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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 意外とシンプルな話な気がしてきた、第5話。悪い奴はシンプルに悪いだけなのかしら?

 「高貴な宮内に巻き起こるドス黒い権謀術数と血みどろの権力争い……」みたいな展開を想像していたのだが(まぁ、実際そうなってもいるのだが)、面従腹背の対抗馬・長束さんが割と分かりやすい悪役だった。勝手にもうちょいクレバーなタイプかと思ってたんですけどね。声の影響かもしれませんね。前回若宮のところに襲撃してきた連中がいたので「こりゃまたダイレクトに襲ってきたもんだな」とも思っていたのだが、一応実行犯としては以前雪哉がちょっかい出した貴族の息子の血筋の奴がピックアップされ、ものの見事に「粛清」を受けた。ただ、ここでダイレクト惨殺ってのも非常に分かりやすい処罰になっており、相手方の陣営がゴリゴリに武闘派も揃っているし、殺しも含めて悪どいことは平気でやりそう。あげくトップであるはずの長束がその会合の現場にまで現れており、いかに「実際に指示を出すわけではなく周りが勝手に忖度するだけ」というお題目があったとしても、あんだけの修羅場に顔を出していたってんなら難癖つけられても文句は言えない立場。暗躍するなら徹底して現場にはノータッチで近づかない方がいいと思うのだが……マジでそれがコントロールできないくらいに忖度のみで動く組織なんでしょうかね。怖いんだか怖くないんだか。

 こちらの若君はせいぜい臣下を賭場で売り払うくらいで(?)別に悪いこともなく。ただ、人身売買の茶番すら雪哉の耳には届いておらず、余計なストレスにマッハでハゲそうである。雪哉目線からしたら「たまたま売り飛ばされた先で敵方の首脳会議が行われてるやん。密偵として潜入できた俺ラッキーだし有能」とか思ってたかもしれないのに、それもこれも全部若宮の掌の上。世知辛いもんである。まーそれだけ有能な人物の下につけているということでもあるのだろうが……「七夕はめんどくさいから行きたくない」は多分本音なんだよな……天才って人格破綻者が多いし、雪哉は今後も引き続き振り回されることになりそうである。

 そして「七夕」というキーワードでようやく動きを見せた各家の姫君たち。今回は西家の子と東家の子が姿を見せたが、意外なことに「着物を縫って若君に来てもらうんやで」というイベントに一番真剣に取り組んでいたのはクール系に見えていた西家の子(名前は「真赭の薄(ますほのすすき)」というらしい。ムズい)。あれ、意外と尽くしてくれるタイプなんですかね。そして1話目ではメインヒロインと目されていた東家の子があせび。こちらは「この音とまれ!」以来となるアニメ内での琴の演奏で何やら思わせぶりなアイテムを見せつけている。おつきのおばちゃんが反応したあの琴はいったい何なのだろうか。ちなみに他の2家の姫君は今回出てきていないが、どーせ七夕でも出てきそうもない若宮相手に、他の面々がどれだけ本気になっているかは謎である。みんなしてどれくらいのモチベーションで入内したいんだろうなぁ……。

 
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