最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「六花の勇者」 6 正直期待票ではあるのだが、今期では割と楽しみにしていた作品。 期待している理由は主に3つ。1つは監督が高橋丈夫であること。機会があるごとに書いているが、私は高橋丈夫の画作りが大好きなのである。その最たる例が「狼と香辛料」だったが、1つ1つのシーンの意味づけが抜群に上手く、さりげない中にも色々と興味を引く要素を入れ込むことが出来る魅力的なクリエイターだ。「まおゆう」は残念ながら尻すぼみになってしまったが、あれは筋立てが悪かったんだと勝手に決めてかかっている(まぁ、その原作者の作品である「ログホラ」が面白かったので悩ましいところではあるのだが)。 そして、「じゃぁどんな筋立てなら満足出来るのか」と言われるとなかなか難しいのだが、そこで今回登場してもらうのが、原作・山形石雄というセッティング。私は常々「ラノベ」という言葉を侮蔑的に使っており、ろくにラノベの知識も無いのに軽んじる傾向にあるが、そんな私がうっかりハマってアニメ終了後に一気読みした唯一のラノベ作品が、かの「戦う司書」だったのである。「戦う司書」はアニメとしてはあまり話題にならずに終わってしまった作品であったし、確かにアニメは原作に比べるとどうしても性急になった感は否めないが、それでも私は何か強烈な魅力を感じたものである。多少の抵抗を感じながらも原作を1巻から買い始め、あれよあれよと全10巻。やはり勢い任せで無茶苦茶な話だとは思いながらも、常人ではなかなか思いつけないようなアイディアが光る部分も多く、「これがラノベってんなら、ラノベも良いものだ」と考えを改めるにいたった。 そんな「戦う司書」の作者の次作を、今度は高橋丈夫監督が映像化してくれるってんだから、そりゃ期待しないのは嘘だ。更に、本作のプロットを見ると「能力ファンタジー」ながらもそこに大胆に「人狼」要素を盛り込み、ミステリ的な要素も関わってくるというのが3つ目のポイント。昨今の人狼ブームはファンとしては嬉しいものであるが、人狼ってのはあくまでもファジーなもの。どうしてもミステリ・サスペンス作品として成立させようとしても凡庸なまとめ方になる場合が殆どである。何くれとなく人狼関係の小説とか漫画作品とかを読んでみるものの、大体は「まぁ、そうなるやろ」で終わったり、支離滅裂になるものばかり。それならばいっそ、「人狼です」というのをメインではなくサブのポジションに置いてみればどうなるか。本作は第1話を見て分かる通りに、あくまでも異世界ファンタジーバトルがメインである。そこに副次的要素として人狼が絡んだ時に、一体どんなお話が展開されるのか。そこが全く予測出来ない。ひょっとしたら過去の類例以上にグダグダになるかもしれないわけだが、そこは山形石雄という作家の底力に期待したいわけで。再びノロティやモッカニアのような魅力的なキャラクターに出会えることを祈っています。 視聴前に具体的な懸念材料があったとすれば、それは制作スタジオであった。パッショーネというのは何しろあの「RAIL WARS!」を作っちゃった会社ということで、不安にならなきゃ嘘である。しかし、考えてみれば「戦う司書」だって作画はメタメタだった。david proはそこからスタジオとしての経験を重ね、「ベン・トー」「妖狐×僕」、そして「ジョジョ」と素晴らしい結果を出したのである。パッショーネだって、きっと今回はやり遂げてくれるはずだ。実際、1話目の映像は良好で、例えば姫様が牢獄をぶった切って従者をたたき落とすシーンなんてすごく好き。戦闘シーンは流石にグルグルさせすぎだとは思うけど、これだって「今回の映像はやりますぜ」という製作側の意気込みの表れだろう。高橋丈夫の画作りは、人と人との距離感・温度を仕立て上げる部分にあり、具体的なバトル描写にこだわらずとも、今後疑心暗鬼に囚われるであろうキャラクターたちの心情描写に期待が持てる。いや、持ちたい。 中の人は、1話目はとにかく主人公役斉藤壮馬と、うさ耳姫様役のぴかしゃの二人舞台。ぴかしゃが異世界の姫になれば傑作間違いなしやで(ノゲノラ調べ)。相変わらずの巨乳声であるなぁ。残りのキャストについても事前情報から期待はMAX。最後の最後には「耳が幸せならそれでいいんじゃぁ〜」という逃げ方もありかな!(ボロボロの予防線) PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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