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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 出町柳にすんでるのに名字は北白川なんだな、第3話。いや、今更だけど、今回は名字を呼ばれる機会が多かったから初めて気付いた。だからどうしたって話だが。

 前回がバレンタインの話だったから、てっきり1クール1話一ヶ月で話が進むのかと思ってたのだが、とくにそんなこともなくあっという間の4月。時間が経つのが早いのは日常ものだと勿体ない気がするのは「けいおん」や「ひだまり」で「終わってしまう辛さ」を味わっているせいだろう。まぁ、この作品の場合、展開が早いとかじゃなくて「ホントに3月とかなんもなかったんやろな」と思えるくらいにどうでもいい日常しかないからな。バレンタインが終わって一気に新学期。まだクラスメイトの名前すら覚えてないような段階でクラス替えって言われてもしらねぇよ、っていうね。前回活躍した百合っ子がもう他のクラスに行っちゃうとか、どんな仕打ちだよ! と思ったら、新しいキマシの種がきちんと植えられていたので良しとする。もち蔵は無視していいのかどうか分からんが、やっぱり百合百合しい面ばっかり押してるみたいなので、そこは素直に乗っておきましょうよ。

 素直(になれない)クールの新お友達、朝霧さん。今回は彼女と友情タッグを結ぶまでのお話ではあるのだが、結局のところ、この作品は毎回手を変え品を変え、主人公であるたまこの可愛らしさをアピールするために作られている。今回だって、朝霧さん目線で改めて商店街をうろつくことによって、「町中から愛されているたまこという存在」を視聴者に見せつけているのである。考えてみりゃ、今回たまこは特に何もしてないはずなんだけどね。特に何か素晴らしいことが出来るわけでもないが、自然に仲間の輪を作っていくたまこの人となりが自然ににじみ出てくるような構成になっているのが、なかなか憎らしい。もちろん、そうしたエピソードを通じて、ちゃんと朝霧さんだって頑張っている可愛い子なんだよ、ということも描かれているし、文句を言う部分は無い。たまこは眼鏡モードがなんだか可愛く、朝霧さんは喫茶店でコーヒー飲んでる時のうなじが実にセクシーであった。こんな素直でまっすぐな女子高生なんて、今時いるんでしょうかね(偏見)。

 また、そうしたキャラクター推しの「萌え」の方面以外でも、今回はいかにも女性監督らしい気遣いが散見されていて画面が実に華やかだった。4月のエピソードということで「桜」というモチーフがそこかしこにちりばめられ、画面の中をずっと花びらが舞い続けているのもそうなのだが、桜以外にも、商店街の町並みや学校の背景など、いちいち異なる色、異なる種類の花々が飾られており、画面が(文字通り)華やぐのである。こういう描き込みって、ちゃんとやろうと思わないと出来ない一手間なんじゃないかと思うのですよ。本当に、取り立ててシナリオは無くてもいいので、ずっとほわほわした画面を見ていたい。そういう作品です。

 ちなみに、朝霧さんの中の人も、たまこたちと同じように新人さんなんだろうかと思っていたのだが、Wikiで見るとそこまで若手ってわけでもないのかしら。山下百合恵さんという方だが、大沢所属、あんまりキンキンしてなくて聞きやすい声。今のところ、学生グループの声では一番気になる。あと、今回のコンテを担当した小川太一氏という名前は、あの「中二病」11話でもコンテを切っていた人。京アニの気鋭ということだろうか。こちらも気になる。

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