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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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2月13日 ドラフト模様(FRF TKT×2)

ピック順 【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Mei】→【Alessi】→【Serra】→【Sangriter】→

 

 今環境4戦目。この環境は実力が出やすい環境らしいですよ(受け売り)。まぁ、試合中のあれこれは置いとくとして、今後の予定についてここで確認しておきましょう。変則日程になっているので、次の「タルキール龍紀伝」の発売が3月27日。つまり、毎週金曜日にドラフトが発生しても残る試合数はあと5試合! こんなに短い環境は史上初ですわ。来週は1名欠席が確定しているし、2月、3月、4月にかけては帰省なんかも発生するかもしれません(主に俺に)。欠席の連絡などは早めにお願いします。

 あと、これはすげぇどうでもいいことなんだけど、3月末発売ってことは、プレビューが3月中に発生するんだよね。……………………一身上の都合により、3月は無理や。流石にあかん。時間無い。……ので、これまで十数年一度たりとも休まずに続けてきたスポイラ記事については、今回は一切書かないことを宣言します。……「どうせ書きたくなるに決まってる」って思うじゃん? 俺も思うじゃん。でもさ、今回ラージセットなんだよ。すげぇ大変なんだよ。そして、多分カード1枚でも何か文章書いたら、結局全部書かないと気がすまないんだよ。だから、絶対書かない。今俺は豆腐のように固い意志でそう誓ったのだ。もし書き始めたら、むしろ察して(こんな通信も書いてる場合じゃない、っていう事実についても察して)。

 

 




 

    AL SE TH SA ME CH

AL  ー  ○  ×  ○  ×  ×  2ー3 6 ○

SE  ×  ー  ×  ×  ○  ○  2ー3 4 ○

TH  ◎  ◎  ー  ◎  ×  ×  3ー2 2 ○○

SA  ×  ○  ×  ー  ◎  ×  2ー3 3

ME  ○  ×  ○  ×  ー  ×  2ー3 5 ○○

CH  ◎  ×  ○  ○  ◎  ー  4ー1 1 ○○

 

 

1位 【Sea-chicken】 ティムール <世界を溶かすもの、アタルカ 谷を駆ける者 熊の仲間>

 パティシエ系男子。このドラフトの開始前、毎年恒例のバレンタインスイーツ作りにチャレンジしていたのだが、残念ながら初挑戦のマカロンがなかなか上手くいかず、残念そうな顔で参戦。「大量の卵黄が余ってしまっている。今の俺にはマカロンの守護がついている」という謎の宣言から試合開始。今にして思えば、ひょっとして「マカロン」というのは漢字で書くと「真赤龍」と書くのではなかろうか。1引きの「アタルカ」さんからスタートして、すげぇすんなりとティムール街道をひた走り、そのまま溢れる航空戦力で殆どの相手を押し潰してしまった。友好色ドラゴンスタートだと窮屈なピックになることが多く、実際、このデッキだってかなり均等めの3色デッキである。ピック表を見ても、ほとんどコモン土地すら引いておらず、どうせ適当に事故るやろ、という雰囲気が漂っている。しかし、何故かこれが回ってしまった。勝ちに繋がった要因は定かでないが、1引き「谷を駆ける者」というやらかしてる臭いがぷんぷんする執拗な2マナ確保。「高地の獲物」2枚もキープ出来ており、これでなんとかスタート地点が維持出来る。これに適当な変異をはさみ、このデッキの主戦場である空へとつなぐ。「蓮道のジン」「エイヴンの偵察員」「河水環の曲芸士」、そして「精神掃きのドラゴン」というヘヴィー級の爆撃機打線は、地上を「松歩き」なんかが制圧している間に相手を殴りきるのに充分で、むしろ「アタルカ」さんはオーバーキルの印象すらある。よくもまぁ、こんだけわちゃわちゃしたデッキを回しきったもんである。これが、マカロンのご加護だというのかっ!

