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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 双子座祭りじゃーーーーーい! 第75話! もうね、色々突っ込みどころだらけですよ。こんなちょろい展開なのに昂ぶっちゃう自分が恥ずかしいわ!

 まず外堀から埋めていくが、相変わらずどこに向かっているのか分からないアテナの大名行列はジリジリとパラス城に向かっていると思われる。両脇に黄金聖闘士を控えさせているのでそりゃ安全なのだろうが、いくら何でも生き残ってる鋼鉄聖闘士多すぎるだろ。下手したらハリメデさんが連れてたパラサイト兵よりも多いわ(まぁ、鋼鉄1人は雑魚パラサイト1人よりも弱いのだが……)。パラス側もここに一級全員送り込んじゃえばさっさと勝負がつくような気もする。でもまぁ、どうやらパラス軍も一枚岩ではないみたいなので、そういう作戦は採れないのだろう。前から何となくほのめかされてはいたが、今回久しぶりに出番があったガリアさんもパラスのことを呼び捨てにしており、タイタンさんほど興味は無いご様子。パラス軍の忠誠心ってのはどこに働いているのかなぁ。

 そして、そんなガリアさんが「おもちゃ」としてスカウトしにいったのが、元黄金聖闘士のパラドクス姉さんだったというわけである。あのポセイドンが幽閉されていた由緒正しきスニオン岬に投獄されていたパラドクスさん。今回詳細が語られなかったので推察するしかないが、マルスの乱が収束した後、裏切った黄金の中でもまだ生存していた唯一の存在であるパラさんは、他の黄金の手であそこに収監されたのだと思われる(つまり、シラーさんは確実に死んだってことだよな)。アテナがどのようなジャッジを下したかは分からないが、流石にあれだけの重犯罪者をそのまま元の任務に戻すわけにもいかなかったのだろう。そもそも今回「アテナが大っ嫌い」と断言していた御仁なのだから、そのまま放っておく訳にもいくまい。で、おそらくその時にアテナが「結果はどうあれ、この女は双子座聖衣を身につけたのだから、多分世界のどっかにもう1人姉妹がいるんじゃねぇかな」と思いつき、身辺調査でもしたのだろう。その結果、ようやくこの度妹さんの存在が発覚し、こちらは人格に問題がなかったためにめでたく正式採用に至ったと、多分そういうことだろう。少なくとも春の段階では貴鬼が双子座聖闘士の存在を知らなかったのだから、採用は本当に直前だったか、よほど秘密裏に進められていたと思われる。

 さて、そんなパラドクスさんだが、相変わらず乙女チックに花占いしているところをガリアさんの聖剣で救出されると、一も二もなく新しい職場に飛びつき、二級パラサイトに再就職。どんな命令を受けたか分からないが、当然のように狙うは龍峰1人である……って、あれ? 同じ現場に紫龍もいたはずなんだけど……そっちには飛びつかねぇのかよ。とりあえず、霧を発生させて1人だけ異次元に取り込む技は流石の元黄金である(龍峰が行方不明になった際、光牙が「前に進むしかないんだ」とか言ってたけど、この数ヶ月でお前らが一体どれだけ行きつ戻りつしていたのかと突っ込まざるをえなかった)。マッチメイクとしては、かつてセブンセンシズに目覚めるきっかけになった試合の復讐戦。かたやあのときから更に強くなった(はず)の龍峰、かたや黄金聖衣を奪われてしまったパラ様。普通に考えたら龍峰のワンサイドゲームになるはずなのだが、「あのときは手加減していただけよ」という身も蓋もない一言でパラ様が圧倒する展開に。うーむ、まぁ確かに、憧れの男性の息子だったから邪険に出来なかったというのはあるかもしれないけど……あのときもどう見ても本気だった気がするのだが……。

 今回のパラ様は終始「憎しみ」モードで固定されていたので、余計な二重人格が無くなった分だけ強さが吹っ切れた、という考え方も出来るだろうか。「ワールドイズエンド」なんて無節操な名前の技を繰り出して終末感をアピールする。こうなってくると、ホントに黄金聖衣って強かったのかどうかもよく分からないな。当然決め技はあのときも龍峰を苦しめたクロスロードミラージュ。かつてはどうしようもない2択で精神ダメージを与える技だった気がするのだが、今回は「どの未来でもアテナとか駄目だし、アイツマジ無理だし」というアピールのためだけの技になっていた。まぁ、とにかく龍峰を苦しめた上でアテナをDISれるならなんでもいいのだろう。憎しみモードオンリーのせいで割と短気になっちゃったせいか、龍峰が必死に訴えてもさっさと鉄拳制裁に移行し、にべもなく命を奪おうとする。

