最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「モブから始まる探索英雄譚」 3 いいぞ! わかりやすいなろうだ! それにしてもこのタイトルすごくない? どんな物語だってたいていのキャラはモブから始まるわけで情報量ゼロだし、ダンジョンがテーマなら探索は当たり前の話だし、例えるなら野球漫画で「高校1年生からの野球部物語」ってタイトルつけるようなもんなんだよ。普段から「全部説明しちゃうなろうタイトルは勘弁してくれ」って言ってるけど、かといって虚無なのもそれはそれで怖いな。 いや、わかってますよ。「モブから」ってのは何もなかった目立たない少年がチートを授かって成り上がるっていう説明でしょ。分かってるけどさ、そのチートがなかなかに酷いからどうしてもどこかいじりたくなっちゃうのよ。すごくない? 1話目で主人公がチート付与される理由、「道端で拾った」だからね。ここまで何もかも諦めた設定も珍しい。神様がくれたわけでもなければ長年の努力で手に入れたのでもない。「地面に最強のレアカードが落ちてた」。これすごい。時価10億円相当らしいわよ。普通に考えて、「道端に落ちてた10億円を偶然拾った僕は……」から始まる漫画があったとしたらまずその部分が大ネタになってるに違いないからそこを取り巻くあれこれのドラマが展開されるはずなんだけど、これがなろう的な背景に落とし込むだけで、「まぁ、拾ったもんは拾ったんで、主人公は相変わらずよくわからないテンションで明らかに分不相応な能力を好き放題使うけどね」が前提で話が進む。これを受け入れざるを得ない土壌って凄まじい文化だよな。 一応フォローしておくと、この導入の無茶苦茶さを除けば、一応「なんか珍しいこと」はやっている。舞台が異世界じゃなくて現代、ダンジョンの方からやってくるパターンなので最近の例だと「俺だけレベルアップな件」と似たような設定だろうか。ただ、1話目時点ではそのダンジョンが公的にどういう扱いになっているのかもよく分かってないし、主人公が何故そんなにダンジョンに固執するのかも分からないので置いてけぼり。もちろん何もかも1話目で説明しろとは言わないが、なんとなく「これはあえて説明してないのではなく、本当になんとなく舞台設定しているので理由も何もないのでは……」という不安がある。アニメが終わるまでに「何故一般人がダンジョン探索をレクリエーションがわりに認められているのか」みたいなバックグラウンドの説明はあるんでしょうかね。 制作は「ワンターンキル姉さん」や「てんぷる」などの実績を持つ月虹。1話目から「あぁ、うん」くらいのレベル。一応監督が小林智樹という部分は個人的には大きくプラス要素にしたいところなのだが、最近あんまりパッとしないんだよなぁ。すでに前クールで元永慶太郎作品を切ってしまった俺には、もはや監督が理由で視聴を続けるという動機もなくなってしまったし、多分ご縁がなかったことになる作品だとは思います。
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