最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
あれがデネブアルタイルベガ、第7話。夏の大三角は割と目視でも分かりやすいですよね。なお、夏の大三角には四角、直線などのバリエーションが存在します。 焼塩編、完全決着。ハッピーエンドの向こう側とは題されているが、さてこれはハッピーなのか。もしハッピーだとしたら誰にとってのハッピーだったのか、惚れた腫れたの問題ってのは、なかなか一筋縄ではいかないものであります。 事態が丸く収まったのは、ほんとにただ「関係者全員いいやつだったから」の一言に尽きる。中でも渦中の焼塩本人が突き抜けてイイ奴だったのでこんな素敵な「負け」エピソードになっているわけだが、綾野、焼塩、朝雲、温水、あと多分八奈見という人間模様の中に、ちょっとでもはみ出してしまうやつがいたらドロドロの愛憎劇にまで発展していた可能性があり、全ては綱渡り。前回の事件は、そんな綱を踏み外して一気に奈落へ落下しかけたその過程だっただけの話だ。結局そのまましがみついて渡りきれたのは、焼塩本人の人間性によるところが大きい。 強いて一番「悪い」人間をあげるとしたら八奈見になるだろう(まぁ、法的な悪で言えば朝雲だろうが)。彼女はことの顛末を外野で(なんか食いながら)見守りつつ、焼塩の友人というポジションから彼女を応援しようとしていた。当然自分と重なる部分は意識していただろうが、それでも他人事だったら好き放題に言える。八奈見はまるで自分の失恋の鬱憤を晴らそうとするかのように、焼塩を焚き付けて略奪愛に走らせるプランもあったに違いない。でもまぁ、そこで踏みとどまって言わなかったあたりは八奈見も決して「悪い子」じゃないことの表れ。外付け倫理装置の温水が頑張ったこともあり、文芸部と焼塩の関係性はただ「慰めに来てくれた頼れる仲間」の範疇にとどまった。 そうしてみんなから力をもらった焼塩は彼女らしくきちんとケリをつけることを決意する。そのまままっすぐ綾野にぶつかっても結果は変わらなかっただろうが、事前に朝雲が単身乗り込んできたおかげで女子2人で膝を突き合わせて対話できたのも結果的にいい方向に働いたんじゃなかろうか。朝雲が悪い子じゃないというのは焼塩ならずともすぐに分かる部分だろうし、焼塩が「綾野の最大幸福」を優先する場合、「今カノ」の人となりを知るのは重要な行程だ(別に焼塩は元カノでもなんでもないが)。焼塩と2人で対話しようとしたその姿勢自体も評価対象となり、彼女の中で「もう綾野のことは全部朝雲に任せる」という決心がつけられたのではなかろうか。 そうして迎える決戦の日、舞台は出会いの場所、夜の小学校。とっくりと語らう幼馴染2人の光景はどうにも甘酸っぱく、どこまでもいじらしい。ほんとこの距離感・この関係性で付き合わないとかいう選択肢があるのかよ、とすら思ってしまうが、どうやら今作において1対多というお付き合いの構図は存在しないらしい(そりゃまぁ)。焼塩はあくまで「幼馴染の親友」として一歩引き、「かつて綾野に惚れられていた」という歴史を誇りに、変わらず隣を歩き続けることだろう。もちろん、朝雲とも「親友」としての関係性を深めながら。……ほんと、2人同時に付き合っちゃえばいいのにね。最近のアニメを見てればそれくらい余裕でOKっていう脳になってしまうよな……。これがアニメ脳……。 というわけでハッピーだったのは実は焼塩だったかもしれない、という晴れやかな「負け」でめでたしめでたし。まぁ、男と女の関係なんて、こんなシーンは現実にもいくらもありますのでね。どちらかというと現実感がなさそうなのは、エピローグ部分の八奈見の方かもしれない。「代理彼氏」って、アニメではよく見る役割だけど実際そんなことやる人間いるのかしら……。そしてラブコメなら鉄板のシチュエーションなのにきっちりとした前振りからフラグをバキバキにへし折ってくれる八奈見の剛腕。さすがでございます。自分の立場が分かってんなー。ほぼギャグ無しで進行した今回のお話、やっぱ最後は八奈見節を拝まないと終われませんからね。 PR |
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