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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ○「星空に架かる橋」 4

 勝手な第一印象では、いかにも粗製濫造臭が漂う、分かりやすいギャルゲアニメ。キャストを見て、「あぁ、エロゲだ」って思えるのは本当に分かりやすくていいですよね。「あー! あのときの!」っていう導入、案外久し振りに見たよ。

 実を言うと、ここ最近はアニメの「底辺」も底が上がっており、一昔前のように本当に箸にも棒にもかからないような作品というのは案外少ない。似たようなジャンルでも去年なら「ヨスガノソラ」はミドルヒット作品となったわけだし、「あかね色に染まる坂」とかも、出来が悪かったかと言われると案外そうでもないのだ。ただ、やっぱりギャルゲものは筋立てが本当にワンパターンで、その筋を追うことに目的意識が見られない場合、どうしてもモチベーションは下がる。当方、何故かギャルゲエロゲの類だけはやらないというポリシーがあり、この手のものはほとんど受け付けないのである。

 で、これの1話目だが、作画面での失点はほぼ無いと言ってよい。田舎の風景を鮮やかにうつした背景や、川面に田畑といった空間作りのための配置は意識が割かれている。キャラ絵もベタベタのギャルゲ模様ではあるのだが、見づらいということもなく、切り出し方が丁寧なのでちゃんと区別も出来る。導入としての1話目は上々の部類だろう。「ホントにこの手のゲームって田舎に転校するの好きだナー」とかは思うが、「兄弟2人だけで単身旅館に引っ越してくる」理由付けは納得のいくレベルだし、正直言うと、「毎日でかい風呂に入れる」とか、「旧館とはいえ、旅館に寝泊まりできるようになる」っていうシチュエーションのワクワクする感じは、ちょっと羨ましいくらいである。引っ越した先が浴衣生活って、なかなか斬新なシチュエーションじゃございませんか。顔見せしたヒロイン勢はまだ個性を発揮する段階ではなかろうが、今回一番絡んだ旅館のおばさんねえさんはそこそこキャラが立ってたしね。

 ただ、残念ながら、それ以外の点ではやっぱり気になる点も多い。せっかく田舎の原生林を綺麗に描いているのに、そこに現れるのが派手な髪の色をした女の子で、「お前、どう考えても熊が出る森に入って山菜採る格好じゃないだろ」と突っ込み待ちなフリフリの衣装とか、既にテンプレート過ぎてどこかを探せばそのまんま同じ絵をダウンロード出来る気がする回想の挟み方とか、「別にこの作品を見続ける必要は無いんじゃないかな」と思ってしまえるような「どうでもよさ」が気になってしまう。こればかりは様式美として仕方ないとは思うのだが、これだけアニメの放送本数が多い中、これを見続けるための誘致要因が何かもう1つ欲しいところである。中の人補正とか。……エロゲ系はあんまり無いからなぁ……

 今のところ、1番の注目点は何故かのみこが歌うオープニングだったりする。Elements Garden with のみこって、なんだか贅沢な布陣だ。あと、気になるのは弟君攻略ルートがあるのかどうかってことだが……今のところその予定はなさそうである。もしあれば一発逆転が可能になるかもしれないのだがな。余談だが、1話サブタイトルの「クマなら、ここで終わってた」っていうのは何か元ネタがあるフレーズなのだろうか。見た瞬間に「ラーメンならば死んでいた」が喚起されたのだが、多分関係無いだろうな。分からない人はググれ。ググってもよく分からんから。

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