最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「東京ESP」 5→4 なんか、すごく普通のアニメだった。いや、もう昨今の怒濤のアニメラッシュの中では何が「普通」なのかもよく分からないんだけども……、観てる最中も「あぁ、うん」くらいだし、終わってみても「お、おう」くらいだし……。でも特に大きな悪感情も抱かないっていう。こういうのが一番評価に困るんだよなぁ。 漫画原作だし、未完ということでアニメで片をつけるわけにもいかないので終わり方がいくらかもやっとするのはしょうがないところだろう。もやっとするとは言っても、この世界であんな事件が起こったのなら、終わり方はこれくらいしかないと思うし、実は割と現実的で冷静なエンディングである。超能力者が平和に暮らせるようになるには傷跡が大きすぎたし、かといって全滅エンドにするわけにもいかないし、「これからも色々大変やで」というくらいならば、一応2期目も望める無難な終わり方。ただ、教授の犯行動機とその解消についてはややご都合主義のきらいが強い。あれだけのテロを起こしておきながら教授が被害者であるかのように幕引きされるのは釈然としないものがある。彼の犯行動機には「超能力者差別」は関係無いんだよな。それと現時点での「差別」が結びついて事件になってしまっているせいで全体像が見えにくかったのかもしれない。 また、今作で一番微妙だったのは主人公チームのモチベーションが釈然としないこと、そしてチームの戦力が釈然としないこと。リンカたちは、大雑把に言えば「一般人と超能力者の融和」を目指して戦ったことになる。教授たちの暴動に端を発するテロ活動にも対立するし、その一方で超能力者差別の方向に動いた社会の動向にも抗っている。一般人殲滅に動いたテロチームに荷担せずに「正義の味方」を貫き続けたのは、ひたすらに「正義感」から。まぁ、それはそれで主人公として正しい振る舞いではあるのだけど、あそこまでされて貫けるほどのメンタリティってのはなかなか形成しにくいものでね。言ってしまえばリンカって「普通の女子高生」なわけで、正義馬鹿の京太郎に影響されなければ、超能力に目覚めた後もひたすら「普通の」生活を続けることは可能だったはず。家族ぐるみでヒーローデビューしちゃったのって、「ノリと勢い」以外はないんだよな。そして、そんな連中がテロ集団と渡り会えるくらいに強くなってしまった。パンダの修行とかのおかげもあるわけだが、リンカは能力自体大したことないので、並み居る強敵相手にあそこまで渡り合っちゃうのも違和感があるよね。「強さ」の尺度が凄く分かりにくい世界で、紫ちゃんだって、言ってしまえば能力をフルに活かしても「すごく強い一般人」どまりだしねぇ。まー、敵側の超能力者も、別に百戦錬磨の戦闘集団ってわけでもないので、これはこれで良かったのか。 細かい難点はあるものの、シナリオは普通の能力バトル漫画である。これでもう少し作画クオリティが高ければ「普通のアニメ」として楽しめたのだろうが、中盤割と崩れたんだよな。特に「今作独自のセールスポイント」があるわけではなく、1話で登場した「喰霊」集団の皆さんも(当然のことながら)本作には関係無いし。取り立てて推すポイントが無かったので、結局低空飛行のまま終わってしまった感じかなぁ。「頭蓋ふんサイキック」って言いたいだけやん、感。 中の人的には、木戸ちゃんが頑張ってるし、ころあずも相変わらずいいポジションで仕事してくれていたので、じわじわとホリプロ勢が勢力を拡大させていることを感じられる作品になっている。あと、「喰霊」の黄泉・神楽コンビが、何故か今作ではペンギンとペリカンというダブル鳥類なのがなんか笑えた。毎週次回予告でペンギン語を聞くのがやたらと楽しみでした。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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