 

 

2位 【Thraxi】 ゴルガリ <開拓地の包囲 アブザンの鷹匠 長毛ロクソドン>

 対照的に、徹底的な安定嗜好なのが私。1引き「開拓地の包囲」からスタートなので出来れば後ろ目のマナ域で勝負したいと思っていたが、1,3パック目で「グルマグのアンコウ」が2匹確認できたので、「マナランプ戦術と探査デッキを並行してデザイン出来れば安定するのではないか?」というアイディアからデッキのベースを固めていった。ギリギリまで白を刺すことは考えていたのだが、結局そこまでの陣容は揃わなかったのでゴルガリ2色に決まり、デッキのベースは「グルマグのアンコウ」×2に「長毛ロクソドン」×3という脅威の重爆軍団。「包囲」やこれらのヘヴィー級を引きこむために「苦々しい天啓」が2枚、それに「ラクシャーサの秘密」で探査も同時にサポートし、並んでしまえば「ケルゥの吸血者」のドレインだけでも勝てるくらいのラインナップになっている。およそ狙い通りのデッキ作りには成功しており、探査をメインコンセプトにした割りには安定して回せたと思う。やはり「長毛ロクソドン」様々だ。ただ、まだピック中に決め切れていなかった部分に反省が残り、土地を優先したせいで「高地の獲物」×2を取り逃したのはかなり痛かった。このデッキの最終形が見えていれば「マルドゥの頭蓋狩り」でなくて「獲物」1択ってのは後から見りゃ一目瞭然なんだけどな。どの程度色が散るか決めきれなかったからなぁ。

 

 

3位 【Sangriter】 マルドゥ+緑 <命運の核心 対立の終結 アイノクの盟族>

 信じられないレアの引き方。「この環境で勝つにはどうしたらいい」というインタビューに対し、「全体除去」という身も蓋もない回答を提示するひどいデッキである。こんだけのコントロール力を持つのだから生半可なことでは負けるまい、と思うのだが、いかんせんデッキの色が固まらなかった。白黒2色がほぼ確定なのだからマルドゥかアブザンだが、この2つの氏族って、結局最後の最後まで決定打が見つからなかったんだよね。コントロール寄りなんだからマルドゥには決めにくいんだけど、今回「アブザンの先達」がいなかったし、コントロールデッキに決めるための「射手の胸壁」がでないのでアブザンの流れもはっきりとは見えない。結局「マルドゥの荒くれ乗り」の赤、「軍備部隊」の緑といった要素が散り散りになって4色デッキ。まぁ、ピックは割と早い段階からしんどくなりそうなことは察していただろうから、土地はそこそこの枚数キープ出来ていたし、「荒野の地図作成」なんかもあるのでそこまで不自由なマナ状況にはなっていないが、後はその時に引いた適当に強いカードを雑にぶち込むだけである。攻めの基点となっていたのは何と言っても「ゴブリンの踵裂き」で、これがあるおかげで中盤に相手にプレッシャーをかけ、クリーチャーを並べることを誘導してのラスゴ、というのが綺麗な流れ。疾駆だと「踵裂き」が流されずに済むってのも微妙にシナジっているし、13引きしてる「マルドゥの隆盛」も相性が良い。「これは勝つデッキ」とは言ったものの、まぁ、実際は2勝3敗の4人並びなんですけどね。にょわー。

 

 

4位 【Serra】 ジェスカイ <電撃顎のドラゴン マルドゥの心臓貫き 飛鶴の技

 「運命再編」は80%以上のレアが1引き出来るそうですが、残りの20%の方を開けたのがこちらです。しょうがないのでコントロール力の高い「電撃顎のドラゴン」からスタートし、ごくごく自然な流れで毎度お馴染みのジェスカイに寄っていく。白い果敢絡みのカードは我々のピックでは比較的優先度が低いようで、集めやすいってんでここが一手に引き受けることが多くなっているのが、クランの偏る原因のようだ。今回はそれ以外にもジェスカイはやりやすそう、っていうか、結局「運命再編」は青コモンがかなり強いので、放っておいてもそちらに集中しやすいのだ。普段は割と1人でやりくり出来るはずのジェスカイだったが、今回は担当が2人、それに割と似たコンセプトのティムールも1人おり、安価で回収出来たカードはそう多くない。中盤以降の引きでパーツを集めにくく、当然そこには土地も含まれるために、マナ基盤を安定させながらデッキを底上げするのは案外大変だったようだ。特に今回、「タルキール」の方で相手の盤面に触れるカード(引き剥がし、抵抗の妙技、矢の嵐等)が少なく、並べてドーンの展開に特化しなければならなかったので、クリーチャーの質はダイレクトに影響したし。

