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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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  こういう方向にいくのか、第3話。勢いは衰えずだが、アニメとしての魅力はなんだか別な方向に突き抜けようとしている気もします。

 前回、ようやく喜翠荘の面々に溶け込むきっかけを得た緒花だったが、その足がかりとなった「復讐のまかない」の作成途中に、駄目作家次郎丸に捕獲され、ドキドキ亀甲縛りタイムへと突入する。本当ならば軟禁からの性的暴行と、確実に数年はパクれるぐらいの所業を重ねたはずの駄目作家だったが、幸か不幸か、捉えた少女はやけに逆境に慣れた、ちょっと倫理観にズレのある不可思議女子高生。ある意味本気の駄目男に何かを感じ取り、そこから奇妙な協力体制へと移行。結果、次郎丸はさらなる窮状へとたたき込まれ、車両盗難からの投身自殺へ、望まざる駄目コンボを炸裂させるはめになる。

 正直言って、緒花の心理状態はさっぱり分からないし、次郎丸のどこまで言っても駄目なメンタリティはイライラすることしきり。それでも、とにかくギャグと真面目の紙一重のテンションで駆け抜ける謎のカーチェイスや説得劇が無駄に面白い。海岸線を滑走して断崖でやり合ってくれたおかげで絵画のような美しい背景が堪能出来るし、岸に寄せて白く砕ける波の細かい描画など、本当に無駄とすら思える徹底した動画が情感を煽る。これで本当の悲劇、本当の昼ドラが流されるならば「もうマジで昼に放送すればいいじゃん」ってな話になるのだが、そうはならなかったのがこのエピソードのやっかいなところだ。人が死にそうだったり、大犯罪者が生まれたりしているのに、あくまでギャグ、徹底して肩すかし。1話2話と重苦しい話が続いていただけに、このハズしかたは予想外だった。また視聴体勢を改めないと駄目かもしれんぞ。

 艶っぽいシーンに勢いのあるダイビング、ばあちゃんの迫力ある説得シーンなど、あの手この手で見せてくれるこの作品だが、締めるところはちゃんと締めているので見ていて満足感がある。具体的には、今回のテーマはあくまで緒花と民子・菜子の関係性だ。菜子との仲は、崖っぷちの水泳談義で一気に進展し、「中居の仕事だけでなく、他の要素でなら自信が持てるから、コミュニケーションがとれる」という解決を見た。ちょっと卑怯な歩み寄りのようにも見えるが、必要以上に人見知りの激しい菜子が相手では致し方あるまい。

 そして、今回一気に株を上げたのが民子である。サブタイトルにもなっている謎の言葉、「ホビロン」。冷静に考えれば「痛い子や……」というだけのひどい言葉なのだが、あの訳の分からないメモ帳の書き込みからは、今まで見せてきた「死ね!」の高慢でとりつく島もないひどい態度とは打って変わって、ちょっと可哀想に思えるくらいのくそ真面目さが感じられる。そして、真面目は真面目なのに、たどり着いた答えが「ホビロン」なのである。もう、可哀想を通り過ぎて愛おしい。これを見たら、もう緒花も彼女に敵対しようとは思わないだろう。大量のほうれん草によって氷解した二人の仲が、「ホビロン」によって強烈に結びついたのがはっきり見えるのである。何とも小憎らしい脚本ではないか。

 あとはまぁ、ハイクオリティな画質を活かした濡れ場の無駄なエロさですかね。愛生・かな恵ちゃんの百合プレイとか、様々な楽しみ方ができますよね。一番安易なのは、場所を学園都市にスイッチさせる楽しみ方でしょうか。ふっふふ〜ん。サテンサン!

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