 さぁ、ここでついにインテグラさんの出番だ。やっぱりいたのさ双子の妹。今回の双子は、姉が「愛と憎しみ」の二面構造のくせに、妹さんは「清廉」のみの存在という偏ったステ振りになっている。贔屓が酷い。そりゃ姉もグレるってもんだよな。「昔から妹の方だけちやほやぁ!」と不平を訴える姉に対し、妹は「でもあんたの方が強いんだよな」と困り顔。小宇宙の応酬ではあわや千年戦争になりかけるが、パラ様の妬みパワーの方が上をいったようだ。「黄金聖闘士どうしの闘いは……」って言ってたけど、片方がはぐれ黄金でも千年戦争は成り立つんですよね(まぁ、スペクターでも成り立ってたからな)。死ね死ねビームを発する姉に妹が屈しかけたところで、姉妹喧嘩に割ってはいる龍峰。多分彼の目にも「あんな危ないストーカーより、多分こっちのお姉さんに粉かけておいた方が、将来の人生設計にプラスになるわ」という計算があったのだろう。流石に2人がかりだとパラ様も劣勢。大技ファイナルデスティネーションで勝負をかけるも、なんか上手いこと言ったインテグラの奥義・ギャラクシアンエクスプロージョンで異次元へと消え去ってしまった。もう、その技が使える時点で勝負決まってるじゃねぇか。しかもその技、多分GEじゃなくてアナザーディメンションだよね。

 結果だけを見ると、「ぽっと出の初登場黄金聖闘士が突然敵幹部クラスをぶっ殺しちゃった」という酷い展開なのだが、なんかもう、パラ様のあまりのガチクズっぷりにどうでもよくなった。いちいち言動が乙女なストーカーおばさんが可愛すぎる。一体どこの世界で今まで金色が流行色だったのだろうか。先週の段階では、「パラス側にどう見てもパラドクス風の強敵が登場して龍峰が苦しめられるも、実はそれは双子の妹だった。今、満を持してパラドクスさんが龍峰救出のために立ち上がる!」みたいなシナリオを予想していたのに、まさか真逆で、パラ様は本当に落ちぶれるだけの存在、初対面の美人さんが純正黄金という酷いオチ。うーむ、でも強そうだよな、インテグラさん。パラドクスさんが「矛盾」、インテグラさんが「完全」。もう、名前の時点でおかしい。この双子の名付け親は一体何を考えていたのやら。

 まぁ、とにかくパラ様の変顔、ドヤ顔、キチピー顔がたくさん楽しめたので、これはこれでお腹いっぱいのエピソードでしたよ。途中、龍峰の顔なんかはものすげぇ適当な作画になってたけども、パラ様姉妹は常に美しく描かれており、いちいち肉感的な唇にゆかなボイスが乗っていて、朝から公序良俗に反してる感がたまらない。2役でやりたい放題やっていたゆかなの存在感は凄まじいですわ。今後は正義側オンリーで活躍出来るみたいですので、残りの黄金聖闘士たちと仲良くやって欲しいですね。まぁ、パラ様の末期の一言は、まだまだ姉妹喧嘩が終わらないフラグにも見えるけどね……一度は双子座聖衣を着た人間が、アナザーディメンションから帰ってこられないとも思えないし。

 そして、次週はいよいよ、そのアナザーディメンションを日帰り旅行か何かと勘違いしていたあの男の出番である。既にニュースで報じられていたおかげで驚きがなかったのはちょっと残念だが、1年半ずっとだんまりを決め込んでいたくせに、いざ登場となると全部を持っていってしまう酷い男。「地獄の業火のぬるさに飽きた」って、どんだけ厨二脳やねん。さっさと天翔しちまいな! フェニックス一輝! CV杉田智和! 何が起こっても幻魔拳!

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