 

 

5位 【Mei】 ジェスカイ <宮殿の包囲 急流の崖 火口の爪

 続けてジェスカイ。ただ、デッキの組成はかなり異なっており、こちらは最初は全然ジェスカイを目指していなかったが、1パック目のあまりカードから判断して寄せていったもののようである。何しろ1パック目の引きは「黒いカード」→「緑のカード」→「青のカード」→「白のカード」→「青のカード」と引いて、そこから「風に削られた岩山」→「風に削られた岩山」→「溢れかえる岸辺」という流れ。最初の黒と緑をさっさと見切って後のジェスカイの流れに備えたあたり、非常に思い切った判断であるが、これが割と賢い選択肢であった。1213引きでジェスカイ系のキーとなる「戦乱の閃光」がキープ出来て、そこから更に「武器を手に」も2枚。いわゆるジェスカイトークンの流れを、なんとかリミテッド風に再現して補強したデッキだ。それだけだと決め手に欠ける完成度になっていただろうが、チート兵器「火口の爪」により、ダメージ計算はより大雑把ですむようになった。ひでぇ話だとは思うが、こうしてピック表を見ると、色々と試行錯誤している様子がうかがえるのでむしろ頑張ったと言えるんじゃなかろうか。

 

 

6位 【Alessi】 アブザン <不屈のダガタール 灰雲のフェニックス 松歩き>

 勝ちとか負けとかいう概念すら失った男。いや、今回は2勝してるんだから一応回復傾向にはあると思うんだけどね。本当に「分からない」らしいです。1引き「ダガタール」は非常に分かりやすい指針を与えるスタート。この流れに乗れるかどうかは回りの状況次第であるが、流石に2引き「無形の育成」はカウンターを載せる戦術に殉じるにしても早すぎる選択な気はする。友好色で縛るメリットも薄いし、序盤のピックはもう少し素直にパワーカードを引いても良かった気はするのだが。そこからは無事にアブザンへの流れが見え始めるかと思いきや、マルドゥとの両天秤を捨ててはおらず、緑と赤で揺れ動いているところに、2パック目の悪魔「灰雲のフェニックス」が現れてしまう。上下が赤で挟まれ、今回は6人中4人が使っている赤だ。ご愁傷様である。「これはマルドゥか?」と思ったのもほんの一瞬のこと、すぐに隣からは「包囲サイ」という致命的メッセージ。それまでの引きも鑑みて、最終的にはやっぱりアブザン。非常に苦悩の分かりやすいピック表である。でもまぁ、完成形だけを見ればサイがいてダガタールがいて、決して悪いアブザンではないだろう。カウンター載せる方法が乏しいのでダガタールは本当に単なる4/4のおっさんだったけども。あとは、心がけの問題……じゃないかな。

 

 

 

今回のピック表

 

 【Sea-chicken】(赤青緑)→【Thraxi】(緑黒)→【Mei】(青白赤)

                        

 【Sangriter】(赤黒白緑)←【Serra】(赤青白) ←【Alessi】(白黒緑)

 

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コメント
お疲れ様です
プレビュー記事が見られないのは残念ですが、この過密スケジュールじゃ仕方ありませんね

あ~財布が悲鳴をあげるんじゃ~
【2015/02/14 23:40】 NAME[DRAKE] WEBLINK[] EDIT[]
Re:お疲れ様です
そう言って頂けると嬉しいので、やっぱり何か書きたく……いやいや、書かないって決めたんや(フラグ)。一身上の都合なのです。申し訳ない。
プレビュー書けないと予習も出来ないから次の環境に対応出来るかどうか……
あ〜カード置く場所がないんじゃ〜。
【2015/02/14 23:52】
無題
プレビュー記事、いつも楽しみにしていたので残念ですが、お忙しそうですし諦めます(笑)
あと、seaさんおめでとうございます!(隠れファン)
【2015/02/15 00:23】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
うわぁ! なんかもうありがとうございます。あかんやん、確実に調子に乗るタイプだから、こんなこと言われてると書きたく……いや、書かない。と思う。うん。毎度御覧頂きありがとうございます。

なお、シーチキンを名乗るあやつは最近割と勝ちパターンを覚えて気が大きくなっているので、そろそろシメるタイミングだと思ってます。
【2015/02/15 04:40】


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