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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「おおかみかくし」 4

 1月も終わろうというのに新番組です。仕方がないのだ、地上波で観られないからBS−TBSの1ヶ月遅れ放送を待つしかなかったんだから(どうしても観たかったらあの手この手を費やすのだが)。つまり首都圏では既に4話放送されているわけで、今更新番組としてあれこれいうのも気が引ける。時期がずれるせいで、先週見終わった「けんぷファー」の感想書くのも忘れてた。まぁ、いいや、それくらいの感想でした。

 さておきこの作品。あの竜騎士07が原作を務めたゲームのアニメ化作品らしく、「ひぐらし」のアニメが気に入った身としては何となく気になる作品。まぁ、「うみねこ」の方は……いいじゃない。まだアニメでは全然終わってない作品で評価するのもある意味不当ではあるし。ただ、オープニングで監督が高本宣弘であることがわかり、視聴前から既にテンションがやや低下。この人のディレクションは、なんだか曰く言い難いもやもや感がある。通して視聴した過去の作品は「破天荒遊戯」だけなんだけど、勘どころを掴めない演出方針のおかげで、どこがどう面白いとか、どこがどう駄目とか指摘出来ないのがムズかゆい。

 そして、今回第1話を視聴しての感想もあまり思わしくない。まずもって「ひぐらし」と被ってる物語の切り出しがどうかと思う。田舎への転校生、やたら慕ってくる女子生徒、ちょっと電波気味の寡黙な紫長髪女子、ムラの中の新旧派閥抗争に、地元で奉る独特の信仰。もちろんこれらのパーツが全て「まんまひぐらしやんけ!」というのは乱暴なのは承知しているが、作者自身、自分の代表作は「ひぐらし」であることを充分認識しているはずなのだから、立て続けにいたずらにイメージが被る設定はやめた方が賢明だと思うのだが。それともこれしか持ってる道具立てが無いのかしら。まぁ、観ていけば「ごめん、全然違うね」という風になるんだろうけど(なるよね?)、1話目の掴みとしてはちょっと弱い。

 そして、謎を謎として雰囲気を持たせたいのは分かるのだが、「ムラの因習」とか「化け物じみた同級生」とか、大切なパートが思わせぶり過ぎて印象がぼやけてしまっている。早速クラスメイトがいなくなるという展開はそれなりに衝撃的なはずなのだが、主人公が回りに尋ねた際の反応が、普通の取り巻きは「誰それ?」みたいなレスポンスだったのに、1人だけ「引っ越した」と告げる。どうせ驚かすならどっちか1つに統一してくれればいいものを(多分ひぐらしなら村人全員が押し黙るという演出になるだろう)。なんかちぐはぐなんだよなぁ。画的な部分でも1話だというのに取り立てて見るべき点もなく、敢えて探すとするなら袂のあたりから鮮やかな柄が浮かび上がる大鎌少女のデザインくらいか。ナタとか鎌とか、とりあえず刃物持たせたいんかな。個人的には刃系の武器よりも銃火器をもった女の子が好きです。

 キャスト的にもいまいち引っ張るネタも無いし、どこまでついていけるか、やや不安な立ち上がりです。「おまもりひまり」と良い勝負。 

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