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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんか熊ちゃんが可哀想……第22話。いきなり取り出されてボコられるだけの存在、ドキ君はお気に入りじゃないのかしら。

 妥当なハッピーエンドへ。いや、まだ厳密には終わってないので外世界での騒動をこっからどうにかしなきゃならんのだけど、ひとまず曖昧姉妹の関係性については手打ちということで良さそうだ。やはり最後の一押しに加担してくれたのは朱鷺丸。どうやって黒球の中に入るんや、と思っていたが、アマラリルク側の目的がそもそも「黒球内にウツロの心の世界を作る」→「それを物理的にぶっ壊して境界をなくし、そこから恐れや恨みの感情を漏れ出させることで指輪と同等の効果をばら撒く」ということだったようなので、勝手に黒球を壊してくれた。まぁ、おかげで大惨事にはなっているが、代価として朱鷺丸の侵入を許し、それがウツロへの決定打となったようだ。

 先週までで気になっていたのは「どれだけ許しや希望を与えたところでウツロが裏稼業に手を染めていた事実は覆らないし、少なくとも本人の中ではどこまで行っても罪が消えないのでは?」という部分だったが、朱鷺丸を通して語られたのはただ一念に許しを求めた曖の行い。世間がどうとか、実際上の問題は分からないが、とにかく「曖の赦し」がそこにあるのなら、昧にも救いはあるのだろう。結局は姉妹2人で始まった物語なのだ。2人の関係性の中で決着をつけても特に問題はあるまい。

 そして、そんな姉妹の軋轢の解決に大きく貢献したのが我らがヒーロー・シャイであった。性根の真っ直ぐさ以外には武器らしい武器も持っていないシャイだったが、今回は珍しく独自の武器を振りかざす。それが「陰キャだからこそ共感できることがあるんだ!」というなんとも救いようのない救いの言葉。「シャイな女の子の気持ちを分からないわけがないじゃないですか」というのはなかなかの殺し文句で、「いや、でも他人じゃん」というウツロさんのわがままも強引にねじ伏せるだけの説得力を持っていた。シャイだからこそ出来ること。思い返せば最初の惟子さん戦に始まりツィベタちゃんとの戦いも、「シャイだから分かる」がきちんと唯一性につながっているのは良いところですね。

 姉妹の雪解け。あとは黒球をどう処理するかという課題が残るわけだが、事態をわかりやすくするため、ここでドキさんがもうひと頑張り。最初の戦闘が終わったら巨大戦闘になるのがヒーローには欠かせない要素ですからね。ただ、そんな巨大生物がロボや怪獣じゃなくて熊ちゃんなあたりがアマラリルク。3人の合体技としての飛行巨大熊だったらしいが、もしかしたらクフフさんにあんまりやる気がないせいでこんな適当な戦闘になっているのかもしれない。最初に大砲に乗ってる時点でさっぱり気乗りしてない様子だったクフフさん。どこまで行っても彼女の気分が戦局を左右し続けているのが愉快だが、この気まぐれが単なる「飽き」じゃないことをペペシャさんは知っている。いや、そう願っているというべきか。この物語がどこまで続くかは定かじゃないが、とりあえずクフフさんには絶対的な救いの物語を与えてほしいなぁ。

 
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