最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
僕たちの「リエラのうた」を返せ、第3話。なんやあのおまけコーナーは、まるでLiellaが11人ユニットみたいじゃねぇか!(前提事項ですので) かっちりと「やるべきこと」をやっている進行。ある意味安心だが、ある意味色々と察する必要もあるだろう。結局私は、「もうあと10話も残ってないよなぁ」みたいなことを毎回考えながらハラハラ見守ることしかできない。どう考えても「11人ユニットの3期目」をやるのに1クールは短すぎるわけで、数多求められる要素の中から、なんとか入れ込むべきものを取捨選択して効率よくお話にしていく作業がとても大変。構成の花田センセも毎度のことながら胃の痛いことだろう。 ここまでの2話をトマカノーテ結成と一応の戦果をあげるところまでで費やしたため、現状でLiellaについての新規描写はほぼゼロという状態。構成を考えるとラスト2〜3話はクライマックス、つまり全員でのラブライブに費やす必要があるわけで、残り使える話数はせいぜい7〜8話だ。そして確定で必要な要素としてマルガレーテ回が最低1話、そして鬼姉妹には嫌でもスポットを当てなきゃいけなくてこれも1話か2話必要。となると、もう自由に使える話数は5話程度しかないのである。その少ないパイをかのんを除く3年生4人と、鬼ナッツを除く2年生3人、合計7人が奪い合う。そして今回白羽の矢が立ったのは四季だったわけだ。まぁ、この順番で出てくるのは順当なところじゃなかろうか。 千砂都さんの描くまるはいつだって美しい。かのんというセンターを失ったLiellaを切り盛りするのは最高学年で最高の安定感を誇る嵐千砂都をおいて他になし。恋の野郎も一定の信頼は得ていそうだが、やはり真ん中に据えるのは不安だらけだし、すみくーなんて言わずもがなだ。その千砂都が指名した新たなセンター、それが若菜四季であった。……正直、キン肉マンソルジャーがタッグパートナーにブロッケンJr.を選んだ時の「お、おう……」くらいの反応になっちゃいましたけどね。ここでわざわざ四季を選ぶ理由はあんまりないのよね……まぁ、スタイルのよさが分かりやすいビジュアル要素として「真ん中におきたい」キャラなのは間違いないのだが、千砂都さんは少なくとも「今後はずっと四季をセンターに固定して回していく」とかは考えてないだろう。あくまで最初に言ってた通り、「新しいLiellaって言ってんだから新しいことやってみようぜ」ってんでお試し感覚だった気もする。まぁ、そんなこと言ったら身もふたもないから色々と言葉は尽くしていたが。 メタいお話の構成だけを考えるなら、ここで2年生の誰かにお鉢を回すのは半ば必然。クライマックスに向けて話がマルガレーテ・かのんに集約していくなら、どうしたって3年生組に関わる話は多くなる。私の勝手な想定だが放っておいても可可やすみれは暴れ散らかしてくれるはずだ。となると、前半パートで2年生組を引き上げてやらないと置いてけぼりになってしまう可能性があり、ここで先んじてのブーストが必須。そして2年生カルテットの中で鬼ナッツを一旦外した時に、そのスポットは必然的に赤青カプ、つまりメイ四季に寄せるしかないのである(今後きな子にお当番回があるかどうかは正直五分だと思ってる)。 2期でもほんとに「お当番」の時しかスポットが当たらなかった四季。彼女の場合は持って生まれたキャラクター性がそうさせてしまうのは致し方ないのだが、やはりアイドルユニットを描くアニメでそんなやつが混ざり込んでいてはどうしても気になってしまう。ここいらで四季の魂レベルを1段上に引っ張り上げ、「同じステージにいても恥ずかしくない」体裁を整えておく必要がある。そのための一番の荒療治が「センター担当」である。その辺の考え方は千砂都の想定通りだったんじゃなかろうか。最後にメンバーから背中を押される流れはちょっと自主性に欠ける気はしたが、なんとかセンターを守り切り実績を残した四季。イニシエーションとしては最低ラインの突破となったか。今後もうちょいお話にも絡んでくれればよいのだが。 そしてもう1つ気になるのは、「メイの扱いは今のままでいいのか」という要素である。どうしてもニコイチで処理されがちなメイ四季。今回は「四季回」であるが「四季メイ回」と見ることもできるわけで、「はい、これでメイが中心のお話はやったよ」という処理だと流石に不憫すぎる。今後メイのお当番回は個別に用意されるのだろうか。四季が彼女に向けた感情の処理も気になるところで、てっきり今回メイが四季に向かって「お前がセンターやれよ」と言った時の四季の複雑な表情は「えっ、なんでお前がセンター目指さないの? 私に譲っちゃっていいの?」みたいな気持ちなのかと思っていたのだが、どうやら今回の話だけを見ると単に四季が尻込みしてるだけの描写だったように処理されてしまった。 四季の中に描かれるべき感情、それは「メイが私の背中を押してくれるのは嬉しいけど、メイ自身にももっと貪欲にセンターを狙って欲しい。私なんかに構わずに自身を輝かせて欲しい。そんなメイを私が一番みたいのに」という双方向に憧れを抱く流れである。今回のお話だけではカップリング話として片手落ちの感が否めないのだ。そして、そんだけのことをやる尺的な余裕がないような気もしており、そうなると四季メイカプは不完全燃焼でシリーズを終えてしまう。願わくは、メイにもちゃんと覚醒回がありますように。
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