最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
大体想定通りの終わり方だよな、最終話。「想定通り」ってのは、「良くも悪くも」である。 まず「良くも」の部分だが、幕引きとしては割とさっぱりしていて後にしこりを残さない終わり方。あれだけの大事件が色々と起こった結果なのだから、やはり犠牲者ゼロというわけにはいかず、元の遊太の方は正式に「死亡」扱い。前回予想していた「グリコがみかたんの身体に入れ替わって悪役だけ退場」という終わり方は当然選択肢としてあったのだろうが、「正義の味方」である遊太が、過去の親友であり、最大の悪役であるグリコの退場を許さないという決断をし、その結果、退場するのは遊太になったわけだ。遊太を失った古来館は、残った「幽体遊太」の処理をそつなくこなし、かつての「ラブラの天啓」の伏線回収。また、「ループが途切れるとタイムパラドクスが生じる」ってことで、改めて「あの日」にループしてのチャレンジという、ある意味一番恐ろしい選択もきっちり残されている。まぁ、正確にはループが繰り返される方がパラドクスとしては深刻なのだが、あのまま幽体遊太を放っておくと何かと面倒なので、古来館は「女の子だけが残りましたよ」というエンディングの方が(少なくとも見た目上は)さっぱりしているだろう。今週は完全にどこかへと消えてしまっていたチラ之助についてもよく分からないながらも一応「落としどころ」があったし、遊太ボディを受け継いだみかたんがこれからも少数精鋭ジャスティスパンチとして世界を守っていくという「後日談」はさっぱりしていて良いものだ。 とまぁ、ここまでは「良くも」であるが、残る部分はやはり突っ込まずにはいられない諸々のほころび。シナリオの矛盾点は真剣に検討したら逆に色々と説明出来るかもしれないのではしょるが、いくら何でもグリコの突然の翻心は流石にどうなのか。彼(彼女)が何故Q-may会の庇護下に加わり、こんなとんでもない悪だくみに加担することになったのかは、彼の非常に短い回想シーンで何となく語られたわけだが、それで「地球を滅ぼしましょう」まで行ってしまう短絡思考がまず納得いかない。更に、そんな短絡思考かつ破滅思考の人間が、遊太と散々暴れ回った末に、みかたんのゲンコツ一発で突然憑き物が落ちたように拳を納め、急に反省し出す展開はどう頑張ってもついていけない。そんなすぐに落ち着くような野望で地球壊すな。そしてチラ之助は六十数億もループ繰り返すな。結局、最後の最後にチラ之助が一切関与しなかったせいで、「世界改変のルールってどうだったんや」という部分がさっぱりである。 また、途中でぶっ壊されたメイカが復活した理由が明示されていない(一応、ムヒの再生力が関与したという解釈でいいのか?)とか、壺内Q冥があっけなさ過ぎるとか、米軍との軋轢が残り続けているはずの古来館があのまま存続していいのかとか、そもそも今回の大立ち回りで一番人殺してるのって確実にイトだよね、とか。特にイトの殺戮行為はどうあがいても見過ごすことは出来ない大罪だと思うんだけど。あれだけヘリとか戦車ぶっ壊してるんだから、軽く数十人単位で人殺してるはず。そりゃまぁ、おかげで数十億人が救われたのだから結果オーライなのだろうが、米軍側からしたらそんなことは「たられば」でしかないわけで。もちろん、米軍も壺内Q冥にいいように操られてしがない一般人を襲いに来たという負い目はあるんだろうが、それでも「一番心優しいはずのイトに殺戮行為をさせる」というシナリオは如何なものか。結局メイカの作った「バーリアー」があったから、イトが暴れなくても米軍を寄せ付けなかったんじゃないか、って気もするしなぁ。 まー、クライマックスでの三局のクライマックスを同時多元中継で繋ぎ、古来館ガールズ(4人)の最大の見せ場を一気に畳みかけるっていう盛り上げ方は面白かったと思う。特に、ラブラがこの局面でやたらと大活躍してくれていたのは実に良かった。結局彼女、インチキだと自分で行っておきながら、九字印結んで悪霊ぶっ飛ばすくらいのことは出来る奴だったのね。古来館最強はメイカだろうが、メイカが生まれるための条件としてラブラが必要だったわけで、実は今作で一番の重要人物は彼女だったのではなかろうか。 結論:俺はパンツ見せるならイトのパンツだけでいいかなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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