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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あっちこっちでどないやねん、第10話。先週も超展開だったんだけど忙しくて感想書けなかったもんで、2週分の「どないやねん」が溜まっている。

 先週のどないやねんポイントは大きく2つ。1つはもちろん真の敵の正体について。謎に包まれたその存在は、なんと1話目でどこぞに突き落とされた山賊の男だった。石丸というその人物について、今回田右衛門より詳しい説明があったのでなんとなくバックグラウンドも理解はできたのだが、前回時点では「1話目で出てきたなんか厄介そうなやつ……」くらいの認識しかなく、そんなモブっぽいやつがまさかのタイムリープまがいの展開で私怨をぶつけにきているとは思ってもみなかった。まぁ、言われてみりゃ最初の時点で「なんか妙にフォーカスが当たるやつだな」と思わないでもなかったが。後考えではあるが、サクナの周りには明らかな悪意を持つ人物って相当少ないので(よりによってその貴重な候補がココロワだった)、そんなモブっぽかったやつでも敵サイドとして現れるのは納得かもしれん。

 そしてなんといっても先週のどないやねんポイント2つ目は島の壊滅であった。ここまで8話分使って必死に作り上げてきた設備も田も壊滅。もしゲームだったら即リセットから二度と起動したくないレベルのでとんでもちゃぶ台返し。クラフト系ゲームでそのロストは立ち直れないだろう。しかもそんな惨劇の元凶が手心で助けた下っぱ鬼だったっぽいとか言われるとさらに鬱が加速し、登場人物全員やけっぱちでもおかしくない。実際、あんだけ成長を見せていたサクナですら、一度は見事に挫けてしまったわけだ。

 しかし、鍛えられたサクナはそこからが違う。まさかの爺からの「逃げてイインダヨー」というアドバイスに対し、「そんなことしたら今までの9話分が全部無駄になるじゃろうが」の精神で一念発起。折良くココロワも合流し、どん底からの必死の復帰。まぁ、日本の歴史を考えれば自然災害により田んぼが壊滅なんてのもありふれた光景ではあるからね。厳しい気候条件からの地道な復帰。これを描くのもまた、全農アニメの一側面なのかもしれない。

 火山灰の取り除き方など、細かい農業アドバイスを挟みつつ、急ピッチで進められる復興。その中できんたとゆいが不思議な光を放つという謎現象が目撃されたり、「一気に時間を進める」とかいう突然のチートアイテムが出現してゲーム時間が短縮できたり、そのアイテムを取りにいくステージが思い切り端折られたりと、ゲームを知らない身には「多分こんなんやろな」と想像するのが楽しい圧縮展開。数年で培われた成果の復旧には、1年も使ってられないってのが本音なのだろう。なんとか精神的安寧が得られる程度までは回復するに至った。

 そしてラストどないやねんはかいまるの扱い。なんか、しゃべりよったぞ。どいうこと? もしかしてこれまで散々突っ込んだ「かいまる成長しなスギィ!」というツッコミも全て織り込み済みの設定だったってこと? ……じゃぁごめんなさいだよ。まさかそんなポジションにイレギュラーキャラが混ざり込んでるとは思わんかったよ。パーティに鶴が紛れ込んでいると知ってなお、いや、知ったからこそ余計に、「もうメンバーの中に変なやつはおらんやろ」と思っていたのだが、思わぬ伏兵であった。さて、いったい何が起こってるんでしょうかね。

 
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