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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 魯山人風な第19話。ちなみに私、これまでの人生の中でスキヤキというものをほとんど食べたことがありあません。そのせいで「スキヤキへの憧れ」ってものが一切分からない。実家の家庭料理のラインナップに入って無くて、ハレの日のごちそう、牛肉大盤振る舞いのときでも大抵しゃぶしゃぶだったんですよ。まぁ、どっちにしても海原先生に言わせれば牛肉を最もまずくする料理法ですけどね。

 さて、そんなほとんど関係無い導入から入ってみたことからも分かる通り、今回のお話、さっぱり分かりません。前回が比較的理解しやすいお話で、「よし、このアニメもぼちぼち締めに入り始めたんだな」と思っていたのだが、そんな生やさしいものじゃなかった。今回はもう、淡い期待をぶち壊し、あさっての方向へのフルスイング。おかげで画面の読み込みとか、副次的な楽しみ方がなかなか出来ないのが悩みどころだ。

 分からないことの最大値は、なんといっても陽鞠の存在だろう。夏芽の言を信じるならば「本当の妹ではない」存在。そして、まさかの再登場を果たしたこどもブロイラーに投げ入れられた「要らない」存在。彼女は一体どこから来て、何故そこにいるのだろうか。そして、どこまでが本当で、どこからが虚構なのだろうか。夏芽がどこまで介入していて、彼女の存在は荻野目桃果に端を発する「世界の組み替え」にどのように関係しているのだろうか。

 そして、一段上の謎を抱えているのは、これまでも何一つ「分かること」をしてこなかった存在、渡瀬医師である。彼の治療によって命の危機を脱した陽鞠だが、彼女は自分の命が長くないと考えている。元々助からない予定だった彼女のこと、「もう長くはない」と観念してもおかしくないとは思うのだが、渡瀬やプリンセスオブクリスタルの動き次第では、その命はどちらの極に振れてもおかしくないように見える。渡瀬がいう「ゲームに勝つ」という言葉は、これまでの流れを考えれば、その相手は同じレベルに視点を置くはずのプリンセスであると考えるのが普通だろう。陽鞠の命が「生きる」と「死ぬ」に揺れており、渡瀬の言う「勝敗」も揺れている。そして、そのゲームは日記が存在している限り、渡瀬は「勝てない」という。かてて加えて、プリンセスは「ピングドラムが見付からなければどうしようもない」とも言っている。改めて「桃果の日記=ピングドラム」であるかどうかは定かでないことは確認しつつも、その中心点は「陽鞠の存在そのもの」と「桃果の日記」の2点に集約されつつあるように見える。

 そして、今回荒ぶることになった夏芽の存在。彼女はどうやら、高倉家の過去の秘密をおおよそ把握しているらしい。その上で陽鞠を「冠葉をたぶらかす女」と捉えており、その冠葉は、陽鞠にとって「運命の人」ではない。あくまで「運命の果実」を差し出したのは晶馬であり、彼女の「運命」を掴んだのは晶馬だったというのだ。そして、そのこと思い出す以前にも、陽鞠は台所に立つ晶馬と苹果の背中を見て「家に居場所がない」と言っていた。彼女が求めている「居場所」とは、晶馬とともにある「高倉家」なのだろうか。そして、そんな実情を、陽鞠に対して過度な愛情を示す冠葉は、一体どのように見るのだろうか。

 分からないコトだらけで、もう突っ込むポイントも掴めません。一つだけ言えるのは、「3号が1号と2号に送った着ぐるみ、イイネ!」ということだけである。

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