最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
千和の立ち位置に微妙な違和感を覚えてしまう第5話。料理が出来なくて悪戦苦闘するワガママお嬢様なんて千和のホームグラウンドだったはずなのに、気付けば今はそれを見守りつつ料理を教える側の役。確かに最近料理はそこそこ出来るようになってるみたいだしねー、アラサーだしねー。今のあおちゃんは千和のデビュー当時と同じくらいかぁ。 さておき、これまでしっかりと主従の関係を強めてきた暁とミナの間に、初めて暗い影がさすお話。そして、その間に立って微妙な立ち位置となっているのが、千和演じる由紀である。彼女は暁に対して幼なじみ以上の愛着を持っているのは間違いないのだが、それがミナの登場によって実らない危険性が出てきた。その上で、彼女はミナに対しても優しく接しており、ラジオでしつこく言われてきた通りの「理想的すぎる女性像」であることが伺える。ミナの方もそれは甘んじて受けているし、孤立しがちな学園内において、唯一暁以外に接してくれる由紀に対してはそれなりに心を開いていたようなのだが、指輪を巡る一件のおかげで、一転恋のライバル。さらに暁の立場が気に入らない吸血鬼軍団や、政府とバンドの対立、そしてそれに対するミナの報復措置など、暁は次第に「ヒト」と「吸血鬼」の間、つまり「由紀」と「ミナ」の間で板挟みの状態へ。平気でベッドに転がり込む半裸の幼女姫と、体育倉庫で濡れそぼった裸体で迫る幼なじみ。さぁ、どっちを取る? ミナ姫は今回、数学の証明問題をあっさりクリアしつつも調理実習がからきし駄目というギャップを見せつつも(まぁ、味が分からない吸血鬼に料理をやれっていうのが無理な話だが)、政治屋パートでは相変わらずの手練手管。ただ、国の利益を優先させない総理大臣という、ある意味非常にリアリティ溢れた存在が登場したためにこれまで積み上げてきた「政策」にもストップがかかり、ついに「化け物らしい」きつめの手段を採らざるを得なくなった。このあたりの机の上の駆け引きと荒事のバランスってのは、やはり政治家の才覚の1つということか。メイド部隊に出番が出来たのは良かったが、暁の存在を考えると、なかなか苦しいところである。 今回も作画面では決して褒められたクオリティにはなっていないのだが、強めのシャフト臭のおかげでその省エネっぷりも何となくごまかせる仕上がり。色々とふざけた画面が多く、特に調理実習中の「かき混ぜられたボウルの中の卵視点」というあり得ない構図はなかなか刺激的。他にも最近シャフト作品で多用される画面の押し引き(ズーム)や、無駄に合わせた口元アップのリップシンクなどが多めに使われ、作画枚数の少なさを何とか誤魔化すことになっている。もうどんな作品でも登場する「絶望カット割り」もお約束だ(でも、今回は「カッ、カッ、カッ!」っていう三段割りじゃなくて2発で止まってたな)。構図が決まってるシーンだから流用が楽なんだろうね。 他にも、シャフト+ストーリーものといういささか不協和音じみた組み合わせのせいでどこかいびつになっている部分がかえってギャグっぽく見える部分もあって、教室のシーンでは机などの背景にはいつも通りのコピー並べが使われているのに、クラスメイトの顔だけはそれなりに描き込まれている。これで「ひだまり」なら単なる影で描かれる部分だし、「絶望先生」なら名前や「生徒」などの文字を書き込んで終わりの部分。流石にそうした省略手法はこの作品のテイストにそぐわないために「普通の作品」のように全員の顔を作っているわけだが、中には明らかに高校生には見えないようなおっさん面の奴もいて笑ってしまった。隅から隅までこの作品のテイストで充溢させるのは結構手間だなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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