最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
二谷家無双の第9話。コウキは本当に悪ガキだけど、不思議と大吉やりんと一緒にいるとあんまり憎らしくないんだよね。男の子だったらこれくらいが普通かしら。そしてコウキママの圧倒的存在感ね。今後は、敬意を込めてしっかりと「ゆかりさん」と呼ばせて頂きます。
小学校生活も少しずつ馴染んできたコウキとりん。だが、やっぱり言うことを聞かないのは男の子の方。先生達も随分コウキグループには手を焼いているみたいだが、どうしても先生が「コウキさん」って呼ぶのに違和感があるのですよ。今の小学校ってひょっとして男の子でもさん付けで呼ぶ決まりなのかしら? 調べてみたら、やっぱりジェンダー関係の問題で「君」を使わないところが増えてるみたいだけど。ホント、こういうのって馬鹿馬鹿しいなぁ、と思いますね。どっちで呼んでも別に構わないけど、こういうのって差別とかじゃなくて区別やんね。2種類あった方が識別度が上がるんだから効率的だと思うんだけど。 あんまり関係無い話はさておき、学校でのコウキの暴れっぷりは、単なる悪ガキという以上の意味合いもあるだろう。大吉相手には好き放題に言いたいことが言えるコウキだが、学校の大人達相手ではそうならない。それは気むずかしいというよりも、大人に対する奇妙な気遣いみたいなものなのかもしれない。母一人子一人で育ってきたコウキは、大人の代表としてゆかりさん以外に見ているサンプルが少なくて、馴染みの大人以外とどのように接していいか分からず、その結果、余計なことを言うよりも黙っていた方が良いと考えているのかも。だからこそ、特に何かに対して反抗する姿勢を見せるのではなく、りんの一喝にはすぐに従うのである。なかなか難しい年頃だ。 そしてりんやコウキが初めて経験する大きな台風。子供心からすればはしゃぐしかないビッグイベントであるが、面倒をみる大人チームからしたら疲れるばかりのイベント。それでも、子供達の新鮮な反応を見て、それが共有出来る仲間がいれば、今ある「平穏」を再確認するイベントにもなる。この作品は毎回毎回、何故かやたらじわっと来るシーンがあるのだが、今回は保育所でりんと大吉がコウキを誘っていくところだった。りんが帰ると聞いて、寂しいけど言い出したら迷惑がかかるので押し黙るコウキと、そんなコウキの後ろ姿から気持ちを察して、なんとかしてやりたいと考えるりん。そして、そのりんの動向から、彼女の感情を察してくみ取ってやる大吉。やっぱり、この3人の関係性は何とも言えない暖かさがあります。あと、受付のおねーさん役のパフィーも、なんか分からんけど面白かった。下手は下手でも、なんか吹っ切れてアフレコイベントを楽しんでるみたいな思い切りがある。これくらいのゲスト出演なら、まぁ、いいかと思えるくらい大人にはなりましたね。 で、コウキを迎え入れた流れで、そのままゆかりさんも招き入れての4人での夕食。これまた、何とも微妙な感情が飛び交いますよ。気になってないわけじゃないけど、自分が「父親」ではないし、家庭を持ったこともない独り身であることから、何も言わずに黙ってゆかりさんを見つめる大吉。そんな大吉に、別れた旦那のことや、自分が必要として意識下で求めている「父性」を見て取ってしまうゆかりさん。少しずつ近付いている2人なはずだけど、今まで過ごしてきた人生経験が違うために、そこで決定的な何かが起こるわけでもない。あくまで2人は、「コウキのママ」と「りんの大吉」なのである。うーむ、ムズムズする。最後に見送られてタクシーに乗り込んだゆかりさんの何とも微妙な表情は、一体何を考えていたのでしょうか…… 今回も本当に画面の質が高くて、アニメファンとしては脳汁ずるずるの本作。演出の細かい部分では、最後のタクシーのシーンで傘を差し出した大吉のシーンが秀逸。ゆかりさんの目線から見上げた大吉の姿とか、送り出した大吉の肩が、少し傘からはみ出していて雨に濡れている様子とか。細かいところで、ゆかりさんが大吉をどのように見ているのか、そして、大吉がどれほど気遣いの人であるのかが伝わってくる。また、こんな地味な作品なのに動画面でもぐりっと見せてくれるシーンもあって、例えばCパートの生け垣の前で駆け出すりんのカットとか、無駄に手が込んでて「動き出し」の重みがグッと見栄えする。本当に愛されてる作品だよなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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