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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「杖と剣のウィストリア」 4

 いい加減魔法学校飽きた〜。行ったことないのに登校拒否になりそう。

 なんか、おもんなさそう(直球)。なろうのようでなろうでなく、どっちかというとオールドタイプラノベっぽさが漂っているけどその正体は漫画原作という不思議な作品。別マガに連載中とのことだが、これは「漫画っぽいなろう」というよりも、単に最近の漫画雑誌は「なろうっぽい漫画」を扱うことが増えているというだけの話だ。まぁ、この手のシンプルファンタジーは昔からあるし、なんなら似たような枠で放送してた「七つの大罪」だって似てると言えば似ているし、似てないといえば似てないね。

 この時間帯の枠ということで、先代「戦隊大失格」から引き継いで作画カロリーはかなり高め。制作にアクタスの名前があってちょっとびっくりだが、確認したら去年の「英雄教室」以来とのことで、もうちょい毛色変えてもよかったやん、とは思う。共同制作にバンダイナムコピクチャーズの名前もあるが、この2つのスタジオのタッグで何か新しいものが得られるかどうかは謎。

 多分注目すべき要素は原作が「ダンまち」の作者という部分なんだろう。だとしたらまた似たような主人公で似たようなダンジョンに潜りっぱなしで、どう考えても出会いを求めてるじゃねぇかという気がするのだが(もとめてたのは単位だが)、設定がどうにも馬鹿馬鹿しくてマジなのかギャグなのか判断が難しい。だって一応「ダンまち」のベルは「弱小冒険者からの成り上がり」という真っ当な成長譚だったわけだが、今作の場合はいじめられてるオープニングだったくせして、主人公は「単に強い」。いや強いんかい。なんでいじめられてんねん。ボコしたったらよかったやんけ。それ以前にちゃんと自分が実力を持ってることくらい表明しておけよ。なんでわざわざできないことを優先的にアピールして不幸ヅラしてんだよ。それは世界が間違ってるとかじゃなくて、単にお前の生き方が悪いよ。なんでわざわざそんな訳のわからん設定になってるかを考えると、「その展開しか用意できなかったから」になるんじゃなかろうか。最初から「お前ら魔法しか使えないの? 俺は剣が使えるんだが?」って、どう考えてもバカ丸出しじゃん。そこを隠して設定を導入する方法が、これくらいしかなかったのだろう。まぁ、どこを通ったとしてもバカだけど。なんでこんな歪んだ世界にしちゃうんだろうね。

 そして主人公が「高い身分の実力者」に憧れているのも「ダンまち」と同じ設定で、ヴァレン某以上に高嶺の花を目指して頑張ってるらしい。そこも設定同じなのかよ。ってことは今作は単純にヒモ神様がいないだけの下位互換では? 個人的には「憧れ目指す女性ヒロイン」は主人公が頑張ってるうちによその男にNTRれている展開の方が馴染み深く、有用性が高い(??)のでそっちの展開を希望します。薄い本でやれ? そうですね。

 
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