最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
マジでマダミスの舞台みたいな島……第9話。いいよね、因習島。ただ、この島は霊的な束縛が強すぎるのでちょっと調整が難しそうだけど。 あまりにも赤裸々に設定が暴露されていく展開。余計な勘ぐりを入れずに見られるようになるので助かるけど、今回は全ての設定を開陳する必要があったため、脚本がほんとに大忙し。いくら何でも(ナベシマの存在がイレギュラーとはいえ)ババアの自分語りがモグラたちにとって都合が良すぎるものになってて、「まぁ、こうでもしないと全部なあなあで進んじゃうからなぁ」という感じ。どうなんだろね、もしかしたら原作だともう少し丁寧に1つ1つの要素を拾っていくのかもしれないけど、今回はアニメ的に尺がキツかった感じなのか。 ただ、「急いで説明してんなぁ」という感覚はどうしても受けてしまうものの、それで作品自体の持ち味は損ねてないという感覚もある。基本的に説教くさいというか、頭でっかちでわけ知り顔の蘊蓄がベースとなっている作品。常に「ちょっと斜に構えたような世間の見方とヒネた表現」ってのが面白みにつながっており、今回もポロポロと地主一家からこぼれ出す救いようのない悪辣さが、完全なる胸糞要素であるにもかかわらずどこかコミカルに感じられるのは出し方の妙だろう。今の世の中で「大学に行くような女は無駄に知恵をつけているから警戒したほうがいい」なんて言説はあっちこっちで敵を作ってもおかしくないものだが、今作のババアは別にジェンダー論に絡む存在ではなく、「人間全部を見下してる」だけなので一貫して「単なる古臭くてずる賢い悪人」になっているのだ。 そこに絡むのは傀儡としての現社長。CV家中宏の人当たりがいい中にもそれとない胡散臭さを孕んだバランスがちょうど良い。モグラをして「口が上手い」と言わしめるのも納得のポジション。そして強烈だったのはその娘のユイ。漢字表記だと「鮋衣」と書くらしいが、見たことない漢字。調べてみたら読みは「カサゴ」らしいです。……毒を持ってることで有名な魚ですなぁ。こちらは親父とはまた違った方向での悪人で、いわゆる魔性。ババア仕込みの人心掌握術は若さと美貌をフル活用した分かりやすいもので、おそらくヤエちゃんは高校時代からちょっと苦手にしてたであろうことが窺える。その辺はやっぱりヤエちゃんの聡明さが見える部分だね。まぁ、典型的な「女に嫌われる女」タイプっぽいけど(ヤエちゃんが胸のでけぇ女を無条件で忌避してる可能性も微レ存)。そしてこの女のCVがよりにもよって諸星すみれちゃんっていう配役がたまらない。ここまで悪辣なすみれちゃんは初めてじゃないかなぁ。ぶりぶりに媚を売る外面ボイスと、人を人とも思わない暴君ボイスの重ね合わせがゴツい。人魚伝説の存在を考えると、最終的に今回のエピソードでボスキャラはこの子になりそうな気もするが。 そうしてがっつり固められた鮫島家による「囲い込み」の島。そんな体制ではどこかに軋轢が生じるのは当たり前のことで、長年の蓄積は全て「人魚様」という形で堆積しているという。もちろんモグラたちは放っておいて何事もなかったかのように帰っちゃってもいいのだが……まぁ、モグラはそんなことしないだろう。そしてヤエちゃんが実家の実情を知ってしまった今、彼女も黙ってはいられないし、真木だって彼女を助けたいと思うはず。そして相変わらず杏子さんが何か見ちゃってるもんだから猫附家も見過ごすのは寝覚めが悪い。ずいぶん凸凹な一座ではあるが、いろんな才能がよってたかって、この島の荒療治に進むことになりそうである。 追伸:ドM暴露していく姿勢の杏子さん、ほんとにお可愛らしい。 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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