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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 勝手な毎年恒例! 「声優グランプリ」付録冊子、声優名鑑のチェック記事でございます。どうなんだろ、こんな暇なことやってる人間ってどれくらいいるんだろうね。割とうちのブログの検索ワードで「声優名鑑」は思い出したように該当することがあるのよね。ちなみに、昨年分はリンク参照のこと。

 

 さて、毎年やっているこのチェックだが、やり始めた時期には「まぁ、1回やれば毎年毎年そこまで変化なんてないやろ」という思いがあったのは正直なところ。だって、1つの業界内でそんなに大量に人員の出入りなんてあると思わないじゃん。しかし、まだまだ声優業界は余力を残していた模様。掲載人数の推移を確認しておくと、私の手元にある最古の「名鑑」が2002年度版で、こちらが343名。そして、この記事を書き始めたのが2010年度版からで、以降の変化は536人→536人→548人→596人→644人。年々微増を続けていたが、冊子がフルカラーになった昨年度から爆発的に増加。そして、今年も昨年同様のフルカラーの背綴じ版。更に冊子の前後に日ナレ関係の広告ページを増やし、実際の名簿部分も4ページ増。1ページに12人が掲載されているので、去年からさらに48人を追加し、今年度の掲載人数は過去最多の696人である。どこまで行くんだ声優名鑑。流石にチェックしきれないぞ声優業界。実際には女性編だけでこの人数なわけで、「声優ファン」を自称するなら男性を含めて軽く1000人以上もの対象を相手にすることに……。いや、全部覚えなくてもいいんだけど。ざっと見ても知らない人いっぱいいるし。それにしても……多いなぁ。

 

 さて、いつものように、今回も「新規加入」と「退場」で声優業界を見てみましょう。

 

IN61名)

茜屋日海夏 朝井彩加 あんどうさくら 飯塚麻結 生田善子 

磯部花凜 板野清夏 伊藤彩沙 今村彩夏 内田愛美

大和田仁美 奥野香耶 小澤亜李 柏山奈々美 木村珠莉 

桜井春名 里咲芽生 篠田みなみ 下地紫野 白石真梨 

白川愛実 鈴木絵理 関根明良 藏合紗恵子 高野麻美 

高橋李依 立花理香 田中あいみ 田中美海 谷口夢奈 

冨岡美沙子 長嶋光那 長縄まりあ 長弘翔子 鳴海杏子 

新津奈々 新田ひより 花守ゆみり 日野未歩 平野文

深川芹亜 藤田奈央 M・A・O 槙乃萌美 松井茜 

松田颯水 松田利冴 松本まりか 舞山裕子 水野麻里絵

峰あつ子 村中知 杜野まこ 山賀晴代 山崎エリイ

山下七海 山田悠希 山根希美 優木かな Lynn 

和久井優

 

 全部で61名、昨年度はモバマス関連の加入が多かったが、今年は割と分散しているだろうか。複数出てきているタイトル別に見ていくと、まずは私がカバーしていないジャンル、アイカツ、プリリズ勢。このあたりって若手が出やすい土壌なのでしょうかね。

 その他、まず目に着くのはWUG絡みの名前。7人のメンバーのうち、奥野香耶田中美海山下七海の3名だけが今年ようやく名鑑に掲載されるにいたった。それぞれハナヤマタ、異能バトルでレギュラーを張っており、おそらくこの3人は声優に絞って活動を続けていくことになったのだろう。残り4人はどうなってるんだろうね。同様に新人を多く起用した最近の作品では、たとえば「六畳間の侵略者」があり、早苗役の鈴木絵理、ティア役の長縄まりあの2人は今年から。あれ、でもゆりかちゃんの中の人とかは入ってないんだな。

