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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ケイネスセンセにサヨナラ、第9話。ホントに救いの無いお話だよなぁ。学生に恵まれず、サーヴァントに恵まれず、あげく嫁にも恵まれず……才能ある人間っていうのは、こうして艱難辛苦が絶えず襲いかかってくるものなのですね。

 そんなこんなで、今回主に描かれた陣営は2つ。1つは当然ランサー陣営で、今回から本領を発揮し始めたソラウさんの外道っぷりが存分に楽しめます。基本的に私はM気質なので虐められる状態は割と楽しく見られるのですが、ソラウが面倒なのは、中途半端に女としての部分を残してしまっているところである。彼女が立ち上がった理由にはもちろん彼女なりの克己心、物欲も含まれているのだろうが、その背後にあるのはランサーへの呪い混じりの恋慕の情。おかげで彼女は、自分でも望まないうちに、何が何でもランサーを自分のものにしたいという抗い難い欲求に縛られてしまっている。おかげで、ケイネス先生には容赦無い鬼嫁を演じられるのだが、ランサーが相手だと単なるアホな尻軽女になってしまう。これでもしランサー自身が単なる悪党で、ソラウをケイネスから奪い取ったことに喜びでも感じてくれれば一風変わったNTRとして楽しく見られる部分もあるのだが、肝心のランサーさんが何一つ嬉しくないという本当の誰得状態になってしまっているので、見ている方としてはモヤモヤしっぱなしだ。ま、呪いを抜きにしてもソラウさんはちょっとおつむが駄目な気もするけど……彼女が令呪を受け継いで戦う大義名分はそれなりにあるんだし、脅しなんかかけずに何とかケイネスを説得できれば、ランサーだってついてきてくれると思うんだけどね。

 そして、そんなギスギスした人間関係は他にも多くあり、結局未だに会話すら出来ないちぐはぐグループであるセイバー陣営は、切嗣がアホの子セイバーに腹を立てて単騎での出陣。ま、今回ばかりはセイバーにも非があるし、仲が悪いのはどうにもしょうがないので今更関係回復は望まないけど……なんか不憫だよね。特に板挟みになったアイリが。最終的に切嗣とセイバーの間で和解して真の友情パワーとかに目覚めてくれればめでたいのだが、どうやらそうはならないらしいしね。今後も各陣営、ギスギスした雰囲気を存分に発揮してもらうことになりそうだ。

 そんな難しい人間関係をものともしないほんわかハートフルコンビが、今回第2の主役となったライダー陣営であろう。ついにズボンを手にした征服王は、すっかり単なるおっさんに成りはてて俗世に完全順応。酒をかっくらってからの征服活動は、どこぞのイカの子もかくやという適当さ。それでも、ちゃんと聖杯のことは忘れていないわけで、ウェイバーの努力もちゃんと見てくれているよいおやっさんでもある。他の陣営と違い、サーヴァントが少しずつマスターを認め始めているのが分かる、すごくまっとうな主人公気質。褒められて悪い気がしないウェイバーも、少しずつライダーの器の大きさを受け入れることが出来るようになるんでしょう。ライダーの気質と真反対の特性を持つキャスター陣営の悪行を目の当たりにすることで、少しは聖杯戦争の参加者としての気位の高さも芽生えてくれれば何よりである。

 それにしても……アサシンあと何体おんねん。

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