最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ハナヤマタ」 5→5 なるちゃんが可愛かったです。なるちゃんの声が本当にくせになるナヨナヨさ。あの細さは癖になる。中の人、上田麗奈が器用な役者であることは知っているつもりだったが、今回のなるちゃんのおかげで真っ直ぐに攻められるということが確認出来た。今後の活躍が楽しみである。 真っ先に中の人の話が出てくると「アニメはあかんかったんかい」と勘ぐられるかもしれないが、別にそういうわけでもないですよ。「予想外にどんどん面白く!」なんてことは一切無かったけども、1つの「頑張る女の子もの」としてはそれなりにまとまっていたと思う。キャラの配置が非常に見やすくて、なるとハナを中心に、保護者ポジションを多く配置した5人構成、そして、普通はこういうアニメだとどうしてもメンバーを揃えてからのあれこれがメインになるのでチーム結成までの展開は急いでしまうものだが、本作の場合、なんとチーム完成まで全12話中の9話を費やしているのである。とんでもねぇ構成だな、と思うかもしれないが、そもそものテーマが「よさこい」なんて聞き慣れないもので、「見知らぬ文化に女子中学生がそれぞれの理由から足を踏み入れていく」というドラマを作る上で、これくらいの話数をひたすらメンバー内のコミュニケーションに費やすのは当たり前のことなのである。1人1人がそれぞれに悩みを抱えており、その打開のために「勇気を出して」よさこい部に入ってくるまでのガールミーツガールがこの作品の中心テーマ。そこが丁寧に描かれていたのだから、与えられた使命はきちんと果たしたアニメであった。 もちろん、そのドラマの中に課題もある。おそらく視聴者が一番引っかかるだろう残念ポイントは「試練の与え方がいちいち適当」という部分。中でもクライマックスとなった最後のハナちゃん帰国イベントに関しては、ラブライブの1期でことりが留学しそうになった時と同じテンションで「どないやねん」であった。ママンに言ってなかったんかい。他にも「軽音部の当て馬っぷりが可哀想」とか、細かく見れば釈然としない部分も多いのであるが、まぁ、世に溢れる「ドラマ」なんてのは大なり小なりそういう部分はあるものでね。最後にきちんと晴れがましく終わっていたのだからそれはそれで良いではないか。個人的に、中盤、ステージイベントでなるちゃんが失敗しちゃったくだりなんかは、「まぁ、中学生だしなぁ」って考えるとすごく自然な流れで、そこからの復帰が描かれるのはすごくまっとうな展開だと思ったよ。中学生の部活なんてものは、些細なことで挫折しながらも、最終的に「何かを完成させる喜び」を堪能するくらいの経験で丁度良いじゃない。そう考えると、曲を作り、歌を作り、踊りを作り、最終的な「達成物」としてオープニングが出来上がる、っていう流れは非常に見やすくて良かったんじゃないかな。オープニング良い曲だし、最後のライブイベントが綺麗に決まることで、「青春の華やかな面」は充分満足行く描き方だったんじゃないかなぁ。 というわけで、「割と頑張った部活もの」として、1クール分にきっちりまとまっていました。後は中の人の話で、最初に書いた通りにメインヒロインの責務を果たした上田麗奈が真っ先に名前の挙がるところ。そして1回感想でも書いたけど、今作多美お姉ちゃんの大坪由佳の起用法はとても良かったと思う。バウムのこういう声がいけるとはちょっと思ってなかったので凄く新鮮だった。あとはWUG出身の2人か。田中美海については、正直なんとも言えないところだなぁ。ハナ役はハマっていたからいいのだけど、美波役も含めて、まだ「地声で出来る範囲をやっている」って感じだからね。役者として出来るかどうかは定かじゃない。片やヤヤちゃん役の奥野香耶は、次のステップアップも気になるところ。まだまだ拙いのは一緒だが、こちらの方がちゃんと「演技でキャラに落ち着いている」気がするので、次の広がりがイメージしやすいのである。まぁ、正直この子らがどの辺目指してるかは定かじゃないんだけどね。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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