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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる」 3→5

 今作についても新番チェックの末尾の部分をピックアップしよう。「個人的には、妹の本渡ちゃんが恨み骨髄で元の国を滅ぼして姉のところに転がり込んできたら評価アップ」。……だいたいその通りになったので評価アップさせました。

 これはまぁ、半分冗談だが半分本質。今作の初期評価がクソ低いのは、とにかく「聖女もの」のテンプレの中でも「衆愚」の描写があまりにひどくて、1話目時点でシナリオラインの発展性に期待できないと判断したため。まぁ、根本的な部分はそこからの伸びがあったわけではないのだが、これまで観てきたほんとのほんとにどうしようもない女性主人公なろうと比較すると、ある程度のオリジナル要素は確認できたので評価を上げるに至った。強烈なヒロインage要素については引き続き「heavy smell...」と顔をしかめてしまうが、その一点に目をつぶればそれなりに「普通のファンタジー」として成立した作品である。

 大前提としてアニメのクオリティが保証されていたことは重要なポイント。TROYCAっぽさがそこまで前面には出ていないが、それでも安定したキャラ作画と手慣れたエフェクト処理で「ファンタジーバトル」と「可憐なヒロイン」は維持できている。そして最大のポイントは最初に書いた妹の本渡ちゃんの存在。聖女もののなろう作品ってとにかくヒロインを甘やかすことだけに傾注するもんだからシナリオの緊張感がだるんだるんになるのが最大の悩みなのだが、今作に関してはメインヒロインと見せかけてフィリアの方はぶっちゃけ舞台装置みたいなもの。本当の主人公は妹のミア。こちらが姉の境遇を理解し、自国の苦境を悟って自分のできる範囲で奮戦する様が真っ当な英雄譚となっている。この姉妹2人の2軸の物語は当初は想定していなかったので、そこが純粋な加点である。

 まぁ、どんだけ褒めたところで「なろうにしては」という枕詞がついて回るのはかわいそうなところだが……こうしてなんとか差分をつけていかないと視聴する意味もないからね。

 
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