これは駄目だ! マジで駄目だ! 俺は死ぬかもしれん! 第10話! 一撃でもキツいのに両手振りかざして全力で殴られている気分だ! ゆかりさーん! りんちゃーん! うわー!
というわけで、命に関わる何かをガリガリと押しつけられ続けている感じのエピソード。だって考えてもごらんなさい。仮に風邪を引いたとするじゃないですか。そこに誰かお見舞いに来てくれるとするじゃないですか。いや、誰か来てくれるだけでかなり凄い事態なんですが、もし、もしもだよ? それがゆかりさんだったらどうする? ゆかりさん(の中の人)だったらどうする?! もう、私からしたらここ数年来ずっと夢見ていたことが、こんなところで実現しちゃってるわけですよ。慈母という言葉はこのためにあるのですよ。仮にこれが井上喜久子なら耐えられる。笑ってごまかせる。でも、さぁやは駄目だ。大原さやかは、私の魂のなにかだ。何だか分からないけど、とにかく命に関わる何かの値を測定する私のセンサーが、ずっと振り切れっぱなしだ。ありがとうございます。ありがとうございます。 (あ、でもさぁやのおじやは少し怖いかもしれない……量を増やすために切り餅とか入れられそう。「お餅は消化にいいんですよ♥」とか言われて)
もう、途中からまともな精神状態で視聴してなかった。だがしかし、今回ゆかりさんがここまでのパワーを発揮したのは、1つの予防策でもあるのです。だって、他の場所に視点をずらしておかないと、今度はりんちゃんで命に関わる何かがヤバい。今回はコンテと作監が井上鋭氏なんですが、我々に一体何を伝えようとしたのだろう。りんちゃんは、僕らが暖かく見守る庇護の対象、みんなで愛でるための1つの偶像であるはずなのです。それを、何だかやたらと艶っぽく描きやがります。何に目覚めさせたいの? ただでさえ駄目な人生を歩んできた人間どもにとどめを刺したいの? もう、ゆかりさんがいなかったら確実に彼岸に到達するところでしたよ。りんちゃん、やべぇよ。氷を口に含むカット、大吉からみかんを食べさせてもらうカット、色々とヤバいシーンはあったんですが、全てのきっかけはやっぱりAパート終わりのワンカットでしょう。何を伝えたいのだ!
あ、あかん。少し理知的なことも書いておかないと通報されそうな感想だ。えーと……「パパとも」って、なんかいい響きですね。小学生の娘の父親が31歳ってことは、24〜25の時の子供。そうだ、年とってからの子供って、父兄参観の時とかに子供がちょっと肩身狭い思いするらしいんだ……えーと、仮に今すぐ俺に子供が出来たとして、小学校の入学式に参加するときの歳は……
次回は最終回! 風邪で弱ったゆかりさんをお楽しみに!
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