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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ファイちゃん、収録後に喉は大丈夫だったんでしょうか……第4話。まぁ、あんな発声ばっかする役も結構回ってきますけどね……持って生まれた喉のタフネスがないとあれは無理やで。

 というわけで「ちゃんと観てるよ」表明作品の2つ目。ただ、こちらは「面白い……いや、なろうのキツさが……いや、でもギリ面白い……」みたいな悩ましターニングポイントを行き来しているってのが正直なところ。一歩踏み外すとなろう奈落に一気に転落する危うさを孕んでおり、回を重ねることでちょっとずつ作画的ストレスが溜まってきてるのも不安要因だ。まぁ、当面はティノちゃんのケツの作画だけきっちりしとけばいいやの精神かもしれない。

 内容に関しては、新番チェック時に言及した通りに「主人公自体はほんとにクソ弱く、偶然とご都合が重なって最強伝説が一人歩きしているだけ」という設定のおかげで色々と不問にされている部分がある。例えば「仲間連中が全員とにかく最強」というだけなら設定は「パリイ」と一緒なのだが、アイツのヘイトが高いのは「そんな中で育ったせいで自分の強さを全く自覚しておらず、悪気なくチートを振り翳して暴れ回る」という設定になっているため。こちらのクライはほんとにラッキーマン体質なだけでちょっと走っただけでついていけなくなるくらいにフィジカルが弱いことははっきり示されており、強い仲間が勝手に暴れ回っているだけで当人は現状をしっかり理解している。おかげで、変な言い方だが「何が起こってもクライ自身に責任はない」という状況が出来上がり、主人公にヘイトを寄せる意味がなくなってしまっているのだ。「ご都合主義やんけ」と文句を言おうにも「最初からそういう設定だって言ってるやんけ」と返されたらぐぬぬでおしまいである。

 ただ、そうして「チートの根源」をはっきり示しているため、いかにしてその「偶然の虚栄」に繋げるかって部分で(のみ)ストーリーテリングが必要になる。つまり、後出しチートは基本的に禁止で、事前に「こういう強みがあるんですけどね」と言っておかないと他のなろう同様に何でもありになってしまうということ。今回のお話でいえば、例えば「チョコだけならいくらでも入る無限収納バッグ」あたりはやや危険域。ポッと出で今週思いついたようなひみつ道具でいきなり尊敬を集めるのは、「宝具集めが趣味」を口実にどんなチートでも突然主人公に付与できるリスクを孕んでいるので、今後は今週やっていた「残っているリングは5個、武器も残ってない」のように「いかにクライが役に立たない奴か」を事前に提示しておく必要がある。逆にいえば、そこさえ守ればあとは頭のおかしいお友達が何をやろうが自由である。パーティーメンバーってあと何人いたんだっけ。今回のファイちゃん展開と全く同じ設定であと3〜4回くらいはネタ回せるんだろうな。いかにメンバーの頭がおかしいかをちゃんと描写できればそれだけで面白みにつながるわけだしね。

 とりあえず今回で1つ目のクエストが終わりという認識でいいと思うので、「今のところは成立している」という評価にしておきましょう。あとオープニングの演出が他に類を見ない形になってる部分は素直に好き。まぁ、歌ってるアーティストからすると「ちゃんと流せよ」かもしれんけど。

 
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