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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「この素晴らしい世界に祝福を!3」 ―→6

 ほんとに「実家のような安心感」という言葉がしっくりくる作品。振り返ればまだ3期分+劇場版、「爆焔」を加えても4期分なのだから「銀魂」とか「ヒロアカ」とかに比べりゃまだそこまでお馴染みってわけでもないはずなのだが、もうこの空気感が心安らぐものになっている不思議。ほんとに肩肘張らずに、気楽に見られる世界を最初から用意してくれたスタッフ、主に金崎監督に感謝ですね。

 例によって毎週なんか書いてたのでこのタイミングでまとめることも特にないのだが、改めて確認したら一応今期から(厳密には「爆焔」から)制作スタジオが変わってたんだっけね。今思い出して「あぁそういえば」くらいの感覚なので作品には一切影響は与えてないのだが、これもスタッフがちゃんと持ち越しで勘どころを全て心得た上で作ってくれているおかげ。一応名義上は金崎さんが監督から「総監督」となり、もしかしたら手を離れてしまうんじゃないかと不安になったが、蓋を開けてみれば半分以上の話数でがっつりコンテやってるし、なんなら脚本まで手をかけて今まで以上に力を注いでくれている。もうすっかりライフワークになってしまっている感があるな。

 そうして歴史の重みと愛があればこその作品ではあるが、一応褒めてばかりじゃなくてちくっとしておくと、やはり話数を重ねることによるマンネリ感は否めない。カズマさんのトレードマークでもある「寸止めヘタレハーレム」もこんだけ続けば「どないやねん」感はどうしても漂ってくる部分だし、何度も同じような災難にあっていることから「飽きた」という感覚が芽生える可能性も否定はできない。ただ、幸いにして私はそこまで気にならなかったし、ちゃんと「気にならない」芸風を確立しているからこその長寿作である。すごいよね、カズマを中心としためぐみん・ダクネスの爛れた関係、普通だったらありえないシチュエーションなのに、「まぁ、このすば世界ならしょうがない」ってネタとして納得されてしまうんだから。やはりメイン4人のキャラメイクの勝利である。

 というわけで、マンネリ感も一応考慮して加点は留めておくが、僕個人としてはやっぱり好きな作品。まだまだ原作ストックはあるんだろうし、4期も楽しみに待っていよう。金崎さんが無理しないくらいのスケジュールでオナシャス。

 
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