最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「人生」 5→5 突然私事で恐縮なんですが、割とアニメをよく見る先輩がいるんですよ。普段からバリバリ仕事が出来る大変有能な人で、「この人、アニメなんか観てる時間あるのかな」って心配になるような、私とは真逆の人間なんですが、過去に「そふてには正義」という意見が一致し、固い握手を交わした事がある。その先輩は現在ごちうさ難民になっており、仕事の愚痴の合間に「あぁ〜、ぴょんぴょん出来ないんじゃ〜〜」と嗚咽を漏らしながらも日々を生きているのです。かくいう私はごちうさにピンと来なかった人間なので、「まぁ、好みが合わないこともあるわな」と思っていたのですが、そんな先輩が今期勧めてくれたのが、この「人生」だったんです。うん、正直「またおかしなこと言うとる」と思いましたよね。よりによってそこかよ、と。あまりに仕事が忙しくてヤキが回ったかな、とちょっと心配にもなりました。先輩曰く、「いや、あれは癖になるんだよ」とのこと。そんなことを言われても、大したことやってるアニメでもないし……。 (……1ヶ月後)うん、割と癖になるな。気付けば評価は上がり気味。アホなアニメなのは間違いないし、くだらないといえばどこまでもくだらないのだが、不思議と一本芯は通っている気がする。いわゆる「学園ギャグ」なので無理矢理近い所を探せば「生徒会の一存」とか「えびてん」あたりが類似項になると思うのだが、そういう作品よりもはるかに観やすいし、1クール分のシナリオラインは不思議とすっきりしている。キャラ配置が観やすかったおかげなのか、ギャグ・エロ・シリアスのまぜ具合に無理がなくて、ボーッと観ているとだんだん女の子たちの味わいが癖になってくるのは分かるような気がした。 始まった当初は、「理系文系体育会系」というあまりに安易なキャラ分けに「こんなんネタとして続くわけない、すぐ飽きるやん」と思っていたのだが、それぞれに「系統別萌えキャラ属性」というのを付与し、いちいち頭のおかしなラブストーリーを匂わせることで、単なる「系統別あるある」からは少し離れて、「変な価値観を持つ連中とのドタバタラブコメ」として成立。理系のツンデレ設定があまりに阿漕であるとか、文系は最終的に影薄いやん、とかいう問題はあるものの、途中で参戦した芸術系がいいアクセントになったし、常に中心となった体育会系のエネルギーはギャグの回し役として充分。気付けば「よく分からん退屈なラノベ」から「割とおもろい、どうでも良い作品」まで評価が上がっていた。不思議なものである。 シナリオ部分では、「人生相談ラノベ」という無茶苦茶なカテゴライズをうまくスカして普通のシナリオ展開に持って行けた部分が良かったのだろう。ず〜〜〜っと三者三様で人生相談に答えていくだけでは当然お話が成立するわけないので、そこは当たり前の流れだったけども。ただ、そうして初期の流れを逸脱しながらも、最後までちゃんと「人生相談」成分は残していたのが好ましい。普通、初期設定って必要なくなると脇にうっちゃられてしまい、「これ、別に最初の設定なんでもええやんけ」ってオチになりがちだが、本作の場合は一応土俵際ギリギリで「今作らしさ」を維持することが出来たのである。その他、映像面に関しては充分に阿漕な画面が出来ており、このあたりは流石の川口敬一郎。ギャグをやらせると絶妙な安定感があり、どんな作品でも決して大ハズレにはさせず、何か1つくらいは「ここが気になる!」っていうポイントが作れるのは貴重な才能だと思う。 最後は中の人だが、出てくる女の子は満遍なく可愛かったし、若手オンリーのキャスティングが想像以上に上手くいっていた。中でも注目したいのは体育会系担当の諏訪彩花と、芸術系担当の大西沙織かな。諏訪はこれまでも何作か声を聞いてきたが、今回が一番かっ飛んでいて楽しかった。ちゃんとこういう仕事も出来るんだよね。大西は最近飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍だが、今作でも良い具合にどっか抜けてる感じがナイス。典型的な「良い声質」だと思うよ。まぁ、個人的にはそんなん言いながらも前田玲奈が一番好きなんだけどね。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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