 また、現在も注目されているのは「SHIROBAKO」勢だろう。宮森役の木村珠莉、美沙ちゃん役の高野麻美、りーちゃん役の大和田仁美と、去年いなかった人間は全員クレジットされている。全員新人らしからぬ安定感なのが良いところね。そしてもう1作、「ユリ熊嵐」も紅羽役の山根希美、るる役の生田善子の2名が初登場。その他、「新妹魔王」で主演デビューした朝井彩加はすでにもう一本主演が決まっているし、たった一本の作品でいきなり人気声優の仲間入りをしてしまった小澤亜李ちゃんも今年からのシンデレラガール。「ワールドトリガー」の村中知、「ローリングガールズ」の花守ゆみり、「グラスリップ」の深川芹亜、「ズヴィズダー」や「サムライフラメンコ」で活躍した山崎エリイなんかも見覚えのある名前である。

 やや意外な枠としては、例えば歌手としても活躍中の鳴海杏子。そうか、まだ声優名鑑には載ってなかったんだな。まぁ、大して大きな役をやってないのは事実だし、これから先はアーティストメインでやっていく気もするが。そして、そう言えばまだだった枠は貫禄のM・A・Oだろう。本気で声優活動始めてからまだ2年程度なんだよな。驚きである。逆に、ジワジワちょっと前から仕事してたけど、プロダクションエースブッキング作品以外ではなかなか活躍出来なかったおっぱい魔神こと藏合紗恵子。声質は独特なのだから、良い仕事にハマれば一気に出てくる可能性もあるのだが……。あ、そういえばファフナーの放送に合わせてか、松本まりかも帰ってきてるな。

 それ以上に意外な枠としては、平野文・峰あつ子という重鎮の名前が何故かこんなところに。この二人の名前は、私の所持する過去13年分の名鑑にも一度も掲載されてないのよね。なんで今更になって載ったのかは相変わらず謎。ただ、平野文は最近また活発に声優活動を行うようになってきているので、その影響はあるのかも。

 

 

OUT13名)

浅田葉子 尾小平志津香 加藤優子 児玉明日美 鮭延未可 

笹島かほる 鉄砲ゆりの 藤屋裕子 松山薫 真山亜子

三宅華也 宮島依里 宮本佳那子 

 

 紙面から名前が無くなってしまったのは13人。ページ数が増えているのだから消える名前はそう多くはないのだが、それでも毎年何人かはいるものだ。多くは最近あまり表立った活動がなく、ひょっとしたら仕事を控えているのかな、という人たちが多い。調べてみてもここ数年の仕事履歴が確認できなかったりね。そんな中で気になる名前は、まずは笹島かほるだろう。これまでずっと掲載されてきたかほるん。元相方は今や釣りにプロレスにと大忙しの謎タレントとして開花しているが、かほるんの方は今年づけで事務所を離れてフリーになっているために、活動中ながらも名前が無くなってしまったようだ。

 また、尾木プロという事務所所属の人間の名前が2人含まれている(尾小平志津香、鮭延未可)。声優事務所としては小規模なところだが、掲載人数が膨れあがると、どうしてもそういうところの名前から減っていくことになるんだろうか。事務所関連では、オフィス野沢(加藤優子)、大平プロ(松山薫)といった大御所の立ち上げた事務所が事実上の業務終了のために所属の役者がフリーになったり移籍したりしているために名前が消えている場合も。このご時世、なかなか養成所や事務所の経営も楽ではないようだ。また、まこぴー役などで2年ほど前に出てきた宮本佳那子は、体調不良による長期の活動停止とのこと。そして一番気になるのは、ついに三宅華也の名前が消えてしまったことだ。まぁ、確かに声優としての活動は最近見られなかったけどさ……うっかり侍、大好きだったのだが……なんとかこの業界に戻ってきてくれないかなぁ。

 あと、個人的にずっと気になってた存在、それが鉄砲ゆりのであった。ずっと名鑑には載ってたんだ。そしてこのインパクト抜群の名前に加え、アー写のインパクトも絶大なのである。「この人、何者やねん」と思って調べても、大して仕事はしてないのである。結局、何者だったんだろう……。

 

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