最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
なんで最後の提クレバックがよりによって「ニードロップミスったダルメシマン」なんだよ、第6話。流石にそこ取り上げるのはかわいそうやんけ、ただでさえ不憫なやつなのに……。 BH! BH! BH! というわけでまるまる1話分ブラックホール戦。原作連載時には悪魔超人たちの登場で一気に読者たちがヒートアップし、ステカセの善戦でさらに加速、カーメンの醜態で4コマガイジンのように一旦座り直した我々だったが、このブラックホールの戦闘は悪魔軍の初勝利というだけでなく、全く意味が分からない上にあまりに子供向けなゆでイズム全開だったためになんか別な感情にもスイッチを入れてくれる素敵な試合となっている。アニメで初めてキン肉マンを見る視聴者ももしかしたらいるかもしれないが、流石にこの試合は「は? 何言ってんだ?」と思うパートが多かっただろう。安心してくれ、根っからのファンだって何されてるかは分からん。ゆっくりキン肉マンの味を覚えていってくれ(お口に合わなかったらバッドラックだ)。 しかし、毎度のように原作と比較していくと、今回のアニメ化、ほんとのほんとにスタッフがガチでシナリオ検討してくれている様子がよくわかるものになっており、なんと、意味が分からなかったゆで展開を多少なりとも意味のわかるものにしようと細部をいじってくれている。原作ファンもちょっと感動したと思う一番の変更点は、意外にもダルメシマンの放ったサリベーティングシールドの効果であった。ブラックホールの影殺法を封じるための方策、かつてキン肉マンはサンマッスルという謎の発光現象で「強い光を発する」ことでリング全体を照らして影を消滅させたわけだが……ん? 強い光が影を消す? どういうことだ? ……ま、まぁ、なんか、そういうことよ。そして原作でのサリベーティングシールドは、なんとリング全体を覆ってしまうことでブラックホールの影を消すという、犬ならではの実にクレバーな対策法で……ん? 太陽を遮って影を消す? どういうことだ? ……。 いいかいみんな、落ち着いて聞いて欲しいんだが、俺は原作を最大限楽しんだ上で、今回のアニメ放送を見た今の今まで、この展開に1ミリも疑問を持ってなかったんだ。「犬がよだれで影の対策するなんて、またアホみたいな技だぜ!」とは思っていたが、その効能に疑問は一切持ってなかったんだよ……これがゆでたまご脳だ。調教の成果だ。……ものの分からぬ幼少期はまだしも、おっさんになった今でもゆで論法に丸め込まれることってあるんだな……そうだよ、冷静に考えれば、太陽を隠すシールドを作ったら影は消えるんじゃねぇよ。単にもっとでかい影になるだけだよ……。なんで気づかなかったんだ……。 という事実にアニメスタッフは気づいてくれたんでしょうね。「どうします、これアニメで絵的に嘘はつけますけど……」とは思ったかもしれないが、ブラックホールという「影」に対抗する手段としては、やはり「光」の方が画としても映えると判断したのだろう。アニメ版サリベーティングシールドは、単なる覆いではなく「太陽光を乱反射させて光源を増やすことにより、あたかも手術室の無影灯のように影を消す光源」という概念になりました。わざわざテリーを使って解説させるくらいにはお利口なこのアイディア……なんて優秀なアニメスタッフなんだ……。 まぁ、もちろんその後の展開もバリバリゆでイズムなのでそこだけお利口にしたところで焼石に水なんですけどね。これもアニメで初めて気づいたんですが、ダルメシマンが影の中のブラックホールを特定するくだり、最初は「俺は開始1不運でお前本体の匂いを覚えたから、分身したとしても嗅ぎ分けられるぜ」って言ってんのに、襲撃時には「さっき本体に唾液でマーキングしておいたのさ!」って言ってんの意味わかんないよね。一応「本体っぽいやつを覚えた」→「8メンキックの時にマーキング」→「だから影に潜っててもわかるよ」ってことなんだろうけど、どう考えてもマーキングのくだりは不必要なんだよ。 あと、これはアニメ用に分かりやすくするための改変だと思うのだが、原作だとダルメシマンの嗅覚は人の1京倍だそうですが、アニメでは「1ケイ」という音が分かりにくいということで「犬の嗅覚が人間の1億倍、そして俺の嗅覚は犬の1億倍」という表現に変更されております。こういう細かいところが気が利いてるし、序盤の攻防ではコブラツイストによる細かい絡みも追加。ブラックホールの技巧派な面もチラ見せしてくれている。 そういや前回「多彩で小器用な超人はキン肉マンだと貧乏くじ引きがち」みたいな話をしたけど、今作になってその下馬評をひっくり返したのがブラックホールさんかもしれない。こんだけ意味のわからない能力持ちなのに最終的に2勝ですからね(ネタバレ)。今じゃすっかりスプリングマンに続いて悪魔超人軍No.3的なポジションに固まった。こんな無茶苦茶な設定の超人のくせして。ちな、私は7人の中で一番好きなのが彼だったりします。やっぱフォルムが刺さるのよなー、子供心にこの不気味さはほんとツボだったからさー。中の人の宮田俊哉も善戦してくれたんじゃないでしょうか。 そんなBHが見事なゆで理論を展開して華麗なる1勝。新オリジナル技のフォーディメンションキルもなんの説明もなく出てきた割にはちゃんと格好いい模範的なドロップ技のデザインに仕上がっている。ぜひ、機会があったら更なるスピンオフとかで四次元殺法コンビには再活躍の場を与えてあげて欲しいです。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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