ分からないが、「友達だったのに絶交した」といい、フラッシュバックした過去の記憶でも仁菜相手にかなり痛烈な当たり方をしている様子が描かれている。もしかしたら仁菜がこの度Tシャツに「不登校」を抱えることになったのもこの子が原因だったのだろうか。とにかくそんな因縁の相手がかつての憧れの中心に居座ってしまったがため、仁菜の反抗心はストップ高。桃香に惚れ込み、崇拝にも近い観念で応援していたバンドだっただけに、新たなセンターを入れての変容は受け入れがたく、それは現在の桃香の状況を見ても覚える感覚。「ダイダスはどうなってしまうのだろう」という漠然とした不安に、最悪の回答が突きつけられた形なのだ。 もちろん、新たなボーカルの子が入ったからと言って、ダイダスがどれほど変わったかはまだ分からない。テレビに映る様子なども加味すると間違いないく「桃香が脱退してしまうくらいには違う」ことはわかるのだが、新たに発信する音楽性を仁菜が受け入れるかどうかは別問題。もしかしたらこれはこれで肌に合うスタイルになったかもしれないのだが、坊主憎けりゃのたとえの通り、真ん中に鎮座しているのが「絶交野郎」では、受け入れられるはずもなく。仁菜の中では「かつて好きだったバンド」が「桃香を弾き出したバンド」におちぶれ、この下降線の先にぴったりの「自分の大っ嫌いな奴が居座ったバンド」に成り下がってしまった。繋がらないはずの因果を強引に繋げ、今日もやっぱり仁菜さんはプリプリくさくさ。 そんな仁菜に対する桃香の応対は全て正論正論で返す言葉は一切ない。「自分が脱退した後のことだから関係ない」はそうだし、「お前1人のものじゃないのだからバンドの好きにさせろ」もそうだ。「人間だろうがバンドだろうが、それは変化し続けるもので良し悪しは別問題」という意見だって全くもってその通り。仁菜の勝手な憤りは的外れだし理不尽なのだ。その結果、女子高生と酒飲みが居酒屋で液体を掛け合うという地獄絵図へと展開し、多分サービスだったろう烏龍茶がとても勿体無い結果に。でも、強引にでも仁菜を黙らせようとした桃香の心境だって身につまされるものがあるだろう。自分だって今のダイダスは多分嫌いだろうに、「大人の正論」でなんとか納得しようとしていた桃香。彼女の必死の虚勢も空気を読まない仁菜には通じず、浴びせた冷や水はそのまま返ってくる。もはや、2人の関係性はそれほど肉薄した殴り合いでなければ解決しないのである。この殴り合いができる距離なのである。 桃香は仁菜の気持ちもわかっているが飲み込んだ。しかし飲み込んだ言葉はいつか表に溢れ出す。今回はそれを歌に乗せ、バンドとしての「CRY」に転じた。はみ出し者の3人組。そんな3人が精一杯小指を立てて作り上げた初めてのスタジオライブをしっかり噛み締めよう。やっぱり今作の映像作成は面白い部分が多く、ライブシーンにしてもバンドリプロジェクトとは全然違う見せ方になっている。動きの硬さみたいなものはどっこいどっこいだと思っているのだが、こちらはライティングの派手さとか、とっぴなカメラの振り方が特徴的でより動的な印象が強い画面。すっかり鼻つまみ者となったこの3人にはお似合いの駄々っ子みたいな愉快なプレイスタイルであった。 個人的には今回のお話ですばるの株が一気に上がりましたね。自分の問題だと単なる面倒クセェわがままっこだったが、それがバンド仲間のことになって責任が無くなると、持ち前の適当さというか、底意地の悪さみたいなものが滲み出てきて大変よろしい。ドラムってのはリズム隊、バンドの音の基盤を成す大事なポジションなので、こうして全体を俯瞰して調整役に入ってくれるとホッとしますね。こいつが調整役って、やっぱ残り2人がヤバすぎるってだけなんだろうけどな。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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