最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
たとえ火の中水の中絵の中夢の中、第19話。相変わらずライオスさんは平気な顔で色んな危険に飛び込んでいくのに、最近はめんどくさいんでいちいち詳細を説明しなくなってるな……。 放っておいても問題は向こうから飛び込んできてくれる、それがダンジョン。襲撃してきたのはシュローパーティに取り残された謎の黒子、その名はイヅツミ。黒子の時点で充分キャラが立ってたと思うのだが、そこにさらに猫耳半魔少女という要素を加え、さらにさらに作品上では初の「食事の観念が雑なやつ」という謎属性まで。本人は至って真剣に生きているのだろうし、獣化の呪いは死活問題だから暴れたくなる気持ちもわかるのだが、どうにも常識からかっ飛んだライオスパーティとは波長が合いにくいようで。マルシルを人質にとりよく分かってない黒魔術関連の駄々を捏ねて我を通そうとしたが、いざ食事する段になると、さらに強い我を持つセンシによって強引にその牙城を崩され、ペースを握られてしまった。ダイナミック陰陽師な式神カーズにもめげずに突っ走るセンシ、ほんとにこの人はブレないわね。最近センシのセクシーショット多くない? センシが奮い立った理由はただ1つ、「食という不可欠な行為を蔑ろにする若者が許せない」というもの。普段から固っ苦しいテーブルマナーを大切にしているようなキャラではないはずだが、マナーというのは単なる形式の話ではない。突き詰めれば「どのような心持ちで食事というイベントに対するか」という精神性の話。食べ方が汚くても美味しいものを美味しいと思い、感謝して食べるならそれは許されるのだろうし、完璧なマナーで食したとしても、そこに敬意がなければそれは間違っている。彼の生き様においてイヅツミは悪であった。 普段はなかなか見せない俊敏な動きでイヅツミの間違いを正すために特攻するセンシ。どこまで狙っての行動だったのかは定かでないが、結果的には彼女の命を救い、呪いを解くことに一役買った(主な功績は鍋によるものだが)。これで1つ目の呪いについては一旦解決したらしいが、あとは「魂の混ざり合い」と称された獣化現象の方。こちらはファリンの問題と同根らしいので、最後まで解決しないヤツな気がするのだが……マジでここからパーティの一員として同行することになるんでしょうかね。 そんな新規メンバー(?)の加入もそっちのけで次に襲いかかるは「夢魔(ナイトメア)」というこれまたその解釈が面倒なモンスター。Magicの世界では「mare」という名前にひっかけてウマのような造形で描かれる怪物だが(ムマとウマも綺麗にかかっている)、なんとこの世界ではどうみても貝。ちょっと質のいいハマグリみたいなやつ。こんなもんがこっそり枕に入り込んでいたかと思えばそれだけでも充分にキモいのだが……どっちかというと「夢魔」という存在になぜ作者が貝を当てはめたのかがよく分からんから気になる。古代中国では貝が蜃気楼を吐き出すという妖怪のイメージはあったらしいが、そこに「夢」が結びついたアイディアなのだろうか。ちょっと前例を見たことがないので詳細は分からぬ。でもまぁ、ライオスがあんだけあっさり受け入れてるんだから、この世界ではごくごく一般的な存在なのかもしれない。……正体知ってるならマルシルが寝てる間に枕をひっぺがして取り出すだけじゃダメだったんでしょうかね? あと、毎晩寝る前に枕チェックはしておこう。 夢に苦しめられるマルシルを救出する方法はただ1つ、どこぞのシャドウミストレスばりに相手の夢へダイブすること。残念ながら淫魔じゃないライオスたちは自在に夢に飛び込んだりはできないはずだが、ファリン直伝の秘術、「相手を枕にして寝る」で強引に突入(ちょっと色っぽいと思ってしまった)。シャミ子もこの方法で桃の中に入ればよかったのに。そして夢の中では好き勝手にイメージで遊べるというのもお約束だが、アホみたいにシンプルでやりたい放題になったライオスの夢と比べて、マルシルの夢はいささか重厚かつ複雑。夢は精神性の表れと言われているが、一見ぱっぱらぱーに見えるマルシルも、エルフという立場もあってその内面性は案外複雑だ。そしてその根幹にあるのは、やはり人間族との生命観の違いのようである。ヒンメル一行を1人ずつ見送っているフリーレン、御神体として巫女を代々見守っているエルダ。エルフは人間を何世代にも渡って見守り続けることが義務付けられているのだろうか。必死に学問を修めていたマルシルも、その目的の根幹には、友人との関係性を少しでも長く、平和に続けることが動機にあったのかもしれない。……まぁ、それが理由で黒魔術に傾倒したらちょっとまずいのだけど……。 マルシルの抱える孤独をあまりに強引な手段で共有できたライオス。夢の記憶こそはっきり残っていないが、少なくとも彼女の脳内にあった孤独はバカ犬との珍道中に書き換えられたようである。彼女が将来長きにわたって抱えるかもしれない孤独も、ライオスたちとの旅路の記憶があれば、ちょっとは楽しくなるのかもしれない。さすがはヒンメルだね。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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