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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「天穂のサクナヒメ」 6→5

 途中までの感想で薄々お気づきとは思いますが……「勿体ないなぁ」というのが素直な感想ですね。素材自体はもっと伸びる要素があったと思うんだけど……。

 というわけでサードインパクト! P.A.WORKS大好きおじさんだよ! 最終的に今作が一番P.A.の期待を背負うものになるとは思ってなかったけども。3つの作品を同時に展開して、その全てが全然違うテイストで画面を作っているってのは(成否は別として)やっぱりすごいスタジオなんだよな、という贔屓丸出しの結論は出しておきますね。

 今作のアートワークも、いいバランスで作品世界を作り上げてくれていたと思っている。多少デジタル感強め(いや、今のご時世のアニメ作りなんて全部デジタルだけどさ、なんかこう、雰囲気がさ、伝わって)の画面構成は、原作がゲームであるっていう前提が分かりやすく伝わってくるし、その上でCGアニメにありがちな硬さや冷たさは極力廃し、また新しい「動かし方」を模索してくれていた。そういう意味では、今作は1つの道標として残しておく意義のあるものにはなったと思う。

 しかし、そうして作り上げたデザインワークを、もっと長いこと見ていたかったわけで……まー、結局いつもの結論になってしまうけど「尺がどうにも」って話よね。序盤はあんまり気にしてなかったんだけど、ココロワ騒動あたりから「なんか話飛んでね?」みたいな瞬間がちょいちょい出てくるようになって、最後の展開なんてそりゃもう駆け足、全速力。ゲーム的というか、物語的なお約束があるから何が起こってるかが分からないってこともないのだが、怪物退治の英雄譚なんてテンプレはそのディティールでどう個性を見せていくかの勝負なわけで、肝心なところを勢いで誤魔化されても流れ作業にしかならんのよ。最終的にかいまるの存在とか、あまりに他の流れと噛み合わんで完全に浮いてたしな……。

 まぁ、多分制作側からしたら「いうて2クールにされたらお前ら絶対途中で飽きるだろ!」って話もあり(そしてその可能性は高く)、ほんとにシリーズ構成ってのは難しいもんである。もちろんそれをわかった上でアニメを作ってるんだから言い訳にはできないけどね。とりあえず「ゲームが面白そうだなぁ」って改めて思わせてくれた部分は素直に評価して、販促品として成立していた部分に満足しましょう。まぁ、俺ゲームハード持ってないからやれないんだけどな。

 
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