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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんやねんこのアニメぇ!!(1週間ぶりM回目 M>N) 第8話! もう何が起きても驚かない。驚かないけど……開いた口は塞がらないよ。そういや最近、これとは全然関係ないところで「堅物で規則にうるさいメイドがグレて暴走モードになる」話を見た気がするのだが……もしかして俺らはこういう話が大好きだと思われてる? ……まぁ、好きだけどさ。

 星屑となったヤチヨさん。カーズ状態をどうやって脱却するのかと気を揉んでいた1週間だったが、そこは気合いでカバーだ。一応は「広告衛星(+神の杖)を打ち上げにいった結果宇宙を彷徨う羽目になったヤチヨさんだったけど、その広告のおかげで宇宙からのお客さんが来るようになり、そのお客さんの足のおかげで何とか地球に戻るきっかけが掴めた」と考えると因果応報ではある。もしお客が来なかったらハルマゲみたいな奴がたまたま近くを通りかかるのを待たなきゃいけなかったわけで、おそらく数十年じゃきかないミラクルなタイミングを待ち続ける必要があっただろう。まぁ、今回のこともラッキーといえばラッキーなのだが……「幸運にも」というには時間が経ちすぎてはいる。永遠にロリだと思われていたハイパー長寿生命体のポン子すら外見に変化が見られるほどには。いや、よく考えてみりゃポン子の親御さんはそれなりに年嵩に見えてたし、ばあちゃんはばあちゃんなんだから、タヌキ星人だってゆっくりゆっくり歳は取るんだよな。そしてばあちゃんはそろそろお迎えがきてもおかしくなさそうな歳になったっぽい。今後の話でばあちゃんを看取る話とか出てきたらちょっと切ない。いや、あいつ基本的に迷惑ばっかのキャラなんだけどさ(ウィスキー以降は割と協力体制だったじゃん)。

 とにかく、ヤチヨ不在の状況でまたも時計がくるくる回り、その間にヤチヨの代理を務めたポン子の采配により、銀河楼も少しずつ様変わりしていく。ポン子が元々宇宙工学に長けた才媛だったこと(そしてそもそも地球外からやってきた異星人であること)もあって、銀河楼は独自の進化を遂げ、お客さんもちょっとずつ増え始めた。そしてその分外敵も増えて(?)、ポン子肝入りの防衛装置もどんどん進化。あとついでにシャンプーの成分まで変化したりなんだり。

 そんな「変わってしまった銀河楼」についに帰還したヤチヨさん……改めヤチヨタンク。パーツがないのはしょうがないし、ポン子の現時点での技術力ではタンクが精一杯だった……ことあるかい。せめてコロ助ハンドだけなんとかしてやれよ。そっちは宇宙船のマニピュレーターとかもあっただろうし、もうちょい何とかなったやろ。とにかく地球の物資だけでは完璧なるホテリエ・ヤチヨの再生はままならず、自我は保ちながらもアイデンティティを否定されてしまったヤチヨさんはマッハでぶっ壊れた。普段が堅物の子ってのは一度崩れると脆いからねぇ、とか言ってる場合じゃない。ヤチヨさんの行動プログラムに暴走族モードがあること自体が問題だ。あれもイースターエッグだったらどうしよう。進化したミサイルをあやつり、ハエトリロボさんたちに散々迷惑をかけながらの1人反抗期。当然、そんなバグを諌めるのはポン子の役割である。「単にやりたかっただけやろがい」というロボVSモビルスーツの謎戦闘がいつも通りに超絶作画で展開され、最後の殴り合いはもうどの作品へのオマージュかすらよく分からなくなってきた。もしかして俺らはこういうバトルが好きだと思われてる? ……まぁ好きだけどさ!

 シャンプーハットさえ必要なくなってしまった銀河楼。そこはヤチヨが生まれ、数百年守り続けてきた銀河楼ではない。ヤチヨさんはそんな様子を見て処理しきれずに暴走した。1話のシャンプーハットを見れば、「確かにヤチヨさんならこのくらい暴れてもおかしくないか……」と妙な説得力があるのズルいよな。でも、別に何かを壊したかったわけじゃない。大切なものが変わっていくことが、ちょっと寂しかっただけなんだ。身の振り方が、プログラムされていないだけなんだ。でも、暴れたからって何かが帰ってくるわけじゃない。「ポン子が守り抜いた銀河楼」にも自分の夢と同様に敬意を持ってあたるべきであることを悟り、壮大な「姉妹喧嘩」の末にヤチヨさんも変化を受け入れることに(シャンプーハットは除く)。まぁ、数百年のスパンで変わらない方が嘘なのだが、おそらくヤチヨさんはこれまで意識的に「変化すること」を拒んできた。設定上、基本的には保守的な体質。大きな変化はよしとしなかったタイプだが……流石にポン子の頑張りをこれだけ見せられてしまったら、ヤチヨさんも受け入れるしかないのだよ。伝統には「革新と遊び心」ですよ。「今後はグレないように注意します」っていう謝罪、世界中でヤチヨさんにしかできないよ。

 そうそう、今回ついにサブタイトルが銀河楼十則を飛び出したわけだが、途中で管理室の壁の額縁を確認すると、今回のサブタイトルはその脇に新たな紙を貼って描かれている「ポン子時代からの新たな規則」である(ちなみにこのモットー以前に「最初はグーで……おもてなし。最後はパーで……」という謎の張り紙も確認できる。とにかく、これらは十則では不充分だと考えたポン子オーナー代理代理代理が新たに追加した規則だったのだろう。こんなところにもホテルの「革新」は表れているのだ。

 他にも「ポン子が一緒にいた男(CV花江夏樹)は誰よ」とか、「そろそろハエトリロボさん他の従業員のボディも限界が近いような……」とか気になることはたくさんあるのだが、全ては来週以降の気まぐれ次第である。多分、このアニメのことだから来週もタンクはタンクのままだと思うけど……ねぇ、このアニメどうやって終わるんだ?

 

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コメント
無題
あっちのメイドさんの場合、リング(カーレン)の影響なのか、本人の資質なのか、ノーマンの悪影響なのか、何もわからない…。
それに比べればヤチヨさんのほうがまだ… いやわからないはやっぱり。
令和の世に、竹本漫画の主人公の少女が想像するようなヤンキーが動くのが見られただけで満足ですよ私は。

このアニメ、地味に状態が巻き戻ったりしないので、最終回ではヤチヨさんが亡… もとい退職した後のホテルを描くとか… いや、もう先を読むことに意味はないかな?
【2025/06/01 12:40】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
個人的には「まぁ、あのリングのあいつらだし……」が一番の原因だと思いたくはある。ただ、それだと「今思えば総理はまだまともだったな?」という部分と齟齬が生じてしまうんだけども。

今作はほんとに終わりが想像できないというか、終わってほしくないというか。これだけ悠久の時を経過させてるんだから、今更「終わりの刻」なんて考えたくないんですけどねー。
【2025/06/01 19:55】


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