最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
次回予告に例のプール!? 第10話。まー、変なところで下世話なこの作品のことなので別におかしなことはないが……ちなみに「例のプール……だよな? こんなんだっけ?」と思って念のために調べようとしたら、Twitter上には「アニメに登場する例のプール蒐集家」がいて笑ってしまった。もう世の中にはなんでもある。 よるむん編の幕引き。今回の怪異について、確か前回は「付喪神だ」というふわっとした説明だったと思うが、今回はさらにそこに「絵馬に書かれた絵抜けの馬」、さらに「画霊」と繋ぐことで伝統的な怪異の1類型にまとめることができた。「製作者の思いが強すぎたために絵が念を持った」という構造はとても分かりやすいし、何よりこうしたVTuberやアニメキャラの話をする時には定番のやり取りとなった「絵だぞ」というツッコミフレーズにも上手く合致している。そして、古来より伝わる「人と創作物」の関係を、新たな世代のコミュニケーションツールで改めて考え直す興味深い機会にもなっている。今回の話の筋は妖怪ファンとしても割と満足なものでした。ちなみに余談だが、「現代的な妖怪の再解釈を行うという意味で先駆けていた「地獄先生ぬ〜べ〜」でも当然画霊は扱われてたよな?」と思って確認したら「人喰いモナリザ」が出てきて「あー」ってなった。まだあの時代だと美術品としての「絵」の霊にとどまってますね。 都合よく畦目先生が「中の人」と知り合ったもんで解決に漕ぎ着けることができた今回の騒動。「神上げ」を行うという化野の民俗学的解決法は多分正しかったのだろうが、そこに至るまでのすったもんだは多分フィールドワークでは絶対出てこないイレギュラーなもの。そもそも「よるむんはひたすらいろんな人を応援しすぎて困る」というのが怪異の中心的な問題だったはずなのに、病室に現れたよるむんがいきなり海を顕現させて周りの連中まで巻き込んで溺死させかけたのはどう考えてもおかしいのである。その辺はまぁ、勢い余って何かが暴走した結果とでも捉えるしかないか。ちなみに海に襲われたのは化野兄妹と団地妻とのどかちゃんの4人で、中の人の美甘ちゃんが除外されてるのはまだ分かるけど、ちゃっかり畦目先生も被害を免れているのは、もしかしたらVの者についての知識が薄かったからなのか。その忌まわしい血を避けてしまったせいか。 そして偶然避難できた畦目先生が久しぶりに塵輪鬼の能力を発動。しかもあんだけ水属性のよるむんを苦しめたってことは最初から「燃やす」能力フル展開の限界モード。先生、あの一件で反省して牛鬼は封印したとかじゃないのね。まぁ、元々そういうトーテム(族霊)の家系だって言ってたから、元々うちに宿ってるものなのかもしれんけど。相変わらず畦目先生の四つん這いぺろぺろポーズはエロいですね。菫子さんといい先生といい、この世界で怪異トラブルに巻き込まれた奴らは解決後に異能をうまく使いすぎだ。 とにかく先生の協力なんかもあって想定していた目的は達成。そこによるむんからのご褒美として病の治癒までセットだったのはできすぎた終わり方だが、まぁ、「神」の座に近づいた存在だったというならそれくらいのご褒美はあってもいいか。ちなみにこうして「VTuberとファン」の関係性を「御神体と信者」にナチュラルに置き換えている図というのもなんだか現代日本の縮図っぽい感覚もあり興味深い。なぜこんなにもVが市民権を得たのかということを考えるに、今回化野が語ったように、元来日本の精神性って、「モノに魂が宿る」というか、なんらかの偶像への「気軽な神性付与」がやりやすいのかもしれない。そう考えると、案外この数百年で人間なんてさっぱり変わってないのかもしれませんね。 で、結局先週の猫ダンスなんだったんや……何も回収されてねぇ……。 PR |
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