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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「よんでますよ、アザゼルさん。」 7→7

 わずか15分の番組のくせに毎回感想が書けるくらいに盛り上がった時点で説明不要かと。やっぱり水島監督が本気で挑む時の安定感と突き抜け方は半端じゃない。昨今のアニメの風潮では苦戦を強いられる傾向にあるギャグアニメとしては、ほぼ最高の結果を残したんじゃないでしょうか。

 勝った理由は色々とあるだろうけど、とにかく短い尺に詰め込めるだけ詰め込もうというサービス精神が第1の勝因。中の人たちが本当にしんどそうだったけど、一部の隙間も許さないギチギチのシナリオのおかげで、ただでさえ下世話なネタが更にぎゅっと詰まって雑多な感じがパワーアップし、ストレートな笑いに繋がった。監督特有の真面目とギャグの絵柄の描き分けのメリハリも楽しくて、アンダインがぶっ飛んだ時の荒ぶる線画の雰囲気とか、普段は美人さんなのに崩れるときは本当にぐちゃぐちゃになる佐隈さんの非道な感じとか、1キャラ1キャラが最大限にネタっぷりを発揮出来るセッティングが見事だった。スタッフ全員が本当に作品を愛してくれているのが分かるだけで、アニメって力が増すのだね。

 そして、こんな下衆な作品なのに、毎週登場するゲストキャストが本当に本当に贅沢過ぎる。「ここに力を入れたら売りになる」という狙いが1つ1つはまっているのは流石。1話で釘宮がちょろっとゲスト出演してただけでも笑ってしまったのに、清川元夢、草尾毅、玄田哲章、藤原啓治、檜山修之などが、「そんなんで出演していいの?」と不安になるような配役で大活躍。触れるの忘れてたけど、最終話なんてちょい役に雨蘭咲木子だぜ。やりたい放題ってのはこの作品のための言葉だな。

 とにかく何一つ不満なく終わった見事な作品。「これが好き!」っておおっぴらに言いにくい作風なのが唯一の難点だが、これだけのレベルならやっぱり「好き」って言わずにいられない。最後の最後に、やっぱり佐隈さんは最高だと思